資本主義の終焉と歴史の危機について。アンシャンレジュームは崩壊しない。おぞましい結末。そして呉羽カントリー立山コースにおける現実。

7月1日は日本史の新たな展開点になるだろう。よきにつけ悪しきにつけ。それに先立つ29日にもいろいろとマクロにしてミクロな出来事が私を翻弄したのだけど。

はつなつの眩しき朝をのぞめども、カーテン開ければ梅雨の曇天。雨滴が落ちてこないのがせめてもの救いといった按配でした。さてどうするか。


人生まず朝飯から。とくにこの日は午後から名門呉羽CCでゴルフなので、しっかりと食べておかないと途中でガソリン切れになるので。前夜に禁酒禁煙してアルコールの気がないこともあって食欲旺盛なんだなあ。


メシを喰らいつつ思へらく。物事は悪い方向に行くと考えるとえてしてマズい結果を招く。今は曇天だけど雨かもしれないと思えばきっと雨が降る。晴れるに違いないと考えよう。だから・・洗濯だァ!


お酒を抜いた翌朝は何しろ早く目が覚める。前夜はましてや午後11時には就寝しているのである。実は洗濯に取り掛かったのが午前7時半。出発までまだ4時間半もある。こういうときこそ読書じゃないか。ちょうど半ばまで読みかけだった、ここのところ評判のこの本を開いてみた。

ネタバレになるから書きませんけど、一読に値しますね。ヘーゲルの「歴史哲学」的な手法を感じさせられました。私的感想ですが、現代のアンシャンレジュームは崩壊しないでしょうね。良い方向にも向かず、過剰生産能力は擂り鉢的に生産財を吸収する軍事費に走ると思います。おぞましいけれど。すでに中国がそうであり、わが国も後追いを始めてしまったじゃないですか。


どえらくマクロなことを考え、人類の末路まで考え抜いたころに「行~きましょ」とゴルフのお師匠様がありがたきことに拙宅まで迎えに来て下さった。何十兆円レベルの思索が、一気に「本日の芝目に関する考察」へと収縮する。これが現実。まあ人類の将来はまたヒマな折にでも考え直そう。


しかしマクロづいた思考は、わずか直径11センチのカップに集中させられず、アウトコースでは全く久しぶりに60も叩いてしまった。折り返し休憩でこいつはいかんと、常態をとりもどすために生ビールを約1パイントほど服用し、意識を切り替えた。おかげでインコースはなんとか45で名目を立つことができたのだけど。ほとんど雨が降らなかったのは僥倖以外のなにものでもなく、数キロ先の立山町ではゲリラ豪雨でえらいことになったらしい。

日頃のおこないは大切であると痛感いたしました。


帰宅してチョチョッとつくった晩飯というか、焼酎のアテ。テレビの洋画劇場で「ワイルド・スピード MEGA MAX」をやっていて見入ってしまった。しかし最近のアメリカンエンタテインメントって、破壊シーンが半端じゃないですね。

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