人生初の全身麻酔。


3月9日。いよいよ手術の日である。人生初の全身麻酔手術。朝、テレビ用のプリペイドカードを買いに病室を出たら、ドアの横にこんなものがぶら下げられていた。「いよいよ」感、ありますよね。


朝の検診のときに、ベッドボードにも酸素吸入セットが。胃腸を空っぽにしておかないといけないので、朝飯は抜き。10時以降は水分補給も禁止。手術開始が13時で、終了予定が15時。そのあと3時間の絶対安静があって、つぎに水分を口にできるのは18時になる。手術後の自分、が全くイメージできないので、使い古したセリフですけど「まな板の鯉」そのものです。


酒飲みには麻酔が効かないとか申しますが、現代医学は進歩しておりまして、点滴を入れられて、マスクを被った・・と同時に意識を失い、次に看護婦さんに起こされたら手術は終了しておりました。術後3時間の絶対安静が厳しかったですね。痛いわけじゃないけど、身動きできないし、あちこち管で繋がれているし。


手術部位が腰で、脂肪腫の撤去という、どちらかというと予防手術であり内臓に何の課題もないから、術後の夕食はいきなり「常食」で、ハンバーグなんぞ出てまいります。10年ほど前に腎臓の手術(これは部分麻酔)をした時には術後二日ほど重湯からお粥であって、おかげで3キロくらい体重が減ったのだけど。


手術が終わってから、三日ほど経過観察をして、自分一人でガーゼを取り替えられるように要領を覚えてから退院した。患部が背骨に近いので、洗面所の鏡くらいだとなかなか患部を視認できない。帰宅してまずやったことはアマゾンに姿見を注文することでした。独身のおっさん宅には、そんな気の利いたものは置いてなかったのです。

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