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9月, 2011の投稿を表示しています

誰かのために 生きられない                反省なき五十路男の迷い酒

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反省するなら猿でもできる。しかし動物はパブロフ的に学習はできるけどわざわざ愚行の輪を重ねるようなことはできない。無駄と知ったことは繰り返さないのが本能の道だろう。あかんとわかっていて再度際再度と間違った道を歩むのは、形而上的思考ができる人間だけに許された特権かもしれませぬ。 先週木曜の夜、台風12号の余波で「特急しらさぎ」が遅れまくり、さらに乗り継ぎでJRの悪意(?)によって米原で小一時間も強制半固定の憂き目にあってカリカリしながら大阪へ入った。後輩たちを2時間も待たせてしまった。10時ごろにスタートして2時前まで飲んで、朝はきちんと二日酔いでゴルフ場に向かった。クルマの中が酒臭かっただろうなあ。 北六甲GCにて。微妙にOB杭の外側に落下するティーショットに、カップのヘリで止まるパッティング。ここんとこ好調だったから、上位後輩に良いとこ見せようとして、結果的にピエロを演じることになってしまいましたね。夜は後輩甘木君と福島区で激辛にして激ウマの中華を喰い、さらにカラオケスナックで深夜まで熱唱。3時前にはホテルに帰ったような。 翌日もまたゴルフで、こちらはホームコースの三田ゴルフクラブ。前夜のご乱行がたたって、大いなる二日酔いにくわえて、始終下腹部から突き上げてくるモノがあり、幾度となくトイレに駆け込む始末。ラウンドの前夜に辛いモノ・ニンニクの強いものは厳禁なんだけどな~。腹筋を引き締めて、更に括約筋も大いに引き締めてのスイングなんでどうしても手許の動きが早くなり、ダフリぎみのショットを連発。ラストの18番ショートではティーショットを2打連発でOB。いろんな意味で有終の美を飾れず。無念。 私の華麗なるドライバーショットです。この時は右に引っ掛けました。レフティーなんです。クラブの種類は少ないし高いし。ゴルフショップでクラブを物色していると、左利きというのは一種の被差別民だと思う。コースレイアウトも大体右利き向けだしね。レフティでシングルの先輩に聞くと、とりわけても左のフェード打ち(私がそうなんだ)はゴルフをやる上で決定的に不利だそうで。 私が御幼少のみぎりはこんなかんじだったらしい大阪駅周辺の某所で、ゴルフ仲間の何樫君たちと酒杯をあげる。ああ玉杯に花受けて。かすかに戦後の香りがする世代同士、懐メロでもりあがる

なんにもないぞ米原駅前。

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イカリ心頭に達したのである。ふだんめったに「怒」の顔を見せないことで定評のある私だけど、さすがにハラが立ちましたねえ。先週金曜日のこと。土曜日に会社のえら~い方々と関西でゴルフを入れていたんで、金曜日中に大阪入りしようともくろんでたら。台風の余波とかで「サンダーバード」はずらっと「運休」マークとなってしまっていて。 かろうじて運行していた米原回りの「特急しらさぎ」に乗車するも、いきなり徐行の連続で「80分遅延」と言われる始末。あのなあ、遅れるなら乗車前にアナウンスして事前に旅客にしらせるなり、ホームページの運行情報に遅延予想時間くらい記載しておけよな。車掌に聞いても全然要領を得ないし。 完全に頭に来たのが米原駅で、新大阪行の「ひかり号」がホームで待っているからあな嬉しやと駆け寄ってみれば、眼の前でドアを閉じて発車めされる始末。おまけに次の接続列車まで55分待ちなんだと。対面の東京行きはわざわざ停車延長をして、乗り換え客を収容しているのに。なんで東京へ行く人間は救済して、大阪へ行く人間は黙殺するねん!と駅員に問いただしてもこれまた要領を得ない。 まあ駅員に罪があるわけじゃないし。平気で乗り継ぎ客を見捨てるJRに対するイカリはハラにおさめることにして、次は当面減っているハラをどうするか。駅前で何か食べるか居酒屋で一杯やるか。駅を出たところでオラびっくりこいただ。居酒屋一軒、喫茶店一軒すらあらへんやんけ。かろうじて開いていた平和堂も飲食セクションは終了後で。しゃあないから真っ暗な米原駅前を散策・逍遥して時を過ごしましたとさ。 大阪へは2時間半の遅れで到着。なじみの居酒屋でほっと一杯傾けて。まあ楽しい関西の休日のはずだったんだけど、結果は激動の週末になってしまった。始め悪けりゃ後まで悪いサ。そのギッコンバッタンなお始末は、また明日の心だぁ~

