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私家版「駅弁日本一」なり。

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日本列島をオモテへウラへの移動生活はまだ続いている。先週は東京日帰り陸路の旅。富山から特急「はくたか」で越後湯沢へ、上越新幹線に乗り換えて東京へ。片道ざっと3時間半。サンダーバードで大阪へ行くのと変わらないけど、乗り換えで気分が変わる分だけ疲労は少ないかも。 時分どきの移動だと、上越新幹線の社内売店で私が「駅弁日本一!」と推してやまない新潟県新津駅は三新軒謹製の「鮭の焼き漬け」弁当に巡り会う可能性がありましてね。ほとんどの場合すげなく「売り切れです」と言われるんだけど、この日はラッキーにも入手することができました。 朝の「目覚ましテレビ」で魚座が第一位に輝いていただけのことはあります。一日のツキを感じさせる出来事でした。さてさて弁当を開きますか。 この端正な面持ちはいかがでしょう。コシヒカリのご飯に、ポテトコロッケ、分厚い卵焼き、昆布豆とお新香、筋子、メンマ煮、そして横綱「鮭の焼き漬け」。焼き上げた鮭を酒と醤油のつけ汁に漬け込んだ香り高い絶品でございます。 鮭のアップです。ほこほこしていて、お酒のいい香りがいたします。このあとが仕事じゃなかったら絶対に日本酒が欲しいところ。無念。 昆布豆と筋子とか、酒がすすむものばかり入っています。呑んでいい時にこの弁当が入手できると、コロッケとメンマ煮でビール、焼き漬けと昆布豆、筋子で日本酒。卵焼きとお新香でご飯を平らげて、お口直しがパイナップル。よくできてますねえ。 さて、東京でのお仕事を片付ければ、まさに彼は誰時とあいなりました。喉が渇いてくる時間帯でございます。銀座7丁目のショットバー「Rock Fish」へ突撃。大阪サンボア系の言わずと知れた名店です。もともとは大阪の北浜にあって、関西在住時代はよく行ったもの。 端正なハイボールでしょう。特注のグラスはウィスキー60ccとウィルキンソンの炭酸1本がちょうど収まるサイズ。ここに私は我儘言って角氷をカキンと入れてもらうから、かなり濃いハイボールとなります。立ち飲みスタンディングスタイルのスタッグバーだから、滞在時間30分ほどで2〜3杯飲んでサッサとお勘定するのがオトナの楽しみ方ってもの。 さらに3時間半の長旅を終えて富山へ帰着。どうして人は出張帰りというとまっすぐ家に帰られないんでしょうねえ。行きつけの店で「あ〜疲れ

復活! スギ花粉症。遠征先で罹患の巻。

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残念無念というか。 風邪でダウンしているつもりだったのに クスリがちっとも効かないから、ひょっとして・・ と思って耳鼻咽喉科へ行ったなら。 ひとわたり診察(あちこちの穴をこじ開けて覗き回って)のあと。 先生「おかしいなあ。富山じゃまだ出てこないはずなんだけどなあ。早すぎる。    ひょっとして先週あたり、出張とか行かれました?」 私 「先々週から連続して関西へ。週半分くらいはあっちにいたんじゃ    ないかなあ」 先生「天候はどうでした」 私 「そらもう、富山じゃお目にかかれない晴天で、奈良県に行って    ゴルフまでやってました」 先生「それですね。スギ花粉症です」 私 「あれ、昨年症状が出なかったからすっかり治ったかと」 先生「花粉症に完治はないんです。お薬出しときますから」 何事も先駆けることが商売なんだけど、花粉症の先駆けはいただけませんな。 しかし。そうであったか。先週行った「奈良の杜ゴルフクラブ」は、確かに吉野杉にかこまれてはおりましたが。その前の週に行った神戸三田ゴルフクラブも、林間コースではありました。 雪に閉ざされて、4月までゴルフできない富山ケンミンを尻目にして、自分だけ暖かい関西でボール遊びに興じていたから。おまけにベストスコアが出たなんてはしゃいでいたから。 ケンミンの怨嗟の情が重なって、花粉症の復活なんてコトになったんでしょうねえ。

