Было очень вкусно  ヴィラ オーチン フクースナ

Apple meets Apple. 歴史的和解の結果、Apple レーベルの楽曲が iTunes でダウンロードできるようになった。軽佻浮薄をもってする私は、早速に Abbey Road をとりこんでみたところ、ボーナストラックで4人のメンバーによる画像付きのインタビューが収録されていた。たまりまへん。

ところで今週前半は大阪出張でありました。一泊二日の予定が、波乱万丈の結果二泊三日に延長となり、その分多少のゆとりもできたりして。




火曜日のお昼ご飯。堂島の「ロシア料理・鶴のす」にて。ロシア料理と銘打ちながら、それっぽいものはボルシチとピロシキのみ。あとは普通の洋食屋。メニューの少ない洋食屋。

ランチタイムはミンチカツの定食、から揚げ、トンカツにオムライスとヤキメシ。このヤキメシがなんともキャッチーな味でたまらんのです。固めのコメを噛みしめて、幸せを想うひととき。ウスターソースをたっぷりかけるのが、よりB級に愉しむ秘訣。

かつてサマルカンドの屋台で食べた、ヤキメシの王様であるプローフとは似て非なるものだけど、大阪に帰るたび食べたい魔味。Было очень вкусно  ヴィラ オーチン フクースナ「やんばい旨いちゃー」:ロシア語富山弁訳




大阪市北区扇町にあるナゾの喫茶店「アドマン」。わが商売に縁がないでもないネーミングにドキリ。何度も前を通ったことがあるのだけれど、いまだにドアを開ける勇気がない。夜間も灯かりがついているから、夜はスナックになっているのかもしれない。入ってみたい怖い店。




帰りは遅れるわけにいかない社内事情があって、米原経由でもどることにした。朝飯代わりに井筒屋の幕の内、850円なり。可もなく不可もなし。

往復の車中で読もうと「楊令伝 第15巻 天穹の章」「戦争と広告」「ありがとうさようなら」を持ち込んだものの、仕事メールの対応に追われて「戦争と広告」は読めませんでした。週末の課題やね。

楊令伝の最終巻は、うーん。してやられました。宋代クロニクルは次なる北方岳飛伝で完結するらしい。またアマゾン経由で朝貢貿易ですな。「楊家将」「血涙」「水滸伝」「楊令伝」と、38冊も買うたのにまだ続くんや。




瀬尾まいこ「ありがとう、さようなら」は、現役の中学校教師にして作家である著者のエッセイ集。いまどきの中学生って、でもやっぱり中学生で、キラキラ輝いているんやなあと心洗われた一冊。もちろん教育の現場にはもっとエゲツナイ実体もあるんでしょうが、先生がこんな視点で見守ってくれるなら、時代を問わず子供はきっと正しく育つんだろうな。




富山に戻って、水橋まで商談に出掛ける。駅前からクルマで40分。うす曇りの向こうに立山連峰がうかがえた。一日のうちに、晴れたり曇ったり時雨れたり。おまけに豪雨から突風まで。越中の空は貴女のご機嫌のごとく移ろいゆく。

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