毎度の東京 スジャータ夫人 ドーミーイン神田の楽しみ 神田は鰻、新橋はスナック、銀座はだんだんめん。
あいかわらず大阪~東京のドタバタ往復生活が続いている。この日は新幹線で。前夜に飲みすぎて相当な二日酔いで乗車した。とにかく寝る。 こういうときにむしょうに欲しくなるのよね~このコチコチに凍ったアイスクリーム。気高きおなまえは、麹町にあったインド料理の名店の経営者スジャータ・ムールティ夫人とは、まあたぶん関係ないでしょうけど。濃厚にしてさわやかなお味が、修行で衰えたゴータマ・ブッダを甦らせたものを彷彿とさせております。 神田の事務所で遅くまで打ち合わせをして、夕食は神田西口に立ち並ぶ居酒屋から適当に目星をつけた店で。可もなく不可もなし。このあたりで仕事するときの定宿、ドーミーイン神田でひと風呂浴びて、寝酒を少々。 神田から子伝馬町に至る道筋でこの看板を発見。年に数度、このルートの先にあるスタジオで仕事をするので、もう目になじんでしまっているけど、私に縁が深くなりそうな、しかしぜったいに関係を持ちたくないような。複雑な団体もあるものですね。 仕事を終えて、子伝馬町のなんて事のない中華料理屋で夕食を。そこでいったん解散して、わたしは悪い友人たちに合流しました。午前2時まで大騒ぎ。東京にも楽しい仲間がいるって、仕事の励みになりますねえ。 神田のドーミーインには朝飯にゆでたての蕎麦と天ぷらがあり、お酒を飲んだ翌朝とかとてもありがたいかぎり。ちょっとピリ辛のカレーも上々の味で、朝っぱらから完全にカロリーオーバーとなります。こまったもんだ。 かつてシャア・アズナブルは言った。「チャンスは最大限に生かす。それが私の主義だ」と。私もそれに倣い、せっかく神田で仕事をしているのだから、お昼は「うな正」へ行く。国産ウナギをご覧のうな重に仕立てて1300円は感動的でさえある。 何時まで仕事をしていたか記憶がさっぱりないのだけど、新橋の居酒屋から新橋のスナックを経て、気が付くと銀座の「はしご」にいた。相当に酔っぱらっていたのに、まだわあわあ言いながらビールを林立させていたような。 翌朝は全日空で大阪へ。戻ってからも仕事があるというのは、58歳のカラダにはいささかつらいものもございます。