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二日酔いの無限連鎖 呉羽カントリーはむずかしい。珍客とわがままとブラックラーメン。天下一品と五十路の問題。

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お盆休み以来、夜の行状がひどい。本社の社長とか富山に来られて関係者一同と連夜のご歓待をしたり、新橋あたりで大暴れしたり。せっかくの週末も、手ひどい二日酔いでとある焼き鳥屋がやっているお昼のサービスでチキンカレー。これが半分も食えず。 それでも夜は関西方面からのご来客がありまして、寿司屋にスナックにとこれまたご歓待。結局は午前様になってしまいました。 翌日曜日は地元業界の方を交えて呉羽CC日本海コースでゴルフ。ここは距離もあるし、林に打ち込んだらジ・エンドだし。いやほんとに厳しい。50:53でホールアウトするのが精一杯。とりわけ上がり3ホールで崩れてしまうのは、夏の恒例行事なれど、やはり体力の衰えはやってまいりますね。 来客の某氏、よく飲むよく食うよく走るの、まるで5歳児みたいな人間で、無邪気がそのまま55歳になった稀有なタイプなのだけど。帰路に「どうしても本格富山ブラックラーメンが喰いたい」と駄々をこねられたので、友情に厚い我々は止む無くおつきあい申し上げました。 朝(トーストに卵にバナナ)も昼(肉うどんに稲荷ずし:生ビール)もコース内の茶店(巨大おにぎりにビール)でさえも、しっかり彼の破壊的食欲に付き合って、午後3時のブラックラーメンは、半分ネイティブみたいな私にも厳しいものがありました。この日の晩飯はハムを3枚と笹かまぼこ2枚で、薄い水割りを飲むのが精一杯のありさま。 まったくVIPやら珍客やらで臨戦スクランブル体制の週があけて、月曜のお昼は会社の近くにある喫茶店で、いわゆる「ランチ」を。まあこんなもんでしょう。 更に火曜日は仕事まわり先の近くに「天下一品 掛尾店」があったのを純粋想起してしまい、富山に引っ越して6年にして初の「天下一品詣で」を執り行った。まあ学生時代は「天一」と「王将」が食生活の基本だったからな。懐旧の念でとりついたのだけど、「年年歳歳花相似たり 年年歳歳人同じからず」で、やはり五十路も半ばとあっては完食できないのはもとより、情けなくもその晩から消化器官に変調をもたらしてしまったのでした。 なんだかんだでこの一週間はとんでもなく脂質ならびに糖質の摂取過剰であるので、週に3~4回のエアロバイクをいつもの8キロから11キロへ。かすかな抵抗だけど、なにもしないより良いでしょう、きっと。

銀座「はしご」、高崎駅「鳥めし弁当」、富山「ブラックラーメン」と昭和の味を三連発。鈴木さんにもわかる「ネット社会の未来」について。

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お盆休みは施設に入っている親を見舞ったり、大阪ドームにてルンルン気分で阪神の快勝を応援したり、三田ゴルフクラブで大叩きしたり、なかなかに多彩でした。しかし楽しい夏休みはあっという間に終わってしまい、再び出張続きの日常が戻ってまいりました。休み明け早々にさっそく東京へ。 長野駅でホームに蕎麦スタンドを発見。いいよなあ。富山駅は駅弁の売店しかない。蕎麦はおろか新聞も雑誌もホームで買えない(しかも県庁所在地の!)新幹線駅ってどうなのよ。 東京に入って仕事やら翌日の会議の仕込みやら。夕食をしかるべき時間にとりそこねてしまい、銀座の「はしご」へ。私のサイトにおいて登場回数がたぶん圧倒的に一位の食べ物だと思う。この店との付き合いがほとんど会社人生の長さと重複するから、まあ昭和以来の無事息災を祝いつつ箸をとりました。 今回の往復では新聞の書評欄で見かけたこの本を。「鈴木さん」というのはジブリのプロデューサーで、アナログで、しかも人の話を長時間聞けない、まあ典型的なオヤジですね。そんな人間にも「ネット社会の成り立ち」「ネット社会の現在」「これからのネット社会」を簡潔にして懇切丁寧に、専門用語に頼らずに解説した快著です。 私じしんがそれなりにネットに浸って生活しているわりに、いろんなreason whyを知らずにいたことを知った次第です。作者はニコニコ動画の親分なのだけど、「地上波テレビはなくならない」ことを しっかりとした理屈で説明していることにも好感が持てました。 帰りの北陸新幹線には昼飯時だというのに弁当を買う寸刻すらなくて「駆け込み乗車」状態に。こういうときに車内販売ってありがたいですね。「高崎名物 鳥めし弁当」を無事に購入できました。 昭和9年の発売というからかれこれ81年前となるか。その間に大きな戦争があり荒廃と繁栄があり、実業と虚業が交叉して・・・しかし昭和ひとケタの味って、そうとうに甘辛いものなんですね。使われている砂糖と醤油の量が半端じゃないと舌が伝えてまいります。あとそぼろご飯なんだからスプーンがついているとうれしいかな。 富山へ戻って翌日の北日本新聞。行き帰りの新幹線がほとんど満席状態だったから、今年の「おわら風の盆」はえらいことになるやろうな、と予感はしておりましたけど。来客ひとりあたま5000

