大阪〜東京〜大阪:大阪〜三島〜御殿場〜東京〜大阪へ。さすがにぐったりの一週間です。

忙しいと精神のバランスを取るためにせっせと遊ぶ。といって私の遊びなんて、ぐだぐだと深夜まで酒を呷るか、ゴルフ場で歩き回るかしかないのだけど。問題なのは精神の疲れがなんとかなっても肉体の疲れがなかなかに回復しなくなってきたことだ。

疲労回復の基本は睡眠です、なんてテレビとかが「したり顔」で言うけれど、56歳にもなるとそんなに長時間は眠れないのね。常用している睡眠導入剤「マイスリー」を服用したら、ググッと寝付けるけどいいとこ5時間で目覚めてしまう。

仕方ないから食べて頑張るのね。先週の日曜は格安うなぎチェーン「宇奈とと」で「うなとろ丼」に赤だし。800円なり。大して期待していないけど、裏切られもしない。


月曜日はヒコーキで東京日帰り。朝の伊丹空港がすごいことになっていて、手荷物検査場が四重列に折り重なった行列で、なんと40分待ちだった。おかげで出発が30分押して、羽田到着が40分遅れ。

行楽にお出かけのシルバーエイジ諸賢にお願いしたい。リュックの奥底に植物標本採取用のハサミやナイフ、余分なライター、手持ち以外のペットボトルなど潜ませるのは本当に手荷物検査の進行を著しく遅延させるので、絶対にお避けいただきたい。
空港側も、「観光レーン」と「ビジネスレーン」くらい分けてくれないものかな。
おかげで1時からの会議に、昼飯抜きで臨むことになってしまった。帰りは帰りで、阪神高速の渋滞が予想以上で、大切な会食に遅れてしまった。

火曜日からは最近には珍しく東国行脚である。まずは三島へ。盛大に荷物を抱えていたため、のぞみ〜こだま乗り換えを嫌ってひかり号に乗車した。新幹線のぞみ号が大概に満席で、隣に座る人物次第ではかなりストレスのかかる乗り物なので、まあひかりは空いているだろうなんて。なんて甘い見込みだったのでしょう。

隣席は入れ替わり立ち替わり。この寒いのに半袖一枚の西洋人(アクセントは英国風)が京都で降り、京都からは難しい顔をした初老の男性が、何が面白いのかひたすら日経を精読しながら静岡まで。静岡からは若いサラリーマンが乗ってきて、私が三島で降りる時もひたすら書面に目を落としていた。

自分が常用しない列車って、暇人しか乗らないから空いているに違いないなんて、全く勝手な思い込みでしかないんですね。しかし日本のビジネスマンは新幹線に乗るなり、書類をひろげ、あるいはPCを開いてカチカチと資料作りに励み、さもなくば経済紙や専門雑誌に目を落とし。


三島について「ドーミーイン三島」に投宿。駅前が寂れてドーナツ状に過疎化している典型的地方小都市ですね。ネットで調べておいた本町の「うなぎすみの坊」へ。


こちらが「うな丼」3500(3200だったかも)円なり。お銚子1本つけました。まあ流石に本場という奴は違いますね。カリトロフワの至福なり。ただ翌日が5時起きでしゅっぱつなので、これ以上に杯を重ねることなく、ホテルの温泉に浸かって、11時には就寝いたしました。品行方正なんです。実は。

私のことを連夜深夜に渡って暴れまわるトンデモ人間のように喧伝するやからもいるので、この際はっきりさせておくけれど、健全・謹厳・実直・質素が私の目指すところでありまして、どういうわけか誤解が多いんだなあ。


三島からは早朝に御殿場へ。太平洋マスターズの行われた太平洋クラブ御殿場コースにて、コースに飲み込まれるような、我を忘れるプレイをしてしまい、海より深く反省。

御殿場から東京へ。軽く一仕事してから悪友を糾合して小伝馬町〜神田〜浅草橋と飲み回って騒ぎまくった。予想以上に寒かったコースで風邪を引いてしまったらしいが、どうやらそこにとどめを刺してしまったらしい。

しかし翌朝、風邪薬をガツンとぶち込んで仕事場へ。2時間くらいとにかく集中した。風邪なんて、気合いで引っ込めるのです。夜は夜で大事な取引先と会食。ミシュランに載るような店に、まずもって出入りしないので色々と驚きました。ああいう世界もあるのですね。

まあ月曜日から延々と遠征が続いて、ようやく金曜日に大阪へ。どう振り返っても「野菜不足」な日々だったので、天神橋筋商店街の「リンガーハット」へ赴いて「野菜たっぷり皿うどん・餃子・生ビールセット」を。


まあこの後行きつけのバーで2〜3時間は飲んでいたかなあ。関西人として精神の中立を取り戻すための儀式ですね。

久しぶりの完全休日となった土曜日はクリーニング屋へ行く以外は何の家事もせず。海洋冒険小説やら阿川弘之の家庭小説やらをゴロゴロしながら読んでいた。

商店街に「寿司屋横丁」なる一角があって、ここの「寿司政」のランチが500円。何だか生理的欲求で酢飯が欲しかったので、さて多分8年ぶりに暖簾をくぐった。まあ500円と思えば腹も立たないし、立派なサービスだと思います。しかし富山の「えび寿司」が恋しいなあ。


心底バテている時に、アルコールを入れるといっときのゴマカシにはなるけれど抜本的な解決にならない。自炊する元気も残っていないので、「ゲコ屋」でポークチャップの晩飯とする。疲れた時は豚肉がいいと聞くもので。当然今夜はアルコール・オフ。


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