人間ドック対主治医。アジャンタのカリー。アパホテルの朝飯と金沢長町の昼飯。そして禁酒禁煙とわが国民性について。

先週行った人間ドックでは散々だった。中性脂肪とγ-GTPに厳重注意を受けてしまった。火曜日にはシュンとしょげたまま、足取りも重く月例の検診で五福の主治医へ。
「人間ドックはね~、そう言って人を脅かすのが商売ですからね」と心強いお言葉を頂いた。ついでにAIで血管年齢の検査をして、動脈硬化の兆しもなく、血管は30代後半の若さと診断された。ひゃっほう。

一転して足取りも軽く医院を出て、ちょうど時分どきなので富山大学前の飯屋を物色。「アジャンタ」なるカレー屋に眼を留めた。市電の駅が目の前だし。


カレーのアジャンタといえば、九段下に本店があり麹町に支店がある南インド料理の名店、というのがこの道の常識なのだけど。それとは無関係らしい富山のアジャンタは、いかにも学生街の店らしく、ほどほどにスパイシーかつ本格的で、量はしっかりあって、おまけに抜群に安かった。ポークカリーにタンドリーチキンをつけて600円は、東京のアジャンタのざっと3分の1だな。


水曜は泊りがけで金沢へ。観光でも宴会でもなくひたすらお仕事。延々深夜まで打ち合わせが続いて、夕食はこんなアペリチフをほんの少し。遅い時間に食べないのは私の数少ない健康法なのである。ま、年に数回は「天下一品」とか「支那麺はしご」とか行っちゃうけどね。


夜に食べなかった分、朝は猛烈にハラが減る。湯豆腐・納豆・ハム・ポテトサラダ・生野菜・温泉玉子・鯖の煮付け・なめこの味噌汁・ご飯。まるで温泉地みたいだけど、アパホテル金沢中央の和食なんだな。ここは最上階に温泉があって朝から爽快で、部屋の狭さを除けばいいホテルだと思う。


午前中もみっしりと仕事して(そう書いておかないといろいろ面倒だしね)、昼過ぎにはきちんと空腹を覚えたのでプロジェクトメンバーご一同とともに金沢市長町の「孫助」へ。金沢にきて時間的余裕があれば昼飯はもっぱらここなのだ。

新鮮な能登牡蠣を7ヶもフライにして、納豆に切干大根さらに自家製漬物までついて800円はお値打ちですね。ラードで揚げてあるから、フライが実に香ばしい。中性脂肪も何もかも忘れて一心不乱に食いました。ああまた行きたい。金沢営業所の連中が羨ましいなあ。


先週以来、出張に残業に夜の社交にと大車輪だったので、さすがにへばっていて、この日は午後6時に帰宅。鍋一杯に豚汁をつくり、白菜と薄揚げの炒め煮をととのえてテレビの前に鎮座ましました。WBCで侍ニッポンを応援するためである。

人間ドックと主治医様で、見解の違いはあるものの酒の飲みすぎと睡眠不足は身体にいいはずがないので、3月よりアルコールの摂取を週休2日とした。したがってこの日は禁酒禁煙。心静かに野球観戦なのである。


しかしキューバが相手になるとアカンねえ。国民性として夜郎自大だから、上から目線で取り組める相手にはめっぽう強いけど、雰囲気的ににのまれてしまうと一気に弱気になってすくんでしまう。田中君のピッチングがモロにそうだった。開き直ってマシになったけど。


臆病な自尊心と裾傲な卑屈さは、いつまでもなおらん民族的病疾なのでしょうね。

コメント

このブログの人気の投稿

二日酔いに劇的効果(個人の感想です)オロナミンC。一年計画で歯医者へ。麺類は続く。

牛鮭定食万歳。自宅で吉野家の味を再現。

揺れない富山