創造的昼食・confusion will be my epitaph.
あまり重度でない、かる~い二日酔いのときなんぞはかえって食欲が増進してしまう。こってりしたものをドカンと胃の腑に収めたくなる。
今日のお昼がまさにそれで、気分は完全に「マーボーラーメン」だった。たぶん中国本土をあまねく探しても存在しないであろう、倭風中華なんでありますね。具のない醤油ラーメンに、マーボー豆腐をどろりとかけただけの、見かけも味もワイルドにしてキャッチーなんやね。
料理のクリエーティブとしては、どこの街場中華にもある、代表的レシピを掛け合わせるだけなんだけど、意外とメニューに入れている店がない。会社の近くの「華」もそうで、すべてに安くて適当で気の置けない店なんだけど置いてへん。
しかし、私の胃腸消化器循環器はすでにマーボーラーメンのモードに突入しており、祖遮ればこれを踏み越え、師遮ればこれを倒してでも、といったほどの戦闘状態なんである。
まあ、クリエイティブな素質が充分な人間であったことを神と父母に感謝しよう。私はこう注文することにした。
「醤油ラーメンと麻婆豆腐、それぞれ単品で!」
これはティピカルな醤油ラーメンの画像であります。thank you for wiki。まあこれに茹でたモヤシが乗って、ノリがついていないくらいか。とりあえずテクスチュアの邪魔になるモヤシだけをせっせと食べてしまう。
「華」の麻婆豆腐はかなり辛い。それをいつも飛びっきりの辛さにしてくれと注文するから、特製のラー油と中国山椒(花椒)がバキッと効いている。
こいつを、具だけ先に平らげてプレーンになったラーメンにドロリとぶちまけて、胡椒をたっぷり振りかけて、酢をかけまわして・・・一気にいただくんですね。熱い辛い酸っぱいウマイ。「あのひとなにしてはるんやろか」と問いたげな周囲の視線を無視して。混沌そのものの丼と格闘する汗と涙と鼻水の数分間でした。
そういえばしばらく前まで、北新地に「安豚」なる深夜中華があって、しこたま飲んだ帰りに良く行ったもんだった。具志堅用高を大柄にした雰囲気のマスターが孤高に鍋を振っていた。ここの麻婆ラーメンを喰って帰ると二日酔いにならない、なんて都市伝説がありました。
劉廷芝の詩なんぞいんようしたい気分。
今日のお昼がまさにそれで、気分は完全に「マーボーラーメン」だった。たぶん中国本土をあまねく探しても存在しないであろう、倭風中華なんでありますね。具のない醤油ラーメンに、マーボー豆腐をどろりとかけただけの、見かけも味もワイルドにしてキャッチーなんやね。
料理のクリエーティブとしては、どこの街場中華にもある、代表的レシピを掛け合わせるだけなんだけど、意外とメニューに入れている店がない。会社の近くの「華」もそうで、すべてに安くて適当で気の置けない店なんだけど置いてへん。
しかし、私の胃腸消化器循環器はすでにマーボーラーメンのモードに突入しており、祖遮ればこれを踏み越え、師遮ればこれを倒してでも、といったほどの戦闘状態なんである。
まあ、クリエイティブな素質が充分な人間であったことを神と父母に感謝しよう。私はこう注文することにした。
「醤油ラーメンと麻婆豆腐、それぞれ単品で!」
これはティピカルな醤油ラーメンの画像であります。thank you for wiki。まあこれに茹でたモヤシが乗って、ノリがついていないくらいか。とりあえずテクスチュアの邪魔になるモヤシだけをせっせと食べてしまう。
「華」の麻婆豆腐はかなり辛い。それをいつも飛びっきりの辛さにしてくれと注文するから、特製のラー油と中国山椒(花椒)がバキッと効いている。
こいつを、具だけ先に平らげてプレーンになったラーメンにドロリとぶちまけて、胡椒をたっぷり振りかけて、酢をかけまわして・・・一気にいただくんですね。熱い辛い酸っぱいウマイ。「あのひとなにしてはるんやろか」と問いたげな周囲の視線を無視して。混沌そのものの丼と格闘する汗と涙と鼻水の数分間でした。
そういえばしばらく前まで、北新地に「安豚」なる深夜中華があって、しこたま飲んだ帰りに良く行ったもんだった。具志堅用高を大柄にした雰囲気のマスターが孤高に鍋を振っていた。ここの麻婆ラーメンを喰って帰ると二日酔いにならない、なんて都市伝説がありました。
劉廷芝の詩なんぞいんようしたい気分。
古人無復洛城東
今人還対落花風
年年歳歳花相似
歳歳年年人不同
昔洛陽の花を愛でた人は今はもう亡く
今は我らが落花を惜しんでいる
花は毎年同じように咲くけれど
それを眺める人は変わっていくのだ
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