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「勝駒」「ガトーネグロ」「萬歳楽」な連休

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連休中盤はわざわざ富山までウフフの人がお越しになられたので、ゴルフを1日ウフフを2日ってバランスになりました。ゴルフはお取引先幹部3名様と富山カントリー倶楽部へ。今シーズン初の晴天ゴルフなれど、黄砂でけぶってしまい、立山連峰は望めず。 神通コースの1番パー5でいきなりパーを達成。上がり3ホールの連続パーをいれて9ホールでパーが4つ。これで49なんだから、3パットとOBがいくつ出たことやら。後半は有磯2番のショートでバーディをとり、このまま今日は100切りかと思ったところでアクシデントが発生。突然の腰痛勃発で、ショットがつらくなってしまい結局後半は56を叩いてトータル105。いつもと何も変わらへん。 富山市桜木町の、とんでもない袋小路に鄙には稀な居酒屋あり。その名を「金泉」「銀泉」という。関西人からすると、有馬温泉みたいで違和感あるけどね。どっちも同じ経営者で、メニューも値段も変わらない。店構えが昭和レトロなのが金泉で、平成モダンなのが銀泉。ウフフの人が特にお気に入りなので、初日を銀泉翌日を金泉へ。 こちらのお店では、幻の銘酒「勝駒」がいつでも呑めるから、富山のノンベエにはありがたいかぎり。勝駒の純米は、ちょいと甘口なんだけどふくよかで、どんなアテにも寄り添ってくれる。銀泉では和風のメニューと勝駒で。翌日は洋風メニューでチリワインの「ガトーネグロ」。こいつも結構。 昨夜は、送りがてらに金沢までお出かけ。フォーラスで通勤用のシャツとか買うつもりだったけど。まあ口腹がいやしいもんだから、買い物よりも優先したいモノがありまして。 金沢駅構内に店を構える居酒屋「黒百合」。全国の酒飲みに知られた名店であります。駅構内の飲食店としては日本一の称号を差し上げたい。立地が駅ナカだって言うのに客の半分は地元の常連だし。安くてウマくて接客が良くないとこうはなりませぬ。 この季節、まずはこいつから始めないと。山菜天ぷら盛り合わせ。野セリ、タラの芽、コシアブラ、ゼンマイ、コゴミ、フキノトウ。あははサクサクシャリシャリ。生ビールに最高。 ま、県外の方には珍しいんでしょうね。ホタルイカの酢味噌和え。当日の朝に新湊で水揚げされたもの。今年は大阪東京からの来客が続いて、4月など毎週のようにホタルイカで饗応しておったので私はすでに食傷気味...

facebookとアマチュア無線。どっか似ている。

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facebook  のおもしろさって何なんやろう。顔見知りと顔見知りの集団で、内輪話を繰り返しているだけやんって友人のMは言うておったが。 しかしM君。先日晩酌をしながら業界の大先輩とチャット状態でやり取りしながら思ってたんやけど。でもこの、ちょっとした知り合いとの他愛もない話ってなぜか楽しい。ソーシャルコミュニケーションやから、誰かがのぞいているかもしれない。だから適当に上品ぶってるところが居酒屋の会話と違う。 かつてどこかで体験したことのある、属性を同一にした集団での意味もない会話の集積。 私の愛機 TRIO TS-801 今はちょっとデジタル中年になった私。中学生の頃はアマチュア無線にこっていました。そのおかげで電気配線とかハンダ付けに抵抗感がなくなって。コールサインはJR3MXXでした。我が儘言って親には多大なる出費を強いてしまって慚愧の念に耐えないけれど。 アマ無線って、会話を誰かが聞いているのを前提で、同じ趣味という共通プラットフォームに乗った人間同士がまあたいした内容じゃない会話をかわすのがほとんどでしたねえ。で、人の話を聞いていて、割り込みたくなったら自由に割り込めるし。 「まっくん」ことMacBook 中坊のころは、帰宅するとまず無線機のスイッチをいれて、誰かがオンエアしていないかどうか確認していた。知り合いが空にでている(誰かと交信している)ようなら、会話の入れ替え時を見はからってこっちのマイクをカチカチいわせると「QRZ(あんた誰)?」から始まって、近所の集会みたいに会話が始まる。facebookと違うのは、画像が介在しないことと記録性に乏しいことかな。 JARLが作ってる「コールブック」なんて、コールサインの一覧表があったから、コールサインさえわかれば住所氏名年齢職業がわかる仕組みで。最近の個人情報保護の観点からすると相当に乱暴な話やけど、まだ時代がのほほんとしていたのですね。 facebook 創業者のザッカーバーグは年齢的にもアマ無線の世代じゃないから、二つの類似性なんか感じもしなかっただろうけど。五十一年も生きてしまうと、色々思う訳ですよ。

