なか卯のカツ丼、立山そば、鯖の味噌煮にエノキうどん。メシは安直にかぎる。

わが食生活を振り返るに、大したもん喰ってないなアってのが素直な感想である。男子は口腹のことを論ずるべからず。質実剛健。腹に入ればみな同じ。

家から自転車で5分ばかりでJR富山駅に着く。構内には駅弁の「源」が経営する「立山そば」があり、狭い待合室に魅惑的な香りを撒いている。

二日酔い気味で朝飯を作る気力もないときはここで済ませることが多い。富山県の麺類はどこの店に行っても普通盛りで他県の大盛りほどある。これも見た目以上の充実で、深夜まで暴れて腹ペコの朝にもってこいなのだ。


冷蔵庫を漁って、残りものを適当にぶち込んだうどんを作ることもある。休日の昼とかブランチとかに。ダシはヒガシマルのうどんスープで充分。先週末はエノキダケとネギの青いところと薄揚げをほり込んで、卵でまとめて。うどん玉が大阪よりも50グラムくらい大きいから、うどん一杯で満足。ま、朝から天ぷらそばにますのすしまで食ってるからなあ。


大阪では雪の富山じゃできないゴルフなど楽しんでまいりました。あまりカートに乗らずにせっせと歩く性分なので、朝飯だけはしっかりと。ホテルの向かいに「なか卯」があったのでミニカツ丼とはいからうどんのセットで。充実の朝食がスコアに反映されなかったのは、本人が集中力において欠ける要素が多大にあったことと推測される。


いい年になったし、自分に素直なろうと思う。だからメシもこういう安直で単純なものがいい。会社裏の蕎麦屋「夢里」の鯖味噌煮定食は、サラダにご飯に天かす入りのラーメンまでついてくる。チープでわかりやすい味でいかにも働く男の昼飯、って感じがする。


B級グルメなどと世間は言うけど、本人の身体が欲していて日々元気に暮らせるのならそんなものをクラスファイするほうがおかしいんじゃないのかなあ。

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