3月ウサギが集団で
3月は走り月。なんやかんやと行事を重ねて行くうちにあっという間に終わってしまい、新年度に突入してしまいます。わしら営業職にとっては次年度予算作成の時期で、あり得ない売り上げを一生懸命考えて上司の攻撃をやり過ごす、なんてね。いや、まじめに考えてますよワタシは。リアルに確実性を持って。ねえ、社長様。
ほんでまた、3月になるとまた読みたくなるのが萩尾望都の「3月ウサギが集団で」つう少女漫画です。1976年発表の短編やねんけど。舞台は埼玉県のちょっと田舎にある「美月中学」、別名を3月中学。結構原始的な学園ラブコメなんですけど、ちょうど中学3年ころに読んだんで、記憶も鮮烈でございます。マーク・レスターってこのころはアイドルだったんですね。
あと萩尾望都といえば「11人いる!」で、10名のクルーで乗り込んだはずの訓練用宇宙船に、かぞえてみれば11人が乗り込んでいて。誰が偽物やねん!の犯人探しストーリーに、ナゾの宇宙伝染病、さらに成長期に性転換するヴィドメニールとか、異星間恋愛とか。もう盛りだくさん。
短編で言うと忘れられないのが「アメリカン・パイ」。マイアミが舞台で、流れ着いたフランス生まれの難病少女と、売れないフォークシンガーのお話。久しぶりに読みたくなってアマゾンにご発注。ついでと言ったら怒られそうだけど、最近お気に入りの絲山秋子「妻の超然」「北緯14度」「エスケイプ・アブセント」も注文。当分出張だらけなんで、車中読書には困らんな。
昨日は早く帰ってカレーを煮込むつもりで、冷凍してあった豚肉を解凍しておいたのに結局残業で遅くなって外食してしまった。で、けさは6時半に起き出してカレー作り。タマネギと肉しか使わないから、ヨーイドンでざっと1時間ほどで完成します。ブーケガルニとフォンドボーは必須。換気扇から流れ出たに相違ない、時ならぬ芳香にご近所は迷惑だったかも。
サフランライスも炊くんでございますのよ、奥様。ぬるま湯にサフランをつけ込んで、色を抽出させるんでございます。研いだお米にオリーブ油をひと匙いれて炊き上げます。これも結構強烈な香りがいたします。でも、疲れた時にはホントに元気が出ますから。ぜひお試しを。
まったく、こんなもんを朝から2杯も平らげてどないするねん。自分でもオドロキの食欲。週末に胃弱気味で、ほとんど食べられなかったから反動が出てきているらしい。胃弱の原因は宴会続きにあり。苦手な刺身ばっかり出てきたせいです。日本人にあるまじき性癖。刺身と会席料理ほど苦手なもんはちょっとないのよねえ。
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