威風堂々・気宇広大なり

富山ケンミンはあるいは他府県民より食欲旺盛なのかもしれない。とりわけ麺類。いちにちに一回は麺を啜らないとすごせない、麺ジャンキーの私にはいいことやけど。でも、ときおりものすごいのに遭遇して、たじろいでしまうこともあるんですね。




以前もご紹介した、千石町「まるぜん」の「メガ盛り蕎麦」。盛り蕎麦5人前が盛り込まれております。これを昼食時にひとりで平らげるのが、ケンミンの中でも胃袋自慢たちのメルクマールとなっておる。しかしこれは作為的な「大盛」であって、デフォの一人前が巨大なわけやないねん。余談ながらこの蕎麦が日本酒に合うことは殆ど犯罪的で、無限連鎖的に呑めてしまうところが危険なんやけど。




週に2回でも3回でも食べたい一品。同じく千石町は「一平飯店」の「ウマニソバ」630円なり。濃厚な醤油スープに、麺が二玉ぶん(少なくとも)は入っていて、野菜あんかけがドロリとのっております。一杯で満腹必至だわ。



ここは炒飯も一人前でコメ1合半はつかっており、市内のガテン系ハラペコマンでいつも満席なの。常連にはナゾのフランス人コンビもいたりして。モンペとクワなんて言いながら大盛り炒飯を平らげてます。



本日のお昼。市役所裏の「鶴喜」にて、「天ぷら付き釜揚げうどん」880円の勇姿。見かけ以上に中身がありましてね。うどん二玉半は絶対に入ってるとおもう。店内には女性客も散見するけど、皆さん驚きもせずにフツーに召し上がっておられるのです。特大のエビ天が2尾付いとります。




喫食後あまりの満腹にデスクワークが全くはかどらず、資料収集と称して紀伊国屋書店まで往復3キロを歩いて行ったのでした。アサツーDKが調査した「普通の家族がいちばん怖い」を購入。なかなかホラーな内容でございますねえ。

紀伊国屋がある大和百貨店の地下は食料品売り場。取引先へお使い物とする菓子折を検分して歩くというのは、趣味と仕事がみごとに一致しとりまんな。




バレンタインデーが近いので、こんなデザインの商品がいっぱい。このハート型商品はヨコ幅が約40センチ・タテ幅が約30センチ。価格が1万9250円。でもね、これはチョコレートとは違うんよ。大和百貨店と県内の老舗「梅かま」のコラボレーションによる、バレンタイン蒲鉾なんでございます。

富山県、なりは小さいけれど胃袋は威風堂々にして気宇広大なり。

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