激辛食って青山へ。節電の夏、越中の夏。

越中は盛夏が戻ってきたらしく、朝っぱらから気軽に30度を突破している。私のデスクは東側の窓際にあるので、出社前からガラスを通じてお日様が熱心に輻射熱で温めてくれているし。


これは先週の月曜日に撮影したもの。まあ状況は毎朝変わらん。いくらクールビズでも31℃じゃまいってしまう。午前中の勤労意欲はあまり旺盛でないと言わざるを得ない。隣の部屋からサーキュレーターで風も送ってるんだが。室温が28℃になるのはおおむね退社時間ころなので、会社ですっかりゆだった私は家に帰ればクーラー全開、外にいるならキンキンに冷えたビールジョッキってな環境が待ってないと。なん、やってはおられんがです。

暑いときは辛い食べ物で発汗・発散するのも大事なこと。冷たいもんばっかり飲み喰いしていたんでは身体が冷える。というわけで今週はすでに2発やっちゃいました。


火曜日のランチがこれ。根塚「デリー」のタンドリーセットをレッドカシミールで。ここの激辛カレーは3段階になっていて、「グリーン」「レッド」「ブラック」の順になっている。グリーンカシミールは生命保険証書を持参した方がいいとの噂を聞いているのでさすがの私もまだ未体験。もっぱら「レッド」を愛用してます。しかしこれも食後に自らの胃の輪郭をはっきり把握できるほど胃壁を刺激する。途中で水を飲まないのが激辛カレー攻略のポイント。一気に喰いあげて、焼けた喉に流し込む水のウマさよ。


本日のお昼がこちら。新庄の「無鉄砲」でたぶん富山で一番辛いと目される「火吹き醤油ラーメン」。なんかスープが赤黒い。熱いカライ痛い。唇が痛いと言っている。舌が味わうというよりひたすら耐えている。汗と涙と鼻水がとまらない。高校球児の汗と涙は爽やかだが、50オトコが激辛ラーメンで汗と涙にむせんでいるのは醜悪である。怒涛と狂乱の昼食であった。なべて食事と言うもの、平和と笑顔でいただきたいもんである。おまけに食後は胃がヒリヒリするし。


食事の後はお買いもの。天正寺「青山」で、半そでシャツとクールビズ用のグレースラックスを。人生至るとろに青山あり。富山もまたその例外に非ず。どこも節電で暑いから半そでのカッターシャツ・替え上着・スラックスでご勘弁いただいている。先日購入したモノは色目が薄くて涼しげでよかったのだけど。なにしろカレーだ激辛ラーメンだと色の濃い食べ物をよく摂取するせいか、はや数か所にシミを作ってしまいクリーニング屋に出向となったので、もう一本を購入した次第。

青山では「スラックス2本買えば1本サービス」なるフェアをやっていて、当初から2本買っときゃもう1本貰えたのになあと後悔しきり。戦力の遂時投入は日露戦役の203高地からガダルカナル、今次の震災対応に至るまで、民族的欠陥なのかもしれませぬ。


帰社してみれば午後3時。「カステラ1番電話は2番3時のおやつは文明堂~」じゃないけど、仕事で熱くなったアタマと激辛でポッポッと燃えてる胃袋と、猛暑でまいっている身体をクールダウンするために近所のコンビニで「ガリガリ君」を買って帰った。夏の外回りの後はこいつか宇治金時に限るよねえ。

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