さぼうる

神田神保町には「さぼうる」なるお名前の喫茶店があって、さすが学生の町、ちょっと薄暗い店内には自主休講とおぼしき人影が散見される。コニーデ状に盛り上げられた大盛りのナポリタンスパゲティが名物で、神田の古書店街を散策した後によく行ったもんである。




神田で行く店といえば、ここと、天丼の「いもや」それから餃子の「スヰートポーヅ」「キッチン南海」ぐらいなもんか。池波正太郎御用達の「新世界飯店」はいかにも敷居が高く、ラーメンの「神保町二郎」は45分待ちといわれる行列を見ただけで意欲が減退する。



今日は「素敵な土曜日」なので、前夜はおとなしく過ごす筈だったのだ。ちょっとした横風でも簡単に運休にしてしまう、昨今のJRのせいで、後輩1名が富山に足止めを食らってしまい、それをいい口実にして、呑みに出てしまった。

後は言わずもがな。深夜の空腹に耐えかねて、醤油ラーメンなど自作してしまい、おかげで今朝は食欲不振。オニギリひとつと、グリコのカフェゼリーしか食えず。本日は諸業務中止。

ところでグリコのカフェゼリーは、甘みが調節できることもあって私の大好物。近所では大阪屋ショップにしか置いてないので、明日にでもまとめ買いに行かねばならん。




昼食は千石通りの「一平飯店」へ。今日は徹底的にサボることを主眼にしているので、クッキングは夕食だけにする。この店は店内がいつも大食い選手権富山県予選状態なのが特徴だな。そうでなくても各メニュウが量的に充実しているのに、さらに「大盛り」「特盛り」などの掛け声がかかる。大盛り炒飯だとたぶんコメ2合ぶんくらいあるか。


右側が大盛り


女性でも「味噌ラーメンに炒飯」などと、私など見ただけで降参しそうな量を発注している。こちらより遅く食べ始めて、しかもこちらより早くしかも完食しているから驚かされる。




私が頼んだ「ウマニソバ」。しょうゆ味のスープにあんかけされた野菜炒めがドロリと乗っかっている。途方もなく熱い。おまけに、普通のラーメンの倍、つまり二玉は麺が入っているから、ラーメンの早食いに自信のある小生でも、制覇するのに20分近くかかってしまう。それでも挑戦したくなる、なんというか昭和の味がする逸品なんやなあ。


買い物をして帰宅、ラグビートップリーグの「東芝vsトヨタ」をスカパーで観戦する。今年は神戸製鋼がもひとつパッとしないうえに、母校同志社に至っては関西リーグも突破できなかった。情けない。というか私の冬をどないしてくれるねん。



試合が終わって16時。小雨模様もようやく落ち着いた。西日が立山にあたっている。自宅ベランダからの絶景なり。明日は晴れるらしい。掃除洗濯、家事に専念することにする。

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