夏風邪?高熱は突然に。39度を三日で下げる食養生。

事件は2週間前にさかのぼる。つうか半月も更新してないんや。まあ色々あったからなあ。8月4日のこと。普通に出社して、普通に(普通以上かもしれん)昼飯を、最近お気に入りの「大連飯店」でしっかりと食った。そのあと来客があって、お客様が帰った後にそれはやってきた。


応接室から自席に戻った瞬間に全身に寒気が、手足に異様な痛みが走って、立っていられなくなった。震えが止まらなくなって、「ごめん、早退します」と15時過ぎに帰宅した。体温を測ると39℃で、平熱が35℃しかないから、布団の中でひたすら痛みに耐えた。2時間ほどで落ち着いたのでかかりつけの内科医へ。夏風邪のひどいヤツと判明し、投薬を受ける。

薬を飲んだら37,5℃に回復。外食する気力はなく、ありがたいことに焼豚・温泉卵・焼きざましの鯖があったので、適当に夕食をでっち上げた。熱があっても食欲だけは衰えない。


翌朝もまだ37℃台だった。うす焼き玉子なんぞ焼いて、そうめんで朝食。一把半が私の適量で、それ以上では苦しいし、以下では物足りない。とにかくやたらに眠気がするのでひたすらに寝ていた。


午後はどうしても出社しなければならない事情などあり、スタミナをつけるべくお昼は福寿林で酢豚ランチをいただいた。発熱するとエネルギーを使うのか腹が減るんですね。おまけに冷たくて甘いものがほしくなるからアイスクリームとか大量に摂取してしまうし。高熱で寝込んでもお顔ふっくらでいたんじゃ同情票は入ってこんなあ。


ただ買い物に行く気力体力はなく、冷蔵庫の在庫だけが頼り。近所に出前をしてくれる店もないから、こういうときに独身は不便ですねえ。ニンニクで元気をつけようと、自家製の醤油漬けニンニクと漬け込んだ醤油でガーリックチャーハンを。青紫蘇もたっぷりあしらいました。あとニンニク2片と玉ねぎ少々をオリーブオイルで炒めて、トマトジュースを注ぎこみ、適度に塩コショウした即席トマトスープをアツアツで。


前夜のパワー飯が効いたのか、発熱3日目にしてようやく35℃台に回復。残った最後の焼豚と温泉卵で朝食にした。紺だけ冷蔵庫内がキレイになったのは何年ぶりやら。


病み上がりの身体をおして、富山~大阪の日帰り出張へ。どうしても行かないとあかん事情もあったので勇を鼓してサンダーバードに座乗した。熱さましと称して朝からバニラアイスを舐めたりして。


水曜日だったので大阪北新地「榊原」の水曜日限定カレーが食べたくてしょうがなかったけど、サンダーバードが30分遅れてしまい、断念せざるを得ず。まあこれはこれで大好物なんだけど、堂島地下街のインデアンカレーで妥協した。止むを得ないものはすなわち止むを得ない。


日帰りの大阪出張は本当に疲れるのだけど、今回はこのハードカバーが往復まったく飽きさせずに過ごさせてくれた。東京の集団的意識~地霊が、いろんなものに憑依しながら近現代の日本史をめぐっていく。しかし地霊の記憶は古くは日本書紀の時代から継続していて・・とにかく読むしかありませんね、こういう天才的に面白い本は。


夜の10時前になんとか富山にたどり着き、さすがに冷蔵庫も空っぽだから外食を。野菜も食べなきゃいけないからね。おなじみ大連飯店で野菜ラーメンを選択。これで三日三晩連続の禁酒。やればできる子なんです。お酒がなくたって生きていけるもん。


この翌日は東京で、夜は宴会。さらに富山へ戻らず黒部でプレゼンがあり、そのあと宴席、その翌日には難関棚山ゴルフクラブでラウンドの予定。身体が持つんやろか。本気で不安でありました。

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