革新的スキヤキ論。自炊的週末の果てに。

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例年行事のごとく、聖バレンタインデーあたりで風邪を引く。今年も例外に漏れず、15日ころから「何か変だナ」と違和感が発生し、17日には「あちゃー鼻風邪や」と実感し、せっかくの週末を大半は寝て過ごすことになってしまいました。 17日金曜日はそれでもまだガッツがあった。風邪にビタミンをと、ベーコン入りのトマトシチューを作ったのだ。家の近所じゃバゲットなどと気のきいたものは売ってないから、サンドイッチ用の食パンをカリッと焼いてガーリックトーストにして。それにコールスローサラダまで作って、赤ワインで晩酌なぞ。 18日土曜日の朝は何となくだるくて、体温を測れば36度6分。平均体温が35度1分の私にはちょっとしんどくなる温度だった。しかし近所のコンビニへ行く道でこの雪ですからね。大雪警報はダテじゃなかった。市内の積雪は95センチとか。朝メシは野菜ジュースに前夜の残りをピザトーストにして。 えらい雪の中を苦労しつつ五福の主治医のもとへ。血圧手帳と人間ドックの結果シートを持参した。運動と生野菜や果物の摂取を仰せつかる。あと当面の風邪にお薬をいただいて。いつまでも若いつもりで夜毎に暴れているけど、私も来月で52歳だもんなあ。 医者から帰って、「にんすま」を仕込んだ。神戸に住んでいる頃に中華街の「天丼・にんすま」なる店で教えてもらった。「にんにくおすまし」の略で、病弱な父親を抱えた店主が工夫して作った独特のすまし汁が、天丼屋の名物となり屋号にまでなったもの。 鍋に水を張って、200ccにつき一片の割でむいたニンニクを入れ、だし昆布も入れて2時間。できれば一晩漬けた方がいいけど。それを中火で煮出して、煮え立ったら昆布を引き上げ、鰹節なぞ加えてひと煮立ち。漉して完成。ニンニクはそのまま漬けておいても構わない。 昼メシは「にんすま」にネギをどっさりと豚肉少々を入れてキムチをそえた「にんすまうどん」にした。生姜もたっぷりおろし込んでポカポカにあったまる。いい気分でベッドにこもって終日のたりのたりと。 ケーブルテレビで、「西部警察スペシャル」なんてものをやっていたので、ついつい見てしまった。変なヒューマンドラマより、バカスカ打ちまくって悪党どもを一網打尽って単純さがいいよね。ストレス解消になります。 夕食は「にんすま」

執行猶予か実刑か。越中「雪の判決」記。

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毎日降り続ける雪をただぼんやりと眺めている。たまに半日くらい晴れ間が出ることはあるけれど、次の降雪にむけてのわずかな執行猶予期間にしか感じられないし。 営業先の富山競輪場で。駐車場越しの立山連峰が美しい。除雪された雪と山並みが偶然にているのが凄いよね。仕事ついでに車券を買って大穴一発当てて、といきたいけれどこの日は競輪休日で全国どこでもやっていないから、場外車券売り場も閉まっています。残念と言うべきが未然の損害を防げたと喜ぶべきか。 ゴルフコンペに誘われてホイホイとまた関西へ。ほかにも老父の快気祝いやら一族郎党集まっての宴会とかもあったのだけど、モチベーションの柱は雪のない土地でのゴルフです。奈良の杜ゴルフクラブはアコーディアの運営と思えないほどに手入れがいい。オーバーシードでフェアウェイは冬でもきちんと芝が生えている。北陸人には何よりの眼福なり。 こんなえげつないホールもあるんですけど、OBを叩いたのはこの日はこのホールだけ。46/47で93は自己最高記録。夜は祝杯大会でもう一晩泊まってしまい、月曜日に半休を頂いて富山に戻ったのはここだけの内緒の話。最終ホールでアプローチミスと30センチのパットをショートするという、考えられないミスがあったのだけど、それがなければ89でした。 まあ今年のゴルフ目標が「90を切る」なんだし、あまり念頭に目標達成しても後がつまらんから、成果を上げるのは富山がシーズンに入ってから、と言うことにしておきましょう。 往復のサンダーバードでずっと読んでいた本。私が最も尊敬する広告マン、ディヴィッド・オグルヴィの評伝。スコットランド生まれで、オックスフォードを中退して台所用石炭オーブンのセールスマンになり、第二次世界大戦中は故国イギリスのためにスパイを生業にした。「商品を売る」コピーライターとしては全米随一の才能を誇った。いやまあ凄い男がいたもんだ。彼の著作は大概読んだけど、評伝は初めて。 昨日は午前2時までお得意先を接遇申し上げておりました。シメに寄ったバーで「ラスティ・ネイル」なぞ。直訳すれば「錆びた釘」。スコッチウィスキーにオレンジリキュールのドランビュイを割ったもので、相当にキツイけど、心があったまるカクテルです。帰り道には雪がチラチラと。 起き出してみればこんな有

