ハイボール・禁酒・堂島ロール

大阪の翁が今朝ツイッターで「サントリーの角瓶がマズくなった。売り上げが好調になったからだと思う」とつぶやいていた。ほんまやろか。ここ二日間ほどは酒を抜いているものの、角瓶のハイボールはほとんど365日間服用しているけど。味が落ちた気はしない。

先週ひさしぶりに上京した際に、銀座「RockFish」で呑んだハイボール。サントリー角瓶６０mlにウヰルキンソンの炭酸水を１９０ml。レモンピール適量で、冷凍庫でキンキンに冷やした角瓶をこれまたキンキンに冷やしたグラスに注ぎ、冷たい炭酸水をイッキに注ぐ。最後にレモンピール。

１０年前に大阪北浜で店を始められた頃から、ちっとも味が変わっているようには思えへんねんけどなあ。キリリとして透明感のある味わいと、ほどよく喉をキックする多少の荒っぽさと。角瓶をいちばん旨く飲ませる店だと思う。

売れ行き好調で、大量に作るためにモルトが寝てへんから味が落ちたんやと先輩はおっしゃるのだけど。サントリーほどの会社がそんなことをするわけないでしょう。きっと、毎晩服用のしすぎで舌に飽きが来てるんじゃないですか？大先輩。

まあ私だって、去年からの小雪さんによるキャンペーンで、それこそ猫も杓子も飲みだしましたから。ショットバーなんかでまだ酒に慣れてないような若い衆が「オレ、角ハイでね」なんて言うのを聞いてしまうと、「こっちもおんなじのをお願い」とは素直に言われへんのですけど。こちらは飲用歴３０有余年ですからね。ええ。今日出来のハイボールファンとは思われたくないざんす。

そんなときに頼むのが「シーバスリーガルのソーダ割り」で、この場合はのどごしもすっきりしていて味わいも少しふくよかだから、レモンピールも不要です。巷にいっとき「角瓶品薄・品切れ説」が流布されていた時期がありましたけど、なくなったらなくなったで違う酒を飲めばいいだけのこと。飽きっぽい日本人のこと。いつまでも品薄なんてありえませんよ、きっと。

けさの風景でございます。まあ今年のよく降ることよ。昼前にいったん晴れて、また夜から雪だそうです。そんな天気が当分続くらしい。あきれてモノも言えないぜ～どっかの山師が、オレが死んでるって言ったってよ、よく言うぜあの野郎よく言うぜ。あきれてモノも言えねえぜ～って、清志郎かよ。

ところで、堂島ロールならぬ「越中ロール」でございます。お姉さま。出勤途中に見かけました。天然自然は碌でもない災害も引き起こしますけど、時にはこんな粋なお遊びもなさるんですねえ。この雪でスノウスタイルのウィスキーオンザロックスをやったらウマそうやなって。

さあて、今夜からは七夜連続で宴席でござる。二日間の禁酒禁煙の効果や如何に。