魔女のゴーヤ炒め。夏のシメはウオッカマティニ。35年もののチャンポン。辛味ダイコンで復活だあ。
暑いときは透明な酒がうれしい。キリッと冷やしたウオッカで仕立てるウオッカマティニなんか格別ですよね。普通にビール焼酎ハイボールなどを仕込んで、仕上げにグイッとやるのもいいもんです。
暑いときには熱い麺を汗かきながらすすりこむのもまた一興で。大阪駅前第2ビルB2にある「どんたく」のチャンポンは入社4年目頃から食べているから、どうだろう35年くらい食べている勘定になる。その間、いっとき閉店したこともあったけど。
20代30代のころは、大盛(麺1.5倍)におにぎりを2個つけて平気だったけれど、今は完食がままならない。人は衰えていくものなのです。
こちらは堂島の謎なビルの謎な地下にある居酒屋で、昔はさぞかし美人であったであろう、今は魔女じみた女主人がひとりで経営している。和牛の串焼が名物なのだけど、野菜料理も多彩で、胡麻焼酎のソーダ割りなどやりながら昔話にふけったりする。なぜか月曜日に行きたくなる、それもまた謎の店。ここも梅雨明けくらいになると行くようになって、秋風がしみる頃になると縁遠くなる。夏御用達だけど、いつになっても潰れないからありがたい。
この日のメニューにはなかったのだけど、ゴーヤが食べたくて「ゴーヤあります?」と聞いたら、知り合いのインド人(カレー屋経営)が、店の前で植えているゴーヤをもらったのがあるけど、市場で買ったわけじゃないから品質保証はしないよ、と言いながら作ってくれたゴーヤとベーコンの炒めもの。あらびきコショウがきいて、胡麻焼酎がすすんで困る逸品でした。
魔女の居酒屋を出て、天満の行きつけへ。ここでハイボールをしこたましたためて、挙句に冒頭の店にハシゴしてウオッカマティニでしめたのでした。夏の夜の素敵な過ごし方だと思いませんか。
ただ、楽しい酒には不可避のおまけに二日酔いというものがありまして、翌日はまあなんともティピカルな症状でありました。熱い麺もいいのですが、辛味大根たっぷりのおろし蕎麦もいいもんなんです。アルコールに荒れた胃がたちまちのうちに回復して行くような。おかげでまた夜になると飲みに出ることになるんですが。
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