処暑 食欲低下には餃子・カレーに笹かまぼこ。バンカーとグリーンと朱鷺の台。ジヴェルニーの食卓と夕暮れのフクロウと。

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暑中、なんて言葉がまさしくリアルに感じられるトシとなった。いまだかつて気温湿度が高いくらいで食欲が低下するなんてことは、自意識が発生して以来いまだかつて招来したことがなかったのだけど。この盛夏は「よく冷えたビールに餃子一人前!」で充分な日が続いた。 季節のモノは身体にもよろしい、なんて貝原益軒じゃあるまいし。あまり健康と食をリンクさせずに「食べたいものを欲する分だけ」がモットーなんだけれど、摂氏35℃なんて気温になると「やっぱこういう時は暑い国の食べ物かな~」と感じられて、お気に入りのカレー屋さんへ。 「夏野菜12種入りカレー」なんて、掛け声だけでも元気が出そうじゃないの。ただしライスは半分にして。「食後のライスは大盛で」なんって威張っていたのは中学生の頃であったか。 カンカン照りのさなか、お取引先と「朱鷺の台カントリークラブ」へ。かつてミズノオープンが開催された石川県有数の名門コースで、名物ホールじゃグリーンの中にバンカーがあったりして。バンカー越えのパッティングは迂回せざるを得ず、ティーショット・アプローチに細心の注意が必要であります。 ところでこの日、キャディさんのサービスが素晴らしくて、あらかじめ凍らせたおしぼりとか、冷却スプレーとか、手品のように暑熱対策グッズがでてきてホントに助かりました。 ゴルフから帰って、晩酌のお伴に笹かまぼこ。低カロリーにして高タンパク。これに冷奴とトマトくらいがあれば夏の晩なんて慶祝至極なんだけど。 ここ数日の食生活は、貧困の極みであったころのクロード・モネよりもひどいもようで、まあ来週になって盆が明ければ北陸は文字通りの立秋で少しは涼しくなることだし。 印象派の各画家が、いかにみじめなスタートであったか、画商の目から画家の目から助手あるいは住込みの家政婦の目から、あたらしいアートムーブメントを起こすことの厳しさが伝わってくる本でした。 いまやドガもマティスもゴッホだって、億単位になったのに、彼らの遺作が二束三文で売り払われていたなんて。どんな時代にあってもミネルヴァのフクロウは夕暮れにしか飛び立たない。

そして私は京都へ行くの。そのまえに神田で立ち食いそばなんだけど。荒ぶる神戸の夜と。

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諸兄諸賢の皆様。お暑うございます。さすがにエルニーニョの8月は半端やないです。それでも東奔西走は続いております。まずは富山から北陸新幹線でがちょ~んと東京へ。車中もエクセル様の奴隷でございます。50も過ぎて計算式に悩むとは。 東京駅から神田へ。お取引先様へうかがう前に腹ごしらえを。お江戸はいたるところに立ち食いそばがあって便利ですねえ。神田駅南口「吉そば」にて「温玉ぶっかけ+稲荷ずし」で380円だったか。食事時間わずか3分とは素敵にして優雅であるな。 東京の帰りに京都で途中下車。爆買いに押し寄せた、かの国人民諸君により大阪中のホテルが占拠されたもようで、まったく取れず。こういう時でもなぜか京都は空室あるんですね~。同じく宿無しとなった広島岡山ご出身の弊社スタッフを木屋町祇園へご案内。もと京都市民として当然の振る舞いでございます。 京都から朝は大阪へ。午後は神戸へ。神戸で仕事なんて何年ぶりなんだろ。夜はもと神戸市民ふたりで東門筋から北野へと飲み歩き。路地裏のバーで30年前にボトリングされたブラックニッカの封を切った。しかし酔っぱらったなあ。 かつては明け方まで空いていた「博多山笠ラーメン」が午前2時をまたずして閉店とは!神戸の酔っ払いたちの最終ゴールがこんなことでどないするねん、責任者出てこい!と暴れるわけにもいかないのでおとなしくホテルへ戻った。しかしこんな時間でも暑いのなんの。 まあ深夜にラーメンを食べなかったせいで、朝から健康なる食欲が。ホテルトラスティ神戸居留地は、部屋は値段の割にどうかと思ったけど、朝飯は立派でした。朝は超和食主義の私がパン食に走ったのって、何年ぶりのことやら。 どういうわけか神戸で再び仕事をしたあとは、なぜかこちらも再び京都へ。シェリー酒にワインにウィスキーにと、なんとまあ楽しい週末となり申した。感謝。帰りに買った「京大和」のお弁当は風雅にして繊細で、やっぱし京都はええなあ。 月曜日、出社してみれば窓際のわが席はあれあれ35℃じゃありませんか。部屋が冷えるまで隣のコンビニへ避難して、冷たいものでも買ってこないと。今年の夏も厳しいものでありますよね、ご同輩。

