カラ梅雨と二日酔いとカレーの関係性。

カラ梅雨の気配も濃厚ながら、大阪の空気はやはり湿気が多くて重いかんじがする。そんな日が続くとカレーがありがたいですね。某日、有給をいただいて久しぶりにのんびりした。6月は週末ごとにゴルフを入れてしまって、肉体疲労と家事が蓄積しているのです。
西天満まで足をのばして「王様のスプーン」でビーフカレー。激辛じゃないけど、各種スパイスがよく効いていて、食後の爽快感がたまりません。


10年以上前から謎だった喫茶店。土日はしまっているので、こういう日にこそ正体を突き止めてやろうとドアを開いた。このあたり、読売新聞社に関西テレビ、毎日放送とマスコミ関係の会社も多く、したがって広告関係の会社も数知れぬほど存在する。そういうわけで「アドマン」なのかと思っていた。
店内はなんということもない、思い切り昭和な純喫茶で、品のいい老婦人が一人で切りもりしている。店名の由来を聞いてみると、広告とはなんの関係もなく、フランス語の「あ・どまん」つまり「また明日」から来ているそうな。


定年前の窓際サラリーマンにも時に多忙なことがあり、昼食時間がわずかしか確保できない日もあります。ありがたいことにオフィスビルの地下に「インデアンカレー」があり、注文して1分でカレーが出て来て、3分でたいらげる。時短の極みなんだけど、追いかけられるようにしてかっこんで行く快感というものがあり、これは定年してしまうともはや味わうことのできない感覚なので、貴重なひとときでもあるのです。


大酒飲みであることと加齢を重ねることはあまり関係がないらしく、いまだに週のうち三日が二日酔いであります。ふらつく頭を抱えながら思いつく解決策の中に「四国屋」のカレーうどんという逸物が。100円足すと細麺にしてくれるので、私のデフォは細カレー。
30代の頃はこれにご飯までつけていたのに、今や完食もおぼつかない。生命力の希薄化ですよね。


会社が肥後橋に引っ越してからは「肥後橋南蛮亭」が近くなった。本業は焼き鳥屋なのだけど、昼に出すこの激辛チキンカレーを求めて時分どきには長蛇の列ができる。あまり酸味のない野菜ピクルスと、白く見えるのがココナツクリームで、これがないと激辛好きの私でも持て余す。
ここでも今や「ご飯半分で」と頼むようになってしまった。まあ愚痴を重ねても仕方ない。それにやっぱりカレーだけは続けても