ビストロ男子か?まっくんと囲む食卓。

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最近のモテ系男子は「料理ができる」のが条件らしい。「ビストロ男子」とか言うんだって。私なぞは大学入学当時から(主として経済的事情から)自炊していたから、自炊歴は34年にわたる大ベテランなんだけど。料理ができるからって女子にモテた記憶はありまへん。生まれてくるのが早すぎたのね。 連休の頭に仕事で能登半島に出掛けたんで、「道の駅」に立ち寄ってお買い物。ついでに「ロッキー」なんていうローカルのスーパーにも潜入し、いろいろと食材を仕込みました。 京都の九条葱に似た葱。写真に収まりきらなかったけど、青い部分も長くてしかも柔らかく美味しそうで。こんだけ入って120円は安いわ。 山菜の女王と、私が勝手に呼び習わしている「コシアブラ」が150円。去年山菜採りに行った時にこのコシアブラを採集すんのにどんだけ苦労したことか。 富山じゃ見かけない超巨大薄揚げ。しかも肉厚。包装のデザインも何か昭和レトロで気に入ったんで2枚を購入。連休の食卓が充実しそうな予感がしました。 で、帰宅後に早速キッチンへ。仕事は要領かまして手を抜いて。先日ご紹介したタレーランのごとくいい加減をモットーにしてますけど。料理は自分が食べるもんだからねえ。手際は良くても手は抜きまへん。道の駅で購入した地物のワカメをまずは下処理。 紀文の「鯛ちくわ」といっしょに酢のものに。京都の千鳥酢にうすくち醤油・出し汁・砂糖少々を入れて。いつも食べてる乾燥モノの養殖ワカメとこうも違うんかとビックリしました。磯の香りと歯ごたえと。もう一袋買っときゃよかった。 コシアブラは天ぷらが定法で、たしかに絶品なんだけど。揚げ物をやると後始末が大変なのよねえ。だから湯がいてアクを取って胡麻和えにしました。でもちょっとヌルッとする舌触りがエロチックでいい味でございます。例の薄揚げはオーブントースターで焙って大根おろしで。青ネギは牛肉の切り落としと煮付けましたが、写真を撮り忘れ。酒のアテばかりだから焼酎の進むこと。 翌日の朝食。と言いますか毎日の朝食です。花粉症の解決に「発酵食品の大量摂取」で成功したため、シーズン中は毎朝この献立で。鮭フレークが出汁巻き卵に変わったりもしますけど。これにダノンビオヨーグルトとヤクルトが付きます。テレビの朝ワイドとネットのニュースサイトを見比べながら。...

福島第1原発4号機 核燃料プール映像公開

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阪神vsヤクルト戦を見ながら何となくネットニュースを見ていたら、「福島第1原発4号機核燃料プールの映像公開」なる記事が目に飛び込んで来た。早速開いてみたけど、専門じゃないからどこに異常があるのやら。さっぱりわからん。 記事によると、水温が85度ほどもあり湯気(水蒸気というべきか)が激しくて、カメラが水中に入るまでは何も写っていなかったとか。東京電力が所有する水中カメラは水温50度までしか耐えられないのでわずか6秒の撮影になったそうな。日本中探したら、もっと高性能な水中カメラがありそうなもんやけど。 3月15日に爆発した4号機。定期点検中だったので稼働状態ではなかったそうだけど、それでもこれだけの損傷をすることになったんで。 いまさらイスカンダルまでコスモクリーナーDを受領に行くわけにもいかないし(ヤマトでさえ1年かかったからね)、作業員の皆さんの地道な活動しか手段がないわけだけれど。メディアだけでなく、しかるべき立場の人がもっと現場で働く方々を賞揚してもいいんじゃないでしょうか。

