インフルエンザ タミフルは効く。しかし副作用?代償?
月曜日に悪寒にとりつかれた。耳鼻科医の診断は花粉症とそれに伴う喉の炎症。ひと晩、薬石効なく熱は上がる一方で、かかりつけの内科医に再度診断頂く。DQN、B型インフルエンザを発症が判明し、タミフルを投与さる。朝夕各一錠五日分。当然ながら当面は出社も外出も禁止。 医者の帰りにマスクで完全武装し、スーパーとコンビニを廻り当面ざっと一週間分の食料を調達した。とはいえ高熱に浮かされての買い物なのではてさて禁足期間中に持ちこたえきれるのかどうか。 火曜の晩は小松菜と薄揚げの煮物とニラの卵とじ。緑黄色野菜を摂取しようと熱の中で考えたらしい。ニラ玉に片栗粉を溶き込んであるので、最後はメシにかけるとなかなか喉の通りもよくてええ感じ。 水曜の朝は普通にメシに納豆に味噌汁で。 昼飯は、冷蔵庫に金沢名物「スギヨのちくわ」があったので、小松菜とともに少なめの出汁で蒸し煮とした。ちくわからいい味が出るのか、思いつきで作った割にはじわっと味がしゅんでいる。 昼飯前に体温を測ったら36度8分まで低下している。私の平熱が35度強なので、普通で言うと38度くらいの感覚か。しかしぐっと熱が下がりつつあるのを実感。なにより背中からの寒気がなくなったので、身体が少しは前を向いて来たような。 日曜日にまだ自分が「花粉症」だと信じていて、ご馳走にしてやろうと買っておいた「黒部名水ポーク・しゃぶしゃぶ用」が賞味期限だったので、晩飯はそれのスライド登板となった。しかしノンアルコールビールで晩酌ってのは締まらないねえ。 困ったことにこの日は関西地方が悪天候でセンバツが中止。「日のあるうちは野球観戦」と想定しただけに身を持て余し、読書に専念。「別冊漫画ゴラク」に連載中の「ザ・松田」がコミックスになってまとまってみると面白いのなんの。「インフルエンザだと?アーン!いんだよ、細けぇ事は!!」って、気が楽になる。南條竹則の「泥鰌地獄と龍鳳鍋」は超トリビアルな中華料理エッセイで、ここまで衒学的だと「参りました」と頭を下げるしかない。 本屋で衝動買いして正解だったのが堀川アサコの「幻想郵便局」で。現世とあの世を結ぶ妖怪ポストみたいな郵便局で怨霊が幽霊がしかしもっと恐いのがやはり生身の人間とか。さすがに恐山をいだく青森ご出身だけあります。一気に読んじ