天満下町暮らし。「珍竹」「ホワイトラベル」「精養軒」そして食欲の低下は「mera」と「四国屋」で実感。
また1ヶ月近く放置してしまった。なにぶんにも10月の下旬からやたらに忙しいことになってしまい、東京〜大阪〜博多の往還が開始されてしまったんであります。
だからって下の写真が博多で早速名物のもつ鍋なのかというとさにあらず。大阪天満宮裏にある我が寓居のお隣さんが「珍竹」というもつ鍋屋で、普段なかなか予約も取れない店なのに、10月末の某日になぜががらんと空いていたので、ひとりもt鍋に向かうことができたのである。まあたちまちのうちに満員になり、一人客としては肩身の狭い思いもしたけれど。
なんでも家の近所でまかなえるのが下町住まいのいいところで、もつ鍋屋から徒歩3分、「バー・ホワイトラベル」でデュワーズのハイボールを重ねながら、近所の常連と話がはずむ。この日話題は国際通貨取引における成文法の成立について。アカデミックな店なんであります。
大阪駅前第一ビルのB2に「mera」なるインド領地屋があって、薄甘いようなフルーティであるようなあまり味に深みはないけど、たまに食べたくなるカレーを出す。食の激戦地でかれこれ15年は続いているから、まあそれなりに人気もあるんだが、きっと。しかし久しぶりに行ったもんで、この店のライスの盛りの良さを忘れておりました。半分も食えず。
15年前は大盛りにして、ルーのお代わり(できたんです、当時)してたけどなあ。
カレー系の食べ物って、麻薬的連鎖反応があって、どっかで堰が切れて食べてしまうと続くんですね、これが。四国屋のカレーうどんもかれこれ30年くらい食べていて飽きない。ただ30代〜40代のころは「カレーうどん定食」にして、これにご飯と生卵と味付け海苔をつけて平然と平らげていたんだけど。今や店の親父に「細うどんでカレー、麺を半分でお願いします」なんて言ってしまっている。悲しいものがありますね。
天神橋筋5丁目にある「精養軒」は、最近話題の「町中華」で、決死本格派でないけれど
我等日本人にぴったりの味がする。昼でも夜でも「ランチ」があるのがこういう店の嬉しいところです。唐揚げに焼き豚、卵とじに八宝菜。ご飯のおかずにももってこいだけど、ビールならびにハイボールに合うことも格別で、最近はこうやって晩酌のアテにしております。漫画雑誌を読みながら過ごすこういう時間も下町一人暮らしならではの楽しみでございます。
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