コロナ再罹患は3年半ぶり。しばらく再罹患日記に。医学は進歩しているが薬は高い。
The day before.
この秋は花粉がひどかったのか、副鼻腔炎が原因の鼻詰まりと咳、痰に10月下旬来悩まされてきた。特に熱は出ないから「アレルギーだから仕方ないや」くらいに思ってた。
一昨日(11/2)の夜は野菜たっぷりの豚しゃぶに冷凍餃子も投入したスタミナ鍋で、ビールごくごく焼酎ぐいぐい、風呂上がりにはハイボールと、まあいつもの晩酌風景があってご機嫌でありました。
夜の冷え込みがひどく、といって文化の日からストーブ使うのもなんだなあ、と風呂上がりの湯冷めを防ぐとの口実で、ハイボールの後にさらに酒杯を重ねた。家人は翌日実家の片づけに行くとかで早く寝室へ行ったので、ちょっと独身気分で。ダークラムにハチミツとレモン汁を加えて、シナモンとグローブを入れてお湯割りにした。
どうやら午前3時ころまで飲んでしまったらしい。どんだけ酔っ払っても飲んだ後は片づけて寝る習慣なのだけど、翌朝床にグローブが散らばっていたらしいのでこぼしたりしていたんだろうなあ。
Judgment Day has come.
11月4日は朝起きた時からだるかった。食欲もなく。これは昨夜にチャンポンで大酒食らった後遺症に相違ないと思った。こんな時ってなぜか柑橘系の炭酸飲料が欲しくなるのね。
これで幾分かすっきりしたので、「今日は保養日にするから半日寝ておく」とベッドの中から家人を見送って二度寝して。昼前になっても食欲がわかないどころか、咳が前日までとは異質の、深みのある咳となって、これが勢力を増しながら波状攻撃でやってくる。おまけにお腹のほうも不協和音が鳴り響いて、30分おきにトイレに通う始末に。とにかく何か食べて、気合を入れないと、と思っても台所で何か作る気力もなく。
家から歩いて3分のところに立ち食いうどんの店があるというのは、こういうときにありがたい。きつねうどんに温泉卵を入れて600円なり。ただこれも完食できず。
帰宅しても咳の勢力は変わらず、咽頭部まで痛みを発してきた。ひょっとして風邪でも引いたのかと体温を測ってみるに38.3度で、これはいかんとかかりつけ医に予約を取った。
明後日は入院中の老母を退院させ、施設に送り戻して、介護レベルを上げる再契約をしなければならない。熱を出して居る場合じゃない。もとがアレルギーなら伝染はしないし、咳と熱だけでもおさえておこうと。
明後日は入院中の老母を退院させ、施設に送り戻して、介護レベルを上げる再契約をしなければならない。熱を出して居る場合じゃない。もとがアレルギーなら伝染はしないし、咳と熱だけでもおさえておこうと。
18時にクリニックへ。発熱しているので2階の発熱外来へ通される。体温を測ってみると37.6度になっていた。ただインフルも流行っているので、念のため抗体検査を依頼して、鼻の奥に綿棒を突っ込まれて数分待つ。みたところどちらも反応がないように見える。看護師いわく「どっちも反応ないですけど、コロナのほうにちょっとだけ色が出ているような」と。
さらに10分程度待って医師が診察にやってきて、検査キットを見て、「はっきりと陽性と言い切れるレベルじゃないけど、反応は出ているので当院では陽性と判断いたします」と言い渡されて、薬の処方へと入っていく。
「前回のコロナでは何を処方していたっけな~」
「先生、あれはもう3年半前ですからカロナールと抗生物質でした」
「もうそんなに前だったか。いまならコロナウィルスに対抗する薬が処方できるけど」
「ちょっと高いんだよね~3割負担だとゾコーバで1万5千円、ラゲブリオだと3万する。65歳だといちおう高齢者だから、重症化対策としてはラゲブリオだけど、ゾコーバでいけるかな」一緒に暮らしている家人にも感染可能性が高いし、二人で薬代6万はちょっと痛い。
「それはもう、ゾコーバでお願いします」
帰り際に看護師から今後の説明が。「昨日を罹患日として、5日間は在宅療養を、代替それで症状が治まりますから、6日目に体調が正常でしたら7日目からは通常生活に」って医学もしっかり進歩するのね。前回は10日間隔離だったからな。
しかし。わあ。3年と6か月でコロナ再罹患だあ。前回のコロナ罹患日記にご関心のある向きには上段のスレッドをご参照ください。今回は軽症な気がいたします。
帰宅して、まずはゾコーバ4錠を服用し、母親の退院対応ができなくなった旨を妹に連絡してとにかく退院延長を病院に依頼することとした。あまり食欲もなく、きつねそばを作ってもらい、助六寿司とともに夕食とした。これから数日は日ごろ耽溺しているアルコールともしばしご無沙汰となる。
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