富山ケンミンの食欲 中華大盛ランチの実態

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私の知る限り県民の平均的食欲では、見聞き知っている範囲なら富山県民がナンバーワンである。いざというご馳走にあたっての東京都民の積極果敢、炭水化物に対する大阪府民の単一食物徹底攻勢、風聞仄聞とちがって意外と大食いの京都府民、いずれも富山ケンミンの前では頭を垂れるしかない。 これは一平飯店の大盛り炒飯で、こいつを一人で平らげるくらいの食欲がケンミンのデフォルトである。塩味とたぶんハイミーとおぼしき化学調味料のバランスがなかなかよいけれど、私にはこれを完食する能力がない。 昨夜はお取引先とつい浮かれてしまって桜木町縦走レースなんてことをやってしまった。全部で6軒をハシゴした。わしらはやしきたかじんか、などといいながら。おとっつあん達の馬鹿騒ぎにシラケ気味だったF君が、最後の女性従業員平均年齢23歳みたいな、ちょっとキャバっぽい店に入った途端に活性化して顔の表情がダラリニヤリとしたことは、記憶にとどめておくためにここに記しておくことにする。 宴席でとある陸運関係の社長と富山ランチ事情の話題で盛り上がり、G社長が即座に勧めたのが清水町の「東華園」だった。量・味ともに満足が行き、とくにマーボーナスラーメンが二日酔いに絶好だと言うのである。もちろん、6軒も縦走した翌日だから今日はしっかり二日酔いで、従って会社からクルマで10分の「東華園」に社員5人で乗り込んだというわけ。敢えて蹄肩を喰らわんや。 私とF君は麻婆茄子ラーメン(自動的にライスが付いている)にした。好い加減の辛味でなるほど深酒の翌日にはぴったりである。しかし大ぶりのナスがたぶん3本分は入っていて、丼もまるで洗面器ほどある。最後は汁にライスをぶっこんで中華リゾットみたいにして完食。うう苦しい。 わが富山営業所が誇る胃袋YU君のチョイス、というかネットで見て刺激されたけどとても自分じゃ食べきれそうにない私が強制した「鶏肉丼定食」1000円なり。鶏と野菜の炒め物がのったドンブリに、魚のチリソース、さらにしっかり1人前のラーメンがつく。たいへんな量なのだが、YU君はこともなげに平らげてしまった。さすがに富山生まれ富山育ちの純正富山県人はすごい。 S君は昨夜の宴ののちに、さらに中華屋へ上がり込んで肉団子などを喫していたとかで、本日はいつもの調子が出ず、完食に至

鰻・皿うどん・ハイボール。逃走経路はN700系。

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9月のファースト3連休は、ただ遊ばんがために関西へ帰った。17日は古巣のゴルフコンペ。準優勝で賞金〇円と商品としてバカラのペアグラスセットを獲得。しかし52・49で準優勝とはいやはや。わが社のゴルフレベルが落ちているのか、たまたま私がWペリアで上手くハマったのか。 決戦の朝。晴天の予感。 夜は祝杯とか再会の杯とかいろいろにぎやかに口実を付けて、飲んで歌って何時にホテルへ帰ったことやら。携帯のカメラに、ホテル近くの中華屋で喰ったとおぼしき「皿うどん」の残像あり。 おまけに翌日はそんなヘビーな夜食をぶち込んでいたことなんか忘れて、やっぱ大阪へ帰ったらウナギだよなあって天満へ出撃。昼っから鰻重の上をしっかり召し上がっていたのでした。富山市「ジャパンメディック」が製造する「マエックT」なる胃腸薬がえらく効くんで就寝前に服用しておいたのがよかったのかしらん。 まあこの「魚伊」のウナギだけは他所では食べられへん逸品ですね。カリッとクリスピーに焼き上がって、しつこさのかけらもない。ウナギのウマ味だけが凝縮された独特のモンとしか言いようがないです。一人前千八百円も惜しくはありませぬ。「週刊モーニング」の「う」で取り上げられた関西の名店ってたぶんこの店のはず。ラズウェル細木、やるなあ。 食い意地がはっとるもんやから、翌日は富山へ帰らんといかんというのに寸暇を惜しんで再来訪。三日の日程で二日間同じモンを頂くとはいささか偏執狂めいてるか。知る限り富山には関西風のの地焼き・長焼きで鰻を供する店がない。したがって喰いだめしてしまうんやね。 ご同道をお願いしたお方と泊まりましたのが、常宿のリーガロイヤルホテル。部屋の窓から朝ぼらけの大阪の街を撮影。高層ビルが年々増えて、だんだん近しい街じゃなくなっているようで少しさびしいかな。 ところでこのホテルは規模ゆえに館内に三つのバーがあり、スキモノはこれらをハシゴして楽しむキマリになっている。私らも「リーチバー」~「セラーバー」~「宙空」ときちんと巡礼の旅を行なった。そのハシゴ酒における驚くべき値段は、まあここだけの話だけど北新地のスナックに出かけるよりは随分とリーズナブルでございますのよ。 ところでさすがに三連休。イザ帰ろうかと鰻屋を出て天満駅へ行ったところが、サンダーバード

