花に嵐のたとえもあるぞ。松川の桜に感謝。
雨と風が繰り返され、最高気温20度の日もあれば最低気温2度の日もあった。低気温のおかげで4月3日に開花した富山市松川の桜は15日までなんとか持ちこたえてくれた。花見らしい花見はできなかったけれど、2週間の長きにわたって眼と心を愉しませてくれたことにたいして、于武陵の、というか井伏鱒二の訳詩で知られる「勧酒」を記して感謝の意を表しておきたい。
勧君金屈吧
コノサカヅキヲウケテクレ
酒酌不須辞
ドウゾナミナミツガシテオクレ
花発多風雨
ハナニアラシノタトエモアルゾ
人生足別離
サヨナラダケガジンセイダ
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