博多出張らいふ。

6年半ぶりに富山から大阪へ戻って3ヶ月が経った。あれれと言う間に経ってしまった。毎週のごとく東京か博多へ出張している。とある博多出張から。

博多へ行くには山陽新幹線を使うわけだけど、「さくら」の普通車指定席だと2列並びなので随分と楽に移動できる。インテリアもシックでさすがにJR九州デザインであります。JR西日本とJR東海は未だに「乗せてやる」意識が車両のどこそこに横溢している。


博多といえば屋台。しょっちゅう出かけるもので、中洲にも薬院にも行きつけの店が出来てしまい、仕事終わりにはまあいい時間まで飲んでおります。そして締めに屋台でラーメン。風に吹かれて啜る博多ラーメンは、いいもんですね。


カナルパーク近くの「笑平」は餃子が名物らしいけど、遅くに行って軽くあぶった明太子でビールか焼酎をいっておいて、満を持してラーメンを頼みます。紅ショウガとキクラゲと白胡麻がいい感じでリズムを刻んで、ああ博多はよかとこじゃねえ、なんてごちることに相成ります。


博多には「ウェストうどん」なるうどん店チェーンがそれこそユビキタスに存在しております。24時間営業で、あの少し柔らかいような、とらえどころのない独特の「博多うどん」を提供しています。私はもっぱら朝飯に愛用だな。飲んだ翌朝に熱い、煮干しの効いた出し汁がしみてまいります。しかし我ながら麺類に目のないことよ。


博多は地下鉄だけでなく、バスも発達していて、ホテルから仕事場まではバスで行きます。公共交通機関で街中を移動すると、その町が自分にとても近づいた気がするから不思議ですね。


さて出張中に読んだ北方謙三「岳飛伝」最終の第17巻。うーん、もっと大団円みたいなラストを期待していたので、ちょっと拍子抜けかなあ。宋代のエンディングなら、チンギスハンが出てこないと落ち着きませんよね。


56歳になり、ますます窓際族になったはずなのに、どういうわけか待遇だけが窓際で、肉体的にはせわしない日々が続いております。それでもそろそろ10万カウントも近いので、細々ながらこの欄も続けてまいります。おヒマな時はまたぜひお立ち寄りのほどを。

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