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野菜つけ麺。餃子とラー油と不倫の人妻と椎名誠と。辛味大根おろし蕎麦。麺類三昧の日々なのだ。

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かつて「正調麺喰男」と自称していたことがある。とにかく麺類好きなので炭水化物制限ダイエットなんぞに取り組むことは己のレゾンデートルと相反するから(たぶん)絶対にやらない。 某日のこと。21時くらいまで残業して帰宅し、とても自炊する気力なく外食へ。富山市随一の繁華街「桜木町」を縦断してめざしたのはなつかしの「つけめん大王」である。東京じゃほとんど見かけなくなったけど、富山ではまだやってるんです。そういえば先日営業車で走っていたら「さっぽろラーメン道産娘」の看板も見かけたっけ。 野菜つけめんと餃子とビール。つけめん大王で餃子のたれにラー油をたらして不倫の人妻をいたぶる話を、むかし椎名誠が書いていたっけなあ。「あ、あたしラー油ダメなんです。なんだか身体がかっと熱くなってしまうようで・・」椎名誠というより宇能鴻一郎みたいだな。詳しくは名著「かつおぶしの時代なのだ」を読んでみようね。 数日前に富山駅北側の「ボルファート富山」B1Fにある店名を覚ええていない中華料理店で、品名の「カンフー担担麺」に惹かれて注文した。見かけおそろしいほど唐辛子が乗っかっていて、食べられるだろうかと思ったものの、存外スムーズに喰えてしまった。もちろん唐辛子はかじってません。 相変わらず出張も多いんです。先週は水曜から5泊6日で関西出張。このサンダーバードに乗るのも何回目なんだろうね。富山移住以来3年6カ月。月平均2往復として2×12×3.5=84でざっと84往復ということは170回くらい乗っているのか。う~む。 いわゆるひとつの二日酔いにおける昼食メニューで、なんとも胃が重かったので消化促進剤として「辛味大根おろしそば」を出入り橋の「助六」で。これ大根じゃなくて山葵とちゃうん?ってくらい辛かったけど効果抜群で、午後の会議は実にスッキリと。厳しい数字の説明もなんのその。 月曜に富山に戻りまして早速その夜は大宴会で。なにしろ本社から常務様がお越しになっているので支社員を挙げて大歓迎を。つ~か役員の財布を当てにしてねぇか?キミタチ? 火曜の夜は富山市民球場で「中日vs阪神戦」を観戦する予定だったから、お昼は「竜退治」としゃれこんでウナギでも頂きたかったのだけれど。けして財布の問題でなく、会社の近所でウナギを摂取できる店が見当たらず、断念。かわ

冷やし中華。ゴルフ場には山菜とカモシカと。きぐしねいです。

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初夏の越中ではみなが一斉にゴルフを開始する。なにしろ12月から下手すりゃ4月の中旬まで雪でクローズだもんな。中に就いても標高300mの高地しかも立山連峰・黒部渓谷のふもとにある「棚山GC」は最後にオープンする。とにかくプレイヤーにプレッシャーをかける難コースだけど、何とも言えない「品の良さ」があって好きだなあ。 5月の下旬ってそろそろ「山菜採り」も終わりの時季なのだけど、棚山辺りではまだまっさかりで、ラウンド中もそここにワラビ・コシアブラ・タラの芽などが散見された。ちょいとコースを離れて採取したかったけど、クラブハウスにこんな掲示が出されていてはやむを得ませんな。ハラも身のうち。 関東あたりで梅雨入り宣言が出された日、越中富山は大暴風でえらいことに。風速15メートルが吹き荒れるなかどういうわけか雨は降らなかったので、コンペ強行。富山カントリークラブ有磯コース6番のショートホールでは、立っていられないほどの強風でした。165ヤードに対してドライバーを強振、グリーン奥のエッジに着地って普段220ヤード飛ぶのにどういうことやねん。まあある種経験し難い面白いラウンドにはなりましたが。 ここんとこ2ラウンドに1回くらいは100を切れるようになり、もっとスイングを安定させようとゴルフ並びに人生の師にすすめられたレッスン書も読んだりして。ゴルフ雑誌以外のきちんとしたレッスン書を買って読んだのって十数年ぶりやね。 富山カントリークラブのクラブハウスにも面白い掲示がございました。イノシシは悪さをした痕跡には幾度も遭遇したし、サルとカモシカに至っては全く珍しくなくご対面いたします。特にカモシカはド近眼とかで、なかなか逃げ出してくれないのが難点で。下手に打球が当たってケガでもさせたら、天然記念物ですからね、こちらがお縄を頂戴する羽目と相成りまする。 6月に入ると富山市内の食堂が「冷やし中華はじめました」の表示をだす。塩刈食堂の冷やし中華はそうだなあ、他府県民が想像する冷やし中華の倍は麺が入っている。それにチャーシュー入りお握りを添えるのがケンミンの流儀で、メシ茶碗2杯ぶんくらいのご飯を使っているから、完食すると深夜までハラが減りません。県内では老若男女を問わずにこれくらいは何ともなく平らげるので、毎度のことながら驚いてしまう。

