背中美人と飲みながら。総会屋人生とゴルフとカレーを語ろう。

日常なんて馬鹿馬鹿しいものの集積であると人は言う。そうかなあ。逆説的に馬鹿馬鹿しいものの集積こそが日常なんじゃないかと思うなあ。特に私の場合。



この時季は業界関係の(何とか協議会とか何とか協会とか)総会や理事会が重なるので、まるで自分が総会屋になったかのような気分になります。さらに、それら総会の打ち上げと称して関連のゴルフ親睦会も多い。あまり自慢できる腕前でないことは承知ながら、お付き合い上、参加することだけに意義を見つけて重たいバッグを担いで出かけることとなる。


この日は地元新聞社が主催する「北日本政経懇話会ゴルフコンペ」で、前半を48で回ったものの後半に大暴れして結局106も叩いてしまった。OB8発じゃゴルフになんないよね。
それでも大叩きしたホールがうまくハンディキャップホールにハマって、ハンディが32,4もついてしまい、4位に入賞してしまった。地方というところは不思議で、なぜか大きなコンペの結果は新聞に出る。この成績で掲出されるのも恥ずかしいんだけど。


ゴルフの翌日は飲み会で、お客様と深夜2時までお供いたしました。引き回したのは私だと言う説も一部強硬にございますが。行きつけのお店のビューティーです。昔はこういう後ろ姿をバックシャンと言ったのだとか。便利な言葉があったものですね。言語感覚は平成より昭和のほうが発達していたんじゃないかしらん。


二日酔いの疲れた胃袋と精神には刺激が一番。根塚「デリー」にてレッドカシミールカレーを摂取する。厳しいスパイス遣いでだらけた身体をびしっと覚醒させんとあきません。


とにかく5~6月は「○○総会」「ゴルフ会」にあとは出張が続くばっかりなのだ。でもその合間にプライベートでもゴルフしちゃうんだけどね。こないだの日曜日には後輩のF君と太閤山CCへ。フラットで接待向けのコースと言われているけど、私は苦手なのだ。私がレフティのせいなのかも知れない。まあなんとか100が切れたってほどのスコアでした。


土日も休まず?連日のゴルフをこなして月曜には金沢へ。この日も「北陸○○懇親会」で。昼飯に大好きな和食屋「孫助」へ行ったらば有閑マダムで占拠されており、やむなく香林坊の「タバーンカレー」へ。薄いトンカツが乗っていて、ソースがかけまわされていて、キャベツが添えられているのが金沢カレーの定法である。たまに食うと旨いんだけど。


審議会の夜はふけて。結局はいつものカラオケやんか。洋モノ和モノあわせてずいぶんと唄った記憶だけございます。


どこの店に行ったか記憶は定かであらねども、写真は正直ですね。独特の爪楊枝入れでわかった。桜木町のラウンジ「志摩」だな。


飲んで唄って暴れて帰ると、なぜかアイスクリームが旨い。大好物の宇治金時が最近売っていないから「あずきミルク」で我慢しておる。クリーミーなぶんだけ、宇治金時より荒れた喉に優しいかもしれないね。


毎日毎日遊んでばかりいると思われると(たとえ事実がそれに近かろうとも)心外だから、たまにきちんと朝食を作ってしたためて、きちんと出社する。めったにオフィスに登場しないから、新しい派遣の女子に不審な目で見られているような気もする。


夕焼け小焼けで日が暮れて、最近はお天気だと午後7時過ぎがこんな感じです。不思議の越中空模様なり。


戦いすんで日が暮れると、男たちはやはり酒場へと向かうのでした。石倉町の某店では「サダコ」みたいな切ない感じの昭和の美女が、仕事に疲れたサラリーマンを癒してくれます。ただしすすめられるままに唄って飲んでいると、存外な料金になりますからご用心。


こんな馬鹿馬鹿しい生活をしていると、ワイシャツはもとよりゴルフウェアまで、クリーニングに出すモノばかりが増えていきます。そろそろ出勤用のワイシャツが少なくなったな~と思ったら駅前の「ヤングドライ」へ。そんなときは朝飯も駅の「立山そば」で済ましてしまいます。


おろし蕎麦にいなり寿司2ヶまで付けて。朝から大糖質祭りなのだ。北陸本線沿いでは、富山駅の駅そばが一番だと思う。ささやかな幸福のひと時。突然ですがそうそうもうひとりのバックシャンにも逢いに行かなくては。

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