ゴルフに駅弁に博多豚骨ラーメンに。初老男、初夏の絵日記。

初老の男が記す絵日記など面白いわけがないけど、この頁に辿り着いたのが運の尽きと思って暫時お付き合いを。

ゴールデンウィーク明けに風邪で高熱を出してしまったものの、恐るべき回復力で水曜に38度の発熱を起こしたのに金曜日には快癒してしまい、土日は2日連続で富山県の名門コース、呉羽カントリークラブに伺候した。スコアの方は病み上がりということで今ひとつだったけど、最高の天気のもとで立山連峰と日本海の双方を眺めながらのラウンドは最高でした。


日曜日のラウンド終了後はいったん帰宅して洗濯を済ませ、スーツに着替えて18時13分富山駅発の特急「しらさぎ」に乗車。福井駅「番匠」謹製の「ままごっつお」弁当をつかいながら鉄路米原駅へ。ゴルフのあとだからビールが美味かったですね。


この「しらさぎ」と東海道新幹線「ひかり525号」は、乗り換え時間がわずかに3分しかないので、JRは正規の乗り継ぎと認定していない。自動券売機では購入できない非公認の乗り継ぎなんであります。ちょっとでも遅延すると、周囲にも駅構内にもなんにもない米原駅で大野伴睦をひたすら恨みながら47分間の空白を過ごすことになる。


日頃の善行を神がご照覧になったのか、無事に乗り換えて新大阪へ。そのあとは大阪出身社として、懐かしのバーなど漫遊して深夜に「ドーミーイン梅田東」へチェックイン。ここは最上階に天然温泉が湧いていて、露天風呂でくつろぐと一日の疲れが癒されるんです。


ホテルのフロントでパソコンを借りて、朝起きるとともにサンドイッチ食べながらお仕事に励みます。ちょっと二日酔い気味だったので特効薬のカルピスソーダを片手にして。画面がヤフーじゃないかって?仕事上の機密をここでさらすほど私は阿呆ではありませぬ。


月曜日は大阪の本社で会議。打ち合わせ。延々仕事をした上でちょいと飲みに出かけました。街中に夜遅くまで人が溢れていて、やっぱり都会はちがうわあ、なんて感激しきり。越中富山に赴任して3年の月日がたち、心身ともにケンミンとなったのかな。


さて火曜日は朝もはよから博多へ向かって出発。私の所属する業界の、年に一度の大集会が今年は博多で開催されるもんでね。小職といたしましても、末席に連ならねばならん事情もあるんですわ。博多じゃ宴会続きになるから、朝メシ代わりの弁当は野菜中心にヘルシーに迫ってみました。あんまり美味しくなかったけど。


画面がかしいでいるのはシャッターチャンスを逃がしかけて大急ぎで撮影したからです。新しくなった広島球場であります。広島駅から指呼の間にございます。


徳山市の工業地帯。徳山駅の前後はずーっとこんな風景で、見てるだけで迫力満点。「インダストリアルツーリズム」でも導入すればいいのにね。この辺の夜景もなかなかのもんですよ。蒲鉾とういろうがなぜか名物なんです。ここのういろう屋のご長男が元上司ですでに故人なのですけど、凄絶な人生でした。人物月旦をやり出すときりがないからやめときます。


そうこうするうちに鉄路つつがなくJR博多駅にご到着。阪急百貨店をはじめとして複合テナントビルが連立するこの駅の殷賑ぶりは東京大阪をしのぐものがありますね。「アジアの玄関口」という表現が誇大ではないことを体感いたします。駅の2階に麺類屋横丁がございまして、博多についての一杯めをここでいただくのが私の習慣。何時食べても本当に美味しいなあ。

博多到着後のご活躍ぶりについてはまた後日に。


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