背中美人と飲みながら。総会屋人生とゴルフとカレーを語ろう。

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日常なんて馬鹿馬鹿しいものの集積であると人は言う。そうかなあ。逆説的に馬鹿馬鹿しいものの集積こそが日常なんじゃないかと思うなあ。特に私の場合。 この時季は業界関係の(何とか協議会とか何とか協会とか)総会や理事会が重なるので、まるで自分が総会屋になったかのような気分になります。さらに、それら総会の打ち上げと称して関連のゴルフ親睦会も多い。あまり自慢できる腕前でないことは承知ながら、お付き合い上、参加することだけに意義を見つけて重たいバッグを担いで出かけることとなる。 この日は地元新聞社が主催する「北日本政経懇話会ゴルフコンペ」で、前半を48で回ったものの後半に大暴れして結局106も叩いてしまった。OB8発じゃゴルフになんないよね。 それでも大叩きしたホールがうまくハンディキャップホールにハマって、ハンディが32,4もついてしまい、4位に入賞してしまった。地方というところは不思議で、なぜか大きなコンペの結果は新聞に出る。この成績で掲出されるのも恥ずかしいんだけど。 ゴルフの翌日は飲み会で、お客様と深夜2時までお供いたしました。引き回したのは私だと言う説も一部強硬にございますが。行きつけのお店のビューティーです。昔はこういう後ろ姿をバックシャンと言ったのだとか。便利な言葉があったものですね。言語感覚は平成より昭和のほうが発達していたんじゃないかしらん。 二日酔いの疲れた胃袋と精神には刺激が一番。根塚「デリー」にてレッドカシミールカレーを摂取する。厳しいスパイス遣いでだらけた身体をびしっと覚醒させんとあきません。 とにかく5~6月は「○○総会」「ゴルフ会」にあとは出張が続くばっかりなのだ。でもその合間にプライベートでもゴルフしちゃうんだけどね。こないだの日曜日には後輩のF君と太閤山CCへ。フラットで接待向けのコースと言われているけど、私は苦手なのだ。私がレフティのせいなのかも知れない。まあなんとか100が切れたってほどのスコアでした。 土日も休まず?連日のゴルフをこなして月曜には金沢へ。この日も「北陸○○懇親会」で。昼飯に大好きな和食屋「孫助」へ行ったらば有閑マダムで占拠されており、やむなく香林坊の「タバーンカレー」へ。薄いトンカツが乗っていて、ソースがかけまわされていて、キャベツが添えられているのが金沢カレ

「いもや」の天丼は東京の良心だ。初夏の築地のマグロ丼。そして太宰治。

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6月になってしまった。5月は出張回数5回で総出張日数が12日間あった。それにプライベート・オフィシャルを交えてゴルフが7回も。一体いつオフィスで仕事してたんでしょうねえ。 そして6月に入りこれまたいきなり東京なのである。仕事上の月始めである3日から。前月の数字を把握分析もせずに。これだから窓際管理職なのだな、きっと。 越後湯沢経由で東京へ向かう「とき333号」車上にて。ホームの自販機で売っていた「山形ラフランスゼリー」をシェイクしながら飲む、というか食べる。さらさらシャリシャリとしていて、大人のオヤツですな。 お江戸での仕事を終わらせて、東京本社の懐かしい面々と一献。深夜12時半に「ホテル東銀座ヴィアイン」にチェックイン。このホテルは筋向かいが築地市場なんで気に入っている。しかし、ホテルに持ち込む飲料が完全に初期高齢者だな。トホホ。 築地に宿泊する最大の目的がこれ。日本中の、いや世界中のマグロが集積する市場だからね。朝からこういう贅沢ができるのさ。「マグロ中落ちヅケ丼」1300円なり。朝から天然のDHAとEPAをしっかり摂取。しかし悔しいかなこんなマグロは富山じゃ手に入らんのう。 朝食後は東京本社に伺候して仕事の打ち合わせ。11時半ごろに終わったから「メシでもどう?」と誘われたけど「用事あるねん」と失礼する。 この日は不発弾処理とかで、11時~14時のあいだ上越新幹線・東北新幹線・京浜東北線が運休になってしまったのである。安部総理、まだまだ戦後は終わっておりませんねえ。 しかしおかげで2時間半の空白が発生したので、すかさず神田神保町へ。古本屋街に突撃である。 「機会は最大限に生かす。それが私のモットーだ」(シャア・アズナブル)というわけで。 古書街を1時間半もうろつくとハラも相当に減る。ここに来たときは洋食なら「さぼうる2」のスパゲティナポリタン、中華なら新世界飯店の冷やし中華、そして和食なら「天丼いもや」の天丼にきめている。 ガツンといきたかったので、朝食に引き続いての丼物を選択した。エビ・キス・イカに海苔が入って、江戸風の甘辛いタレがたっぷり。それにシジミのみそ汁がついて550円である。火傷しそうなぐらいにアツアツで出てくるのを、一心不乱にかきこむ。この味でこの値段が東京下町の良心であるとするな