三田ゴルフ2連荘で自己ベスト更新。天下一品にインデアン。天満十八番。

やっぱりね~大阪市北区扇町のホテルなんかに泊まった日には、どうしたって深夜に「天下一品」扇町店へと伺候してしまうわな。御年18歳の折に京都同志社前店で始めて食って衝撃を受けて以来、ざっと35年間。もはや初老の体にはきつい味でありラードこってりの油脂分ではあるのだがね。郷愁には勝てない。


実は先週末からまたまた関西に出張していた。半期に一度の営業会議に召集されて、苦しい言い訳を。アベノミクスの恩恵はまだ北陸へは届いておりませぬ。前年割れの営業予算でお許しくださいお代官様、ならぬ社長様。


往復のサンダーバードではグレッグ・イーガンの「万物理論」をひきつづき。この600ページのハードSFを読み終えるには10日くらいかかるね。まだ道半ばなり。

朝から夕方までの会議には、豪華弁当も付いているのだけど私は断って「インデアンカレー」へ巡礼を。ルーの大掛けに卵黄を2ヶ。1030円は高いのか安いのか。


会議の翌日は三田ゴルフクラブで社内コンペ。勝手知ったるゴルフ場なのに、OBを3発も打ってしまい、上がってみれば102も叩いて。おまけにWペリアに悪ハマりしてハンディが14しかつかず、なんとブービーメーカーになってしまった。優勝者よりスコアは上だったのに。ぐやじい。


リベンジに燃えて翌日も三田ゴルフクラブへ。この日は練習を重ねたミドルアイアンとアプローチショットが冴えて、前半が49で後半が42。自己ベストを更新した。素直にうれしくて仕方がない。しかし24時間ちがいで打数が11打も違うなんて、どんなゴルフしてるんでしょうね。

まあしかし両日ともにほんのり汗ばむほどの陽気で(20℃くらいあったんじゃないか)、それだけでも北陸人といたしましては頬が緩んでまいります。


ゴルフの後は兵庫県某市の実家へ。一族郎党集まって大ご馳走をいただいて、おまけにたくさん飲んだのなんのって。DNAが明らかにする大酒のみの遺伝子配列って感じかな。

充実の週末も終わりを告げて、暖かい大阪からまだ春遠い北陸へと帰らねばならない。しっかりと朝飯を喰って。


 朝もハヨから出発して、駅弁も食いたくなく天満の十八番に。食い意地のためなら大阪駅から一駅遠回りしてここで豚汁を啜るのに何の抵抗もない。老親に朝メシを頼むのも嫌だしね。


大阪駅の地下にある立ち飲み串カツの店「松葉」では、朝だと言うのにすでにきこしめしている方々が。揚げ油のいい香りがそこらじゅうに漂って、さすがにわが故郷は過激やねえ。暖簾をくぐりたい気持ちがないわけではないけれど、昼から金沢で仕事やしねえ。ビールケースに乗せた片足を羨みつつ、サンダーバードに乗るのでした。


金沢での仕事を終えて富山に戻ってみれば気温が摂氏1℃。雪もちらついて冬に逆戻り。週末には回復するらしいんだけど、ほんとに春よ来い、はやく来い。

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