私家版「定番・朝めし自慢」元気で長生きしたいからじゃないけれど。

雑誌「サライ」巻末人気のコーナーに「定番・私の朝めし自慢」があって、各界でご活躍中の高齢者たちが元気の源としてご自分の朝食を披露なさっていますね。

当年きって53歳の私は、フフフ、連夜の宴席に連日のゴルフまでが重なってもしれっとしております。人によっては私の元気さを「バケモノ」と呼び習わしてくださいます。
そして折に触れて「何を食っていたらそんなに元気なんだ?」と聞かれます。それはですねやはりヒトの活動源となる朝めしでしょうと答えることにしています。

あ。私独身だから朝めしは自宅で食べる限り全部自分で作ってます。

基本的に和食。ある程度の食品はストックしてあるから出張が重なっても何とかなるけど、先月末は足掛け五日の遠征があって、さすがに冷蔵庫もカラに近くなりました。だから味噌汁の実は保存の効くキャベツにして、朝になってローソンへ買いにいった玉子で出し巻きを。薄揚げは京都でまとめ買いして冷凍しています。


これも手抜きだな。近所のサークルKで豆腐と納豆と温泉卵と刻みネギのパックを買ってきて。五日間の出張から帰ってまたすぐに大阪へ行くことになっていたから、スーパーで買い物をする暇がなかったんだった。

ただそれでも味噌汁の出汁だけはきちんと真昆布と鰹節でとってます。昆布のフコイダンと鰹のDHA・EPAが私の元気をささえているのかも。


先の日曜日はゴルフと洗濯と掃除の合間に「大阪屋スーパー」へ突撃して、サササっとお買い物をした。青ネギに白菜にさくらんぼ。白菜と薄揚げの味噌汁は大好きなのだ。さくらんぼは6月19日に入水自殺した太宰治をとむらう「桜桃忌」にちなんで。

前回東京へ行った折に時間をひねり出して神田の古書街へ行き、太宰治全集を購入して以来ちょっとしたマイブームとなっている。私が生まれるよりも前の刊行だからか歴史的かなづかいで印刷されていて、実に味わい深いのである。国語教育を権力闘争に巻き込んで、日本語の価値を下落させた文部官僚と陣笠どもは、無間地獄に落ちるべきだと思う。


自宅でも出張先でもおおむね和食ではあるのだけれど、たまにゴルフ場なんかでトーストをいただくこともあります。たまに食うとパンも美味しいもんですね。ただどこへ行っても分厚すぎるのが難点で、年に数回自宅でトーストを焼くときは10枚切りかサンドイッチ用を使います。「餅」が嫌いなせいかトーストの4枚切りとか考えられへん、って感じ。


だいたい朝は腹が減って目覚める。と言い切りたいけど時に二日酔いがひどくて味噌汁も出し巻きも納豆ものどを通らないことあり。そんなときは玉子とじの「にゅうめん」を作り、包丁で叩いた梅干をトッピングいたします。劇的効果がございます。


こういうときに平素からきちんとした「出汁」をひいて冷蔵庫に常備しておれば、味の深さは既製品とは明らかに違いますね。もちろん「ヒガシマルのうどんスープ」とかおいしくて便利だから常備してますし、時に活用もいたしますけれど。やはり丹精は結果をうらぎりませんね。

とにかく毎朝こうやって充実の朝めしを摂取しているから元気です。ただし生活態度から考えて健康と長寿が並行してくれるとはとても思えないし望んでもおりませんが。


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