秋の京都はメランコリックに。銀座は「はしご」とスケベニンゲン。金沢・片町の夜。そしてシメは関西風カレーうどん。
まだ紅葉にはチト早いけれど、大阪出張からの帰途、またも途中下車で京都へ。あまり時間がなかったけれど、地下鉄で烏丸御池へ出向き、晦日庵河道屋でいつもの鴨南蛮を。32年前にここの近所にある事務所で社会人生活を始めたころと、見た目も味も変わらない。
京都へ行って驚くのは、30年以上昔の店が今も元気に繁盛していることでやはり「継続は力なり」を地で行く街は底力が違いますね。
ところで麩屋町御池にあった、社会人ご奉公を始めたビルが、あれれびっくり取り壊されて。わたしの青春が半分なくなってしまったような気がいたしました。残り半分を担当する同志社大学が地上から消滅しないことを切に願います。
この店も古いんですけど。HPによると30数年前からやっているらしい。南イタリアの家庭料理の店が、なぜオランダの観光地「スケベニンゲン」を名乗っているのかは謎らしい。定年になる前に一度は入店して、スパゲティの唐揚げとでも言うべき「フリッタータ」を食してみたいもんだと思う。
東京から帰ったら週末は金沢で、金沢営業所の皆さんとゴルフをするために金曜夜に金沢入り。皆さんご公務で忙しいらしく、夕食は片町「権兵衛」でおろし蕎麦。結構な量があって満足しました。そのあと片町で日付変更線が変わるあたりまで、ハイボールをぐびりぐびり。
朱鷺の台CCでのゴルフは、どういうわけかひとり勝ちで、往復のサンダーバード運賃と駅弁代くらい稼いでしまい「もう金沢でゴルフしようって言ってもついてくる人いませんよ」などと言われる始末で、そうでしょうこの夏以来3連勝で、まったくもって申し訳ない。
ちょうど金沢迎賓館の前庭で「酒マルシェ金沢」なるイベントをやっており、石川の地酒を金沢の入道閣下とあれやこれやとお試ししました。北陸の酒はいいですねえ。そのあとは香林坊のバーでめったに飲めないようなウィスキーをいただき、さらに片町へ。ホンマによう遊ぶなあと自分にあきれることしきりなり。
でもなんとかサンダーバードの最終で富山に戻って、翌日はとうぜんモーレツなる二日酔いでございます。関西風のとろみが効いたカレーうどんを消化器系統がのぞむもんですから、ふらつく頭をなだめつつ、朝からこんなものを作ってしまいました。勢いで喰って、ふたたび寝床へと、午後3時までは人間として役に立たず、休日は棒を振って稼いでそのために棒に振ってしまったのでした。
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