風邪。ミツマメとトーストと。「神去村」に「霧島カルデラ」。
先週半ばくらいから風邪を引いてしまった。年末年始、誠心誠意にお取引先様と向かい合って、明け方まで酒を飲み、喉を嗄らして熱唱したせいに違いない。労災おりる・・わけないか。
11日の金曜ぐらいがピークだったみたいで、たぶん38度くらいあったんでしょうね。よく土曜日は朝から食欲がなく、近所のコンビニでとりあえずの熱量源に喉のとおりがよさそうなものを物色しました。酒飲みの風上にも置けない品揃えだと反省しています。
開高健は「精神の疲れにはアルコール、肉体の疲れには甘いもの」と称して、疲れてくると栄太楼の缶入りミツマメを愛用していた。あれはさすがに文豪用で、私には少し甘さがくどいのでもっぱらはごろも缶詰の「甘みあっさりミツマメ」を購入しています。寒天のカリカリ感が好みにぴったしなのです。
昼前にはさすがに腹が減り、グランドプラザ方面へ。インカ音楽のコンサートがあるからって期待していたけど時間を間違えたみたい。寒いなか待ってても風が悪化するだけなんで「一平飯店」へ。
冬場はいつもこの「ウマニソバ」630円を注文するのです。野菜たっぷりだし、あんかけなんで途方もなく熱くてあったまるし。富山ケンミンの胃袋にあわせて盛りが豪快なので、体調がすぐれないと完食できないのが残念。まあフツーのラーメンなら2玉ぶん入っとります。
そんなこんなで週末は諸々の療養に精を出しました。酒もほとんど飲めず。なにより食欲がげんなり。ご迷惑やらご心配をおかけした方々には、心より感謝とお詫びを申し上げます。
火曜は朝から大阪でお仕事。なので月曜日に変則ルートで大阪へ。ロイヤルホテルにチェックイン。夕食はセブンイレブンのサンドイッチが精一杯。
三浦しをんの「神去なあなあ日常」を読みながら。風邪の諸症状は喉から鼻づまりへと移行を開始しており、それに合わせて風邪薬も路線を変更。
本邦でもめずらしい「熱血林業イナカ小説」。川原泉あたりが題材にしそうだな。高校を卒業と同時に有無を言わせずに三重県の山奥、神話と伝奇渦巻く世界に「林業労働者」として放り込まれた横浜育ちのシティボーイの青春記、とでも申しましょうか。読んで損はいたしません。
おとなしく本読んで寝たのが良かったのか、翌朝には食欲が久しぶりに復帰なさって、ご覧のとおり。ロイヤルホテル中庭にたたずむクマのモニュメントを相手に久しぶりに洋風朝食。背筋伸ばしてナイフとフォークを操って。たまにはこんなのもいいなあ。
仕事が終わって、ホテルに戻って。社長から借りた石黒燿の「死都日本」は、小松左京の「日本沈没」に似た感じのするクライムミステリー。しかし霧島カルデラが一昨日の私みたいにゴホンゴホンと咳き込んでしまったら、日本列島はそれだけで都市機能のすべてがおじゃんなんですね。
人間の寿命のサイクルにちかい周期で訪れる「地震」のことは、「いつか来る」と銘記されやすい。でも数万年単位で噴火する火山についてはなかなか危機感が湧かないものなんだな。
そういえば去年、福岡に出張した際に大宰府の「九州博物館」で「阿蘇カルデラの形成」のジオラマを見て、「いまどきこんな噴火があったら九州全滅やんか」とびっくりしたことを思い出した。
手前勝手な言い分だけど、生きている間に絶対に遭遇したくないものであります。
11日の金曜ぐらいがピークだったみたいで、たぶん38度くらいあったんでしょうね。よく土曜日は朝から食欲がなく、近所のコンビニでとりあえずの熱量源に喉のとおりがよさそうなものを物色しました。酒飲みの風上にも置けない品揃えだと反省しています。
開高健は「精神の疲れにはアルコール、肉体の疲れには甘いもの」と称して、疲れてくると栄太楼の缶入りミツマメを愛用していた。あれはさすがに文豪用で、私には少し甘さがくどいのでもっぱらはごろも缶詰の「甘みあっさりミツマメ」を購入しています。寒天のカリカリ感が好みにぴったしなのです。
昼前にはさすがに腹が減り、グランドプラザ方面へ。インカ音楽のコンサートがあるからって期待していたけど時間を間違えたみたい。寒いなか待ってても風が悪化するだけなんで「一平飯店」へ。
冬場はいつもこの「ウマニソバ」630円を注文するのです。野菜たっぷりだし、あんかけなんで途方もなく熱くてあったまるし。富山ケンミンの胃袋にあわせて盛りが豪快なので、体調がすぐれないと完食できないのが残念。まあフツーのラーメンなら2玉ぶん入っとります。
そんなこんなで週末は諸々の療養に精を出しました。酒もほとんど飲めず。なにより食欲がげんなり。ご迷惑やらご心配をおかけした方々には、心より感謝とお詫びを申し上げます。
火曜は朝から大阪でお仕事。なので月曜日に変則ルートで大阪へ。ロイヤルホテルにチェックイン。夕食はセブンイレブンのサンドイッチが精一杯。
三浦しをんの「神去なあなあ日常」を読みながら。風邪の諸症状は喉から鼻づまりへと移行を開始しており、それに合わせて風邪薬も路線を変更。
本邦でもめずらしい「熱血林業イナカ小説」。川原泉あたりが題材にしそうだな。高校を卒業と同時に有無を言わせずに三重県の山奥、神話と伝奇渦巻く世界に「林業労働者」として放り込まれた横浜育ちのシティボーイの青春記、とでも申しましょうか。読んで損はいたしません。
おとなしく本読んで寝たのが良かったのか、翌朝には食欲が久しぶりに復帰なさって、ご覧のとおり。ロイヤルホテル中庭にたたずむクマのモニュメントを相手に久しぶりに洋風朝食。背筋伸ばしてナイフとフォークを操って。たまにはこんなのもいいなあ。
仕事が終わって、ホテルに戻って。社長から借りた石黒燿の「死都日本」は、小松左京の「日本沈没」に似た感じのするクライムミステリー。しかし霧島カルデラが一昨日の私みたいにゴホンゴホンと咳き込んでしまったら、日本列島はそれだけで都市機能のすべてがおじゃんなんですね。
人間の寿命のサイクルにちかい周期で訪れる「地震」のことは、「いつか来る」と銘記されやすい。でも数万年単位で噴火する火山についてはなかなか危機感が湧かないものなんだな。
そういえば去年、福岡に出張した際に大宰府の「九州博物館」で「阿蘇カルデラの形成」のジオラマを見て、「いまどきこんな噴火があったら九州全滅やんか」とびっくりしたことを思い出した。
手前勝手な言い分だけど、生きている間に絶対に遭遇したくないものであります。
コメント
コメントを投稿