エクレアがフランスを救ったみたいにならんかなあ。

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福島の原発がなかなか事態好転といかない日々が続いています。津波震災の復興もまだまだ遠いようで、なんでこんなに上手くいけへんのかなあと思いますね。何でも政治のせいにすればいいってもんじゃないけど、ほんまに人材がおらん感じで。 天啓ってわけじゃないけど、突然にタレーランを思い出してしまいました。そうだタレーラン、悪者といわれながらもフランスを救ったタレーラン。こんな人物が今いたらなあ。 タレーランのアフォリズム。 「私は不徳義漢で権謀術数の徒であると見られているが、実は物に動ずることなく人間を見 下していただけなのだ」 「誹謗中傷より酷いことがひとつある。それは真実だ」 「感受性が強すぎると不幸をもたらし、感受性が無さすぎると犯罪を招く」 「暗殺とはロシアで最もよく用いられる免職方法である」 タレーラン・ペリゴール 近代国際会議・外交の原型となったのが、1814年にナポレオン以降のヨーロッパ体制を定めた「ウィーン会議」なんだとか。各国の思惑が入り乱れて、舞台裏では合従と連衝が繰り返されながらも表立っては議事が進まなくって。連夜の舞踏会と宴会に「会議は踊るされど進まず」と言われましたっけ。映画にもなりましたね。 タレーランはフランス大使として会議に参加。敗戦国の代表ながら、各国の力関係を逆手に取ってウラ外交をすすめました。本人も美食家で知られていますが、天才料理人と呼ばれたアントナン・カレームを伴って、会食の席で相手を籠絡したんだとか。 アントナン・カレーム カレームは「私は王の料理人であり、料理人の王でもある」なんてうそぶいてました。フランス料理の4大ソースを確立したとか(私はソースベシャメルとソースエスパニョールしか知らん)、エクレアとミルフィーユを作り出したとか。毎回材料とテーマを変えて365日違う料理を作ったとか。今に至るフランスの「食卓外交」の基礎を作ったんだと。 ウィーン体制のヨーロッパ 各国代表が、まあご馳走だけにやられた訳じゃないけど、おかげで敗戦国でありながらフランスはナポレオン革命前の領土を保全しただけじゃなくって、セネガルを植民地に加えることにまで成功してしまいました。たいした外交手腕にして政治術やね。21世紀のどっかの国じゃ内政外交ともに無茶苦茶になっとりますけど。 誰がメッテルニヒ...

