町中華で至福。力石は出現するか。大山に春が来ぬうちに梅雨がきた。通販生活の失敗。
大山にいつまでたっても春が来ないのに(阪神ファンにしかわからん言い回しですまん)、大阪の町は梅雨空の下で間もなくやってくるであろう夏に備えている。カラッと晴れる日がないので、毎日湿気とたたかっている。
必然的に激辛カレーの登場回数が増えるわけである。
もはや定年待ちの窓際族ゆえ、大残業とかほとんどない。まあ残っても19時くらいか。そらから帰宅して買い物に出て自炊するほど真面目じゃないので、近所のフジオグループ経営各店でサクッと夕食をすます。
おかずが並ぶショーケースで、まず選ぶのが酢の物とおひたしで、じじいになるとこういうものでビールを飲むのが楽しいのですよ。
相変わらず青魚は大好物なので、堂島アバンザB1の「親方」へは週に2度くらい、このサバ焼き定食を食べに行く。中性脂肪とコレステロールが安全圏なのはこれのおかげかもしれない。
アバンザで昼飯を食って、2Fのジュンク堂へ上がり、本を物色する。テレビの一回目がおもしろかったので、池井戸潤の「ノーサイドゲーム」を購入。週末に一気読みするであろうことが予測される。
階下に降りたら、こんなポスターが。無店舗販売が基本の通販会社が実店舗を出店してもやはりそれはうまくいくわけがない。店内のディスプレイを見ても、何か買いたい気分にはならなかったものなあ。
最近「町中華」なるものが流行なのであるそうな。そんなに気取って行くわけでもなく、私は昔から愛用している。メニューに(注文したことはないけど)オムライスがあって、成人向け漫画週刊誌が数種類あって、スポーツ紙があれば、りっぱに町中華である。
漫画週刊誌をめくりながら、ビールとかハイボールを空けるのはなかなかの至福ですよね。
天神橋筋5丁目の「精養軒」はそういった意味でまごうかたなき「町中華」で、私は「Aランチのごはん抜き」というヤツを頼む。唐揚げ2個に叉焼が1枚。卵焼きに八宝菜。これらをアテにして、「漫画ゴラク」なぞ読みつつ一献するのである。あとここにパーカーを着てイヤフォンからやかましく音楽を漏らしながら、「おっさん、こんなところで一人宴会かい?」などと言いつつ力石のヤローが入ってきたら、具象と抽象の核融合になるんだけどな。
コメント
コメントを投稿