朝からがっつり。釜揚げ・ラーメン・豚汁定食に蟹めし。

知力腕力は皆目ないのだが、体力だけは相当にあるらしい。連日連夜深夜明け方まで飲み歩き、西へ東へ南へと出張を重ねているからなあ。先週は月曜日がお得意先のゴルフコンペで火曜日は明け方まで飲み歩き、水曜木曜は大阪で仕事。土日は社内のゴルフで富山金沢と2ラウンド。日曜の夜に金沢から名古屋へ行って深夜までお仕事、明けて月曜は名古屋~東京~越後湯沢~富山と渡り歩き。火曜水曜は福井へ。


じっとしているより動き回っているほうが好きだから、本人はなんということもないのだけれど、周囲には奇異に見えるらしい。「どこにそんなスタミナが」と言われるから、本人は「朝メシがすべてです」と答えることにしている。たとえば大阪では釜玉うどんにバッテラ3切れなどというステキなメニューも朝から食える店があるし。


午前5時から11時までは朝食を出している、天満の中華料理屋「十八番」じゃ野菜ドカ盛りの豚汁に丼飯でわずかに350円である。それに納豆とかキムチをつけると完璧なスタミナ食となる。問題は朝起きてから喰うのでなく、往々にして明け方まで飲んで騒いでとどめにこいつを食う事態がしばしば発生することにある。酔眼こらして曽根崎あたりからフラフラ歩いてくるとちょうどいい感じなんだな。


富山は新米の季節。たきたてのコシヒカリや八丁米はたまらんウマさなのだが、ときに米ビツが空っぽと言う事態が発生する。経済的理由ではなく、多忙で買い物にもいけないことが原因である。ちなみに先週何とか営業中にスーパーによって立山米3キロを購ったので、今は何の問題もない。

ただコメがきれると純和風の朝めしを作るわけにいかず、世間で評判の「マルちゃん正麺」なんかを作ったりする。チャーシューとかメンマはセブンイレブンにでも売ってるから。いくら買い物難民でもこれくらいは作れるのである。あまり朝めしらしくはないけどな。味栄養は問題ない。いいじゃない、朝からラーメンでも。本人が喰いたければ。


出張の朝は忙しいから、富山駅構内にある「源」直営の「立山そば」ですませることも往々である。ここでは「源」謹製の「ますのすし」を添えて蕎麦をすすると言う、富山でしかできない贅沢が可能で、県民であることの幸せを文字通りかみしめることになる。


ゴルフの朝なんか、出し巻きをつくったりご飯を炊いたりする時間がないから、寒くなるこの時期はうどんとかもいいですね。きざみ揚げと青ネギをどっさりぶちこんで卵でとじれば身体もあったまって、暖機運転には最適だな。


たまに駅弁をサンダーバードの車中で朝からかっ込むこともある。福井駅「番匠」の「蟹めし」は富山駅でも買うことができる。おいたったこんだけで1100円かい?ってルックスながら、渋茶とともにいただくとなかなかにウマイんです。


いったいに「朝からナニ喰うの」と言われるようなことが(とりわけ外食では)多いのだけれど、本人は身体が要求するままに喰っているから別に変なことをしているつもりはない。前日に発生した諸々の状況を受けて、身体が欲しているのから自然の摂理に従うだけである。これでも医者からは健康体と言われているのだ。


ただデフォルトの朝食はまことにもって平常な「ニッポンの朝食」で、出張ゴルフ超繁忙期を除いては、毎朝おおむねこのメニューが繰り返される。味噌汁の出汁は昆布と混合削り節でしっかりと取ってある。出汁巻きもきちんと自分で巻いている。これにキムチ少々とヨーグルトがつく。あと季節の果物。こんなフツーの朝めしが、聞けば実は大変に珍しいらしい。
何を隠そう私の抜群の体力は、この毎日の朝メシにささえられてるのですね。



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