昭和レトロにチキンライスを大盛りで。

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営業で水橋~上市方面に行く時は時分どきなら「日本海食堂」なるドライブインに寄る。見た目怪しげな「国際秘宝館」ぽいのだけれど、店内はまるで昭和レトロ博物館の様相で見てて飽きない。 外見だけだと「ほんまに営業してるんやろか」とつっこみたくなるけど、いつも駐車場にはクルマが並んでいる。昼時ともなると、隣の工場から同じ制服を着た人間がドッとおしよせて社員食堂状態になる。メニューな各種麺類丼物中華洋食など。 箸立てや調味料スタンドも昭和なんだけど、壁一面のホーロー看板とかはどうみても私が生まれた昭和35年以前に製作されたとおぼしきデザインで。象印ジャーのうえでボウリングのポーズをとっていらっしゃるのは往年の美女ボウラー中山律子さん。さわやか律子さん♪ 席の隣にぶら下がりますのは、ブリジストン自転車のPOPで若き日のドリフターズの面々が。このうち2名は天に召され、2名はとんでもない年下の女性と結婚し。人の運命なんてわからんもんですね。味の素の「アルギンZ」は「男には男の武器がある」って売り出してましたっけ。 ご注文はチキンライス。何年ぶりに食べるんだろう。子供の頃、半ドンの土曜日に母が昼飯に作ってくれていたような薄ぼけた記憶がある。思い起こせはざっと45年前、私がチキンライスに興奮していた頃、これはかなりモダンなランチメニューだったねえ。ただしウチの母とちがってこの店のチキンライスはハンパじゃない大盛である。大食漢比率が高い富山の食堂だけのことはある。豚汁とあわせて完食するのにひと汗かいてしまった。 レジの上に貼ってあったホーロー看板。ホンダでもヤマハでもなくましてやカワサキでもない。調べてみると製造元は神戸市長田区の「マーチン製作所」で、1953年に発売されたらしい。英国製2ストロークのビリアスエンジンを搭載していたのが売り文句だった様子。戦後わずか8年だもんなあ、まだ舶来品崇拝の時代。しかし58年前の看板が色あせずにまだコマーシャルメッセージを発信しているのもなんだかすごいなあ。

スカルプD で毛髪復興へ。補正予算出動。

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後頭部の毛髪が完全に危機に陥っていることを認識して数ヶ月がたつ。半年前まではブッシュ状態だったのが、いまや肌が露呈してしまっている。敢えて言おう、ハゲであると。 ハゲは不遇だよなあ。単に男性ホルモンが活発なだけで何の犯罪もしていないのに、左利きに匹敵するほどのハンディキャップを負うことになる。道を歩いていて上から何か落下してきた時に防ぐものがない。夏は直射日光がモロにあたるからやたらに暑い。冬はもちろん頭がシモヤケになってしまう、などなど。 ハゲ頭には生理的嫌悪感なんですって。 中でも最大のハンディが「女性に嫌われる」=「女性にモテない」ことであります。涙ぐましくも世のハゲ男諸君がリアップとかカロヤンとか紫電改を高い金を払って購入したり、リーブ21に通ったり、果ては数十万するカツラを揃えたりするのも動機はひとつ。 名作「花岡ちゃんの夏休み」より。 吸血鬼より嫌われるなんてあんまりだ。ハゲに対して浴びせられる悪評が「好色そう」「悪人に見える」「不潔」といったことが多くて、それって全部個人的問題やん、外見とは関係ないやんかとレイシズムにちかい誤解を感じてしまう。 べつに福山雅治みたいにモテたいとも思わんが、要らぬ人格的誤解は避けたいところ。遅ればせながら毛髪復興にむけて補正予算を組み、現地の惨状に対して断固たる処置を取ることを決意した。第一歩が「スカルプD」の導入で、まずは頭皮の活性化から。シャンプー1本で3800円はなかなか厳しいものがけれど。さらに二次補正・三次補正まで視野に入れて復興に取り組んでいくつもりであります。

