新聞はすでに死んだか。高岡「チャンポン」の「何これ?」 二日酔いゴルフの諫め なにをしでかす「この女」
北陸本線高岡駅の「今庄そば」には「チャンポン」なるメニューがありまして、ご覧の通り。そばとうどんが妻妾同衾のごとくひとつ丼に横たわっている。つつこうがまぜようがあなた次第の、ドSともドMともいかなる変態ともひもつきそうな不可思議な食べ物。
あまり食べずに飲まねばならぬときは、せめて立ち食いソバの一杯でも胃に入れておけ、とは恩師先輩のありがたい教訓なので、宴席の前にずるずるっと啜り込んだ。
高岡の夜(9月12日)は「ひやおろし」の日本酒にはじまり、ウィスキー仕込みの梅酒ロックにすすみ、さらに赤と白のワイン。そこから河岸を変えて高岡最古のショットバー「河童」でハイボールを数杯。さらにもう一軒行ったよなあ。気がつくと11時過ぎで、面倒くさいから特急料金払ってサンダーバードで富山へ戻った。
富山に戻って大人しくしていればいいのにね~ 酔ったかぎりの騎虎の勢と言うやつは止まりません。行きつけのBarであまりこういうときに遭遇しないほうがいい人物と出会ってしまい、梯子の段は午前3時半まで伸びてしまったのでした。翌日はゴルフだっていうのにね。
二日酔いでただただ気持ちが悪い時のゴルフって、なかなかの苦行ですね。願ってもない秋の涼しさと晴天に恵まれたっていうのに。この体調で100を切れたのは上手くなったせいなのか、ちょうど力が抜けてよかったのか。
さて昨今。新聞メディアの鼎の軽重を問うような事件が某新聞社を中心に、沖合からの津波のごとく押し寄せてまいります。新聞社同士であまり悪口を言いたくないのか、終戦記念日もとっくに過ぎているのにこの一面は何としたことでしょうか。平和への祈りにかこつけて、自らの業界がなしたことの徹底検証をごまかしているような。
私は新聞が好きなだけに「もっとしっかりしてほしい」と願うばかりです。
しかしこの日、毎日新聞のおとぼけぶりは一面だけにとどまっておらず。地域ワイド面で、カラオケスナックの開業7周年広告がなんと全7段で。あの、桜木町業界新聞ならわかるんですけどね。天下の中央紙がねえ。掲載料がボトル10本だったりして。まあそれならそれも面白いんですが。
森絵都「この女」。虚言癖があり「誰とでも寝るけど一度寝た男とは二度と寝ない」がモットーの謎の美女「結子」。なんといいますか「ちょっと凄くない?あの女って」などと言われることをすべからく平然とやってのける。全編大阪弁で、だれか故郷を思わざる、などと思いつつあっという間に読み切ってしまいました。秋の夜の時間しのぎにもってこいです。
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