55歳独身男の自炊三昧。シックな休日とは。もちろん戦争反対なのだ。ゲマインシャフトの方かいと利益至上主義と。

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富山駅前にてバス屋台の営業をしていた「ひげラーメン」が固定店舗を持ったので、ランチに行ってみた。う~ん酔っぱらって夜風に吹かれてこそ醍醐味のあるラーメンだったみたい。花街の女性に昼間であって声かけられても「誰だっけ?」状態、みたいな。花はそれぞれ置かれるべきできところで咲いてこそ花なんですね。 ゴールドウィンGCは久しぶりでした。7月25日の土曜日は快晴で。なんだか思い切ったスイングができずまたも100叩き。春先絶好調で夏場絶不調~秋口回復基調というリズムが身体に定着しているみたい。 アマゾンから業界の特集が届きました。私は平和主義者だから戦争は反対だなあ。みんな仲良くやろうよ。デジタル時代の覇者となるのは、心理学と人間行動学と統計学を名人のナイフさばきのごとくあやつる(ある種の)天才なんでしょうね。しかも利益エゴイストで。 会社もだんだん良きゲマインシャフトから、冷たく厳しきゲゼルシャフトへ。 平和主義者の晩餐は、夏の定番「ナスの煮付」に、ピーマンとベーコンの炒り煮、牛肉とタマネギのさっと煮、キムチ冷奴で、暑熱に火照った体にビールが沁みこんでまいります。細かく刻んだキムチを豆腐に乗っけて、ゴマ油と醤油とひとたらし。日韓融和の味わいがいたします。 日曜の朝は、35℃の酷暑を逆手にとって、ジーンズとチノパンをお洗濯。おそるべし、4時間で完璧に乾いてしまいました。もちろん室内はエアコンかけっぱなしでございます。 久しぶりに仕事も何にもない日曜日、掃除に洗濯に本棚の整理にと火事が山積みになっています。ソファに寝転んで終日読書と行きたいところですが、独身男は日頃の自由と引き換えに休日に不自由の滞貨を支払っておかないと。 というわけで朝からしっかりとエネルギーを補給しておるわけです。 昼飯は生トマトとベーコンのパスタ。中くらいのトマト2ケをイッキに煮詰めてつくるから、贅沢にも豪放な味わいがいたします。富山産のトマトとニンニク、それに立山の水。まあワインが欲しいところですけど、朝酒昼酒は(ゴルフ場以外)厳しくいさめているので、ここは我慢。ひとり者がタガをはずすと大変なことになってしまいますから。 近所の吉野屋が店を閉めてしまってから、日曜に外食するアテがなくなってしまい、自炊せざるを得ませぬ。材料は昨

窓際族の悲哀、摂氏34度の朝。 6年分の断捨離を敢行、いつ転勤してもOKか。 巨人に勝って浮かれる夜と。

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お暑うございます。東向きの窓際にある私のデスクには朝からぎんぎらぎんの光が差し込みます。おかげさまで机上の温度計は34℃にも。クールビズどころでしのげるものではございませぬ。 おまけにこの週末には情報やらセキュリティやらPC環境やらの検査だとか監査だとかが来るってことで、過去の要らない書類などを一気に捨てました。6年前に富山へ来たばかりの頃、出かけた展示会のパンフレットまで出てきて。ほとんど6年間書類その他が溜めっぱなしであったことが判明し、キャビネットから引き出しまでほとんど空っぽになってしまいました。 必要最小限の書類とPC上のファイルだけにしてしまったら、なんだか明日にでも転勤できそうな気分です。これ以上再び文書を溜めなければ、引継ぎもきっとスムーズでしょうね。 鉄分の高いお取引先から電話で「今月のピクトリアルに富山のラッピング電車が出ているよ」との連絡あり。どうやら私が仕事でかかわった列車であるらしい。さっそく総曲輪大和百貨店の「紀伊國屋書店」へ。 久しぶりに購入しました鉄ヲタ雑誌。戦後70周年特集で、資料価値もありそうな。で、ページをめくるうちに出てまいりました。富山地鉄「サントラム」の「立山の水・さらら」ラッピング列車が。ご覧になられたい方はぜひ富山へお越しください。 阪神ファンにとって何が痛快かといって、読売巨人軍を下すこと以上に胸のつかえが下りることはないですよね。ご飯も食べずに画面に集中しておりました。 試合が終わると腹が減って、近所の「大連飯店」へ。海鮮八宝菜とビール。勝利とともに喉に流し込むビールは全く最高としか言いようがありません。 そのままゴハン食べておとなしく帰宅すれば、蔵もたつでしょうに。嬉しさのあまり桜木町へ意気揚々出かけていきましたとさ。果たして何時に帰宅したことやら。