ズンドゥブ・イカの塩辛入りカレーと酢ダコで過ごす天神祭の夏。

暑い時はどうしても冷たい麺類などに頼りがちなのだけど、こういう時こそ熱くて辛いものをヒイヒイ言いながら大汗かいて食べるのもいいもんであります。唐辛子とニンニクがガツンときいたズンドゥブなど、胃袋が引き締まる思いがいたしますね。


サイトの更新がここんとこどうしても一ヶ月遅れになっている。多忙なせいではなく、怠惰なせいである。仕事も人生もヤマをすぎて、あとは時間の流れを愉しんでいればいい、そんな境遇になった。まだ定年までは数年あるけれど、勝負の時は過ぎたのである。
大阪の盛夏を告げる天神祭も、陽気な挽歌に聞こえてしまう。


京都〜大阪ぐらしが長いので、季節感は祭りとともにやってくる。祇園祭が本格的な夏の訪れであるならば、天神祭が盛夏のきわまりで、大文字の送り火とともに秋の気配が差し込んでくる。
とは言いつつ、やはりこの時季ただただ暑気に晒されているのは現実なので、辛くて熱いものの代表格としてカレーにも登場願わなければならない。北新地のステーキハウス「榊原」が水曜のランチ限定で出すスリランカ風のカレーを激辛仕様で。イカの塩辛をまぶしながら食べるのだけど、いいもんですね。


天神祭も終わり、大阪天満宮の境内にも静けさが戻ってきた。天満宮のヌシみたいにふるまう黒猫も、いつものように境内で侵入者に目を光らせるようになった。


どういうわけか、夏の疲れにはうなぎとともに「酢ダコ」が効くような気がする。淡路島で上がった地物のマダコは、サイズは小さいけど身がしまっていて、どこか小豆の香りがする。上塩梅である。まだまだ暑い日は続くけれど、食生活をエンジョイしながら、この夏も乗り切っていきたいものでありますね。



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