アレルギー持ちの弁当選び 百貨店の「検温」こわい 天満にある高松 寿司なんてこんなもん 読んじゃいけない本について

 お彼岸を過ぎてすっかり秋めいてきました。でもまだ下の写真は9月中旬で残暑真っ盛りのころのもの。晩飯を作るのも食べに出るのも面倒な日に、阪急百貨店で弁当を買い求めました。エビカニがアレルギーで、鶏肉とバナナもできたら食べんほうがええという人生になってしまったので、弁当選びも慎重です。


この日は「美濃吉」のお弁当にいたしました。まだ百貨店に入るのにサーモグラフィーで全員が検温を受けていました。あれって国際空港の入国税関みたいに、身に覚えがなくてもなんだか緊張して嫌ですね。


その翌日、天神橋筋3丁目にあるうどん専門店「あすろう」にて「生醤油うどん」を。どこでもドアで高松に来たんじゃないかと勘違いするほど本場の味です。小麦粉からできているのが不思議なくらい、ツルツルのシコシコなんです。麺喰いの官能を刺激いたします。


あまりの暑さに、店の前でつながれている犬がご覧のように伸び切ってました。馬面の犬というのも珍しい。スコティッシュテリアなんでしょうか。


そのまた翌日、近所の「主税寿司」へ。ここはトロと鰻とサバの仕入れがしっかりしていて、あと穴胡巻きかトロたく巻きをもらって、ビールか冷酒をグイっとやります。滞在時間は30分弱。寿司屋ってそんなもんですよね。居酒屋じゃないんだし。


京都の元アートディレクターで、いまは錦小路で漬物屋を営みながら、居酒屋やバーも経営する異色の遊び人、バッキー井上が京阪神の情報誌「meets」に連載していた酒飲みエッセイをまとめたものが上梓された。私としては紹介してほしくない京都の店が軽妙に描かれているので、出版差し止めをかけたいような本なのだけれど。
酒場で放つフレーズというか名言・迷言というか、そんなもののウケを狙って、人の生涯4人分くらいの酒を飲む奇人なんですね。
こんな本に関わったら、一家離散・離婚・破産・破綻を招くこと必定なので、カタギの人は手を出さないほうが良いですよ。


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