3月11日は鎮魂の日、しかし誕生日でもあるのだなあ。カツカレーとトマトと玉子と。
悪夢のようなあの日からもう4年がたってしまった。3月11日、鎮魂の日。震災・津波でお亡くなりになられた方々へ心から哀悼の意を表します。また、まだ避難生活が続く被災者の方々に、一日も早い復興を祈念申し上げます。
ところでその3月11日は、どういうめぐりあわせか私の誕生日でもある。今年で55歳。富山へ赴任して6年。富山駐在族でも最年長の部類になった。
そして、朝起きだしてみるといちめんの雪が。
スカパーのパラボラにもびっしり。越中の地に春はまだまだ遠い。寒い。
テレビをつけても、ひたすら「4年前のあの日」の映像ばかりが繰り返される。陸前高田とかを見る限り、復興はまだまだ遠い未来に感じられる。自然の猛威に対して、人間のなんと無力なことか。
気持ちも寒いのでせめて身体だけでも暖まりたく、朝っぱらからカレーうどんなど。
55歳といえば昔で言えば定年だ。しかし平均寿命がこんだけ伸びてしまうと、長々と年金を払うわけにもいかず、多分私の定年は還暦過ぎになりそうな。まだまだ頑張らねば、と自らに気合を入れるつもりで、お昼もカレー。それもゲンを担いでカツ(勝つ)カレーをいただきました。
同僚から引き取ったらしい風邪で熱っぽく、外食する気分でもなかったから、「トマトの卵とじ」をメシに乗っけた「トマ玉丼」で夕食を。味噌汁と合わせても制作時間は10分足らずにして栄養豊富なところが何とも単身者向きであります。
せっかくの誕生日にただただ祈っているほど聖職者じゃないので、このあとは松川を渡ってしまい風邪だというのに行きつけの店でしっかり盛り上がってしまったのでした。煩悩我を去らず。
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