いねむり先生。放歌高吟。咽頭痛。インデアンカレー。怪しい男。立山そば。

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先日ナルコレプシーのことを書いて、色川武大に言及した。言霊の威力で、どうにも色川武大・麻田哲也のことが気にかかるようになっちゃって。また立て続けにエッセイ集を2冊、アマゾンに発注してしまいました。ああ世に貧乏の種は尽きまじ。さらに、伊集院静が「いねむり先生」なる長編小説で色川武大を師と仰いだ時代を書いてたことを発見してこれまた発注。週末の大阪出張には伊集院静に同行して頂くことにした。 色川武大は交友関係の広く複雑なことでも知られていて、オモテもウラも大変な人だった。それらの方々を絡めて書いていかないと、その人格と人徳もわかりにくい。でも実名で書くと支障があるし。そこでいまどき珍しい「伏せ字」をつかっています。これおもしろい工夫ですねえ。字数から推測するんですけど。なんかボクまで色川武大のあったかさに包まれた気分になって。でもあったかいだけじゃなくってすこしおっかなくって。大阪富山往復のサンダーバード車中で読み切ってしまいました。大型連休にお薦めの一冊です。 日曜日は甲子園へ。阪神横浜戦を観戦すべく美女一名を伴って馳せ参じました。梅田大丸の地下で購入した弁当(韓国風海苔巻が素敵)もウマかったし、青空の下で飲む生ビールも最高だったけど。試合がねえ。虎が去勢した猫みたいになってしまって。横浜の無名左腕に簡単にひねられてしまいました。おまけにアイビーシートからの階段で美女が足をひねって捻挫してしまって。2次災害であります。 定宿のリーガロイヤルホテルです。着るモノと食べるモノに贅沢しない主義で、ブランド物にも全く無関心なのですけど、ホテルと列車にはちょいとお金をかけることにしています。上から下までユニクロで固めた男が、どこかのバッタ屋で1500円で買ったノーブランドの鞄提げてそんなとこに出入りしていいんかねえ。 月曜の夜、同僚後輩友人/友人の連れと鯨飲の上で放歌高吟。いつもの愚行を繰り返して。。RCサクセションに、QUEENまで歌ってしまった。ほんで翌日には「ついに風邪ひいたんちゃうかな。喉めっさ痛いねん」と言って友人に笑われる始末。風邪でない証拠に夕方には快癒してるねん。ハンザキみたいな回復力やな。さてホテルの朝食券を持っているにかかわらず、午前10時の開店をまってインデアンカレーに突入。二日酔いに奇態に効く不思議なカレー。 ...

ゆで卵の丸かじり 森の宿 灘の男

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4月も20日をすぎて、少しは天気が安定するかと期待するけど、やはり北陸だけあって雨が多いんですね。「弁当忘れても傘忘れるな」の土地柄でございます。雨が降り出したときにカバンからサッと折り畳み傘がでてきたら、地元民と見てさしつかえございません。 さーて今週の3冊です。ここんとこJ・P・ホーガンのガニメアンシリーズにハマっていたので、ちょいと方向性を変えて。まずは東海林さだおの「丸かじりシリーズ」。ついに33冊目になったんですねえ。週刊朝日での連載が20年を迎えたんだとか。大した持続力というしかありません。週刊文春での連載は38年にわたっていて、「タンマ君」が連載開始頃に大卒新人だったとすると今年で60歳。立派に定年なのです。 東海林さだおは、1937年10月30日の生まれ。当年74歳。私はこの人の文章が好きなんでエッセイ集はほとんど所有しており、「丸かじりシリーズ」も全巻所蔵です。第1巻の「タコの丸かじり」あたりではまだ慣らし運転で、名著の名も高い第10巻「豚の丸かじり」ではすでに連作エッセイにおいて他者追随の余地を与えず。第24巻「おでんの丸かじり」では還暦を迎えても実験精神旺盛な所を見せていました。 しかしさすがに74歳。円熟の技はすでに完成の域に近いのですけど、ちょっとパターン化というかはっきり申し上げてマンネリなんです。展開が読めてしまう。ああ俊英も加齢に勝てず。内田百閒のごとく老耄もまた材料に、マンネリがより諧謔の味を増すというのはさすがに無理なようで。 私小説の雄、車谷長吉が紀伝体小説に挑んだ「灘の男」。帯にある「粋でいなせで権太くれ」なる表記といい、「灘」といい、日本酒の杜氏の話なんかいなと酒好きの私は早とちりして購入したんですけど。「灘」は「播磨灘」のほうで、車谷長吉の濫觴の地である兵庫県姫路市近郊の、わりと荒っぽい土地で生まれ育った「ごつい男」たちの物語でございます。読んでいるとまるで架空のようなお話なんですけど、実在の人物と実話なんだとか。 私小説家だったのに、会社経営の何たるかをどうしてこの人は本質でつかんでいるんでしょうか。話の中身の面白さはもちろんですけど、作者の知られざる部分にびっくり。 聞き書きの形を取ってるんで、書き言葉としての関西弁に抵抗がある方にはおすすめしません。話のなかに飛び込みがたくなりま...