寿司屋は寿司を食うところ。富山から金沢へ。

8月の終わりに富山へ。サンダーバードは新造車両と旧型で現金なくらいに乗り心地が違うのだけど、この日は残念ながらかなりの旧型。塗装だけ新型の色彩に厚塗りしてあって、まるで徹子さんだな。


翌日が早いので前泊した。こそっと一人で行きつけの「えび寿司」へ。ヒカリモノと地モノを中心に握ってもらう。写真左側のスズキが特に良かった。寿司屋は寿司を食うところなので、ツマミを前に延々と飲んでいる人間の気が知れない。ビールとお銚子2合で、40分ばかりで席を立つ。


9月1日は打ち合わせを終えてから八尾の「おわら風の盆」へ。谷崎潤一郎の「陰翳礼讃」を地でいくようなお祭りのはずなのだけど、人口7000人の街に三日間で24万人集まるんだものなあ。


おわらの翌日は金沢へ。能登カントリーは何年ぶりだろう。かなり手を焼く林間コースだった記憶があったのだけど、松食い虫にやられて、大きな松がたくさん伐採され、ちょっと寂しくなった。まあおかげでスコアは破滅しなくて済んだのだけど。


ホテルの部屋から金沢駅を見おろす。未だに工事中の富山駅と違って、新幹線に合わせて計画的に完成されたのは立派。富山駅の完全な工事終了はあと5年以上かかるらしい。そこまで生きている自信が私にはない。まるでサグラダファミリアだな。


いろいろ事情もあって日曜の夕方まで金沢にいた。サンダーバードの時間待ちにと「黒百合」をのぞいたら、ひとり客であったおかげですぐに着席できた。2〜3年前にテレビで「金沢おでん」が大々的に紹介されてから、1時間待ちは当たり前みたいなことになってしまった。電車の時間待ちに地元のおっさんが気楽な感じで一献できる店だったんだけどなあ。


23時過ぎに大阪へ到着。地元のバーで、生ビールがしみる。なんというか疲れる三日間だったなあ。


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