これこそ驚きの事実。日本列島オモテとウラと。

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表裏一体という。万物すべて裏があるから表がある。日本列島また然り。太平洋沿岸を表日本徒呼び、日本海沿岸を裏日本と称する。別に差別用語だとは思わん。私は現在裏日本の越中国は富山県富山市に住む者である。しかし勤務先の本社は大阪にあり、月にいくたびか表と裏を往復する。 2月4日の土曜日に富山駅を出発した。先月中旬以来ずっと雪模様なんで、これくらいの積雪は別に珍しくもない。ただ強風などで遅延しないことを祈るばかり。前週に本社から出張してきたW嬢は、大雪のために富山・金沢で二泊三日の滞在となってしまった。 家事片付けの関係で、どうしても時分どきの移動となってしまった。おかげで昼食は冷や飯が嫌いなのに駅弁でしたためることとなる。富山駅「源」の「立山弁当」なり。これはこれでまあまあだけど、「源」なら普通の一番安い幕の内のほうが好きだな。 福井県は今庄付近の風景。北陸路屈指の豪雪地帯だけはある。すごいよね。iPhoneでThe Chemicals なんか聴きながら。90年代テクノと雪景色の不思議なマッチング。 大阪に着いてみれば快晴でしてね。裏と表の好対照にびっくりしますねえ、毎度ながら。おまけにあったかいし。今回のお宿は「クロスウェーブ大阪」といって研修宿泊施設で、お勉強する方々専用なんだけど、空き部屋があると割安で泊まることができる。 部屋にあらかじめPCが設置してあるんで便利、のはずなんですけど。IE6しか使えないのよね。googleもchromeが使えないから、PC環境が2000年代なんですよね。関係者の猛省を促したい。私の宿泊目的がゴルフと人間ドックだから良かったようなものの。仕事じゃ使えないPCをおいて、レンタル代取るってどうなんでしょ。 神戸三田GCにて。青空がまぶしいちゃ。軽く汗ばむほどの陽気でうっとり。それで喜んでしまったのか、プレイが雑になって104も叩いてしまった。思ったより距離が短くて、グリーン奥のややこしいところに球がいってしまって。 富山転勤前以来の人間ドックへ。大阪の帝国ホテルクリニックにて。身体じゅうを色々と点検されました。大いに苦手なバリウムもきちんと飲んで。検査後に数値についてのご説明があります。即日判決で、日本の法曹界とえらい違いや。 いやはや。γ-GTPをはじめとして、

スカパーのアンテナを除雪。恵方巻はローソンで。

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かれこれ一週間も雪が降り続いていて、雪景色もじゅうぶんに堪能した気分。毎日目が覚めると窓の外に広がる白一色の世界も、慣れるとそれが当たり前になっちゃって。 節分の朝。ひっさしぶりの青空で気分も軽く、といきたいところだけどエライ二日酔い。きのうもワインバーからカラオケスナックへ、お客様をご案内して深くなったもんなあ。 スカパーのアンテナって、面積の半分以上が雪に覆われると、受信障害を起こすんです。ケーキ作りに使うスパテラでアンテナ表面を除雪。外気温は零下3℃で、ベランダも凍りついております。 おらっちゃこげな道歩いて会社行くなんてやっとれんが。滑るし埋もれるしでもう大変だっちゃ。長靴が手離せんがに。 「雪の進軍、氷を踏んで どこが道やら さっぱり知れぬ~」って、映画「八甲田山」のなかで歌われていた軍歌なんか思い出しつつ、雪道をドリフトさせながら(後輪がスリップするのよね)営業活動でござんす。 昨夜ご一緒のお取引先様。映像の使用許可はその場で頂戴しました。カウンターの中に入って熱唱中でございます。昨夜は肌脱ぎになってご自慢の餅肌を披露なさらなかっただけ、まだ大人しくお過ごしだったかも。 深夜まで活動するとハラが減るんだよね。ちょいと寝坊したんでいつものように朝食を作る時間も元気も出ず。そういや今日は節分だし、好物の巻き寿司を朝からいただきますかと、近所のローソンを襲撃。んだば駐車場がこのありさまで。まるでスケートリンクやんけ。クルマとヒトに踏み固められた雪(圧雪と申します)が氷になって行方を遮ってるし。 と言うわけで今朝の朝飯はローソン謹製の恵方巻無制限一本勝負。北北西を向きながらイッキにいただきました。結構おいしいやん。550kcalなり。京都清水寺の祈祷済み海苔を使用なんて、ありがたいような気持ちにさせて下さいます。あ、でも俺クリスチャンだったっけ。 窓際のわがデスクから振り向き見ればかような景色にて。光背だけは日本一のデスクポジションやなあ。光栄至極。明日からちょっとだけ大阪へ帰るのだけど、水曜日に富山に戻る頃には、雪も少しはとけているのかなあ。I hope so very much.