節約したら嬉しくて

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今朝新聞を取りに降りたら、宅配ロッカーにAmazonからの荷物が届いていた。ここんとこ忙しくてのんびり本屋にも行けなかったからねえ。欲しい本は取り寄せるしかない。 重松清の「峠うどん物語」は、小説現代に連載されていた頃から愛読していた。市営の斎場近くにあるうどん屋を舞台に幾つもの物語が紡ぎ合わされている。主人公の少女がリリカルで素敵。ああ旨いうどんが喰いたいなあと思ってしまう。今度大阪に帰るのはいつだろう。 関川夏央との対談集を読んで、久しぶりに鶴見俊輔の存在を思い出した。人は出身校とか学業成績で評価されるべきではない。どれだけ自分自身の物差しでモノを考えられるか。借り物の知識感性でなく自分自身がどう判断して行動することの重要性とは。変動の時代こそじっくり見たり分析したりすることが大事なような気がして購入した。 べつやくれいのイラストが好きなので、中身はともかくとして彼女の本が出版されたらとりあえず買うことにしている。絵を見ているだけで楽しい。 前項にあるようにエアコンの不調を自分で修理して、電気屋さんに頼んでいたら罹っていたはずの1万5千円を節約することができた。朝飯前のひと仕事でハラが減ったから、朝食をしたためて。 軽くトーストした8枚切りの食パンに薄焼き卵とハムを挟んだサンドイッチを作った。からしバターとケチャップで味付け。濃いめのアイスティーを添える。 朝食の友といえば新聞。日曜日は宅配される北日本新聞に加えて毎日新聞をローソンで買う。全国紙で一番と評価の高い書評と、西原理恵子の「毎日かあさん」を読むために。小池光の「うたの動物記」、気になるなあ。2850円。さらにディケンズの「大いなる遺産」新訳が出たとの紹介が。原本にあった挿絵も収録しているんだと。キースリチャーズも愛読のディケンズだもんなあ。上下で1996円。 続いて北日本新聞の書評を検討。星野博美「コンニャク屋漂流記」は21世紀と17世紀を往還しながら、日本漁業が持ってきた「チカラ」をたどっていく本らしい。欲しい。2100円。しかし今朝見た本で欲しいの全部買ったら7000円か。電気屋さんに払うつもりになっていた1万5千円のことを思えば安いよな。 気がついたら無意識にAmazonのページを開いている私。星野博美のページを見ていたら

エアコン水漏れを自主修理。1万5千円を節約。

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台風の影響でここ数日は熱帯夜が戻ってきている。エアコンなしでは眠れない。夜間電力には余裕があるんだしと開き直って26℃に設定して、スイッチを入れて1時間ほどようやく寝入ったかなというあたりで妙な音で目が覚めた。ポタッポタッと水滴が落ちる音が聞こえる。ポルターガイストの仕業だったらどうしようかと、あかりを付けて周囲を見回してみれば。 原因はエアコンにあり。ルーバーからポタポタと水がしたたっていた。水も滴るいい男はいいけれど、漏水するエアコンは困る。ルーバーの真下にあたるところでは畳がじっとりと湿っているし。 このエアコンは「清浄機能付き」が売り物だったから購入したので、自動的に自分を清掃するからフィルターの手入れは不要かと思っていた。だから買ってからざっと3年放ったらかしにしていたんだけど。ネットで検索したら、清浄機能って熱交換器を自動的に洗浄するだけでフィルターは自分で洗わないといけないらしい。取扱説明書もロクに読まずに使っちゃうからこんなことになる。お間抜けな話だ。 おそるおそるエアコンを開いてフィルターを引き出して・・「ギャッ!」と叫ぶほどに汚れておりました。いやあそのときは夢中だったけど写真に撮っとけば良かったかもしれない。恐怖写真で売れたかも。 排水管(ドレン)も詰まっているかもしれないから、パイプの先を掃除機に突っ込んで中のホコリを吸い出した。 で、エアコンを再稼働させてみれば。3時間経っても漏水なし。おまけに心なしか効きも良くなったようで。ネットで見ると「エアコンの水漏れ」で電気屋さんを呼ぶと標準で1万5千円くらい請求されるらしい。うーん、いい節約になったかも。