赤身肉200グラムで昼からワイルドに。コルゲートを個人輸入? 原田マハと三浦しをん。北新地最強のシメ。


週に一度はこうやって昼からステーキに食らいつきたい。赤身肉200グラムにサラダをつけて1300円。醤油オニオンソースがついてくるけれど、粗塩と粗挽き胡椒だけでゴリゴリと食っていくと、自らに潜む肉食獣が目を覚ます。


Born to be wild.最近では歯ブラシもワイルドな奴に凝っていて、Amazonで仕入れた米国コルゲート社製のコイツは、ブラシの中にビニールの円筒が並んでいて、かなり過激なマッサージ効果があります。並行輸入品しかないから、単価が高いのが難点。成城石井あたりで輸入販売してくれないかなあ。


もうとっくに夏も終わってしまったけど、原田マハの「夏を喪くす」は、舞台を懐かしの富山、さらに高知、沖縄、ニューヨークと4つの舞台でいろんな女が「喪くしていく」物語集になっていて、男の子だって哀しい人生を送っているのだけど、女の子も大変なんだなあと思わされる。「そんな話あるわけないやん」と思いつつ、場面ごとで風景や衣服、食べ物とか家具とかに、しっかりとしたリアルの足跡があるから、納得してしまう。作者がキュレーターとして「モノ」としっかり向き合ってきたことが、この人の描く小説の特殊効果になっているような気がする。そろそろ冬ですけどオススメの一冊。


東京の、どこにでもありそうな近郊駅の、駅前にある便利屋「多田便利軒」に住んでいる多田啓介と、居候の行天春彦を中心に、沿線都市という名の中途半端な田舎で繰り広げられるドタバタシリーズの、ようやく文庫版で最終巻が出た。普通の人が、何かに執念を持って、どんどん変な人、異常な人になっていく。そのきっかけはバスの運行に対する疑念だったり、自然食品を媒介にした思考宗教だったり。そんな中で、普通にはちょっと社会的に変わっているはずの、フロント企業(要するにヤクザですね)とか、売春婦、LGBT、といったみなさんが正常かつ冷静な判断をしていたり。文字通り「狂騒曲」なのですね。
これは第1巻からぜひお読みください。三浦しをん、相変わらず好調ですねえ。



2週間ばかり出張もなく、北区界隈で遊んでました。北新地で相当な時間まで遊びあるいて、午前2時頃に讃岐うどんの「香川」へ。ここの「細カレーうどん」何と言っても北新地最高の「シメ」なので、ダイエットだ糖質制限だという、つまらん概念を放り出して、一心不乱、完食・完飲であります。57歳、まだまだ元気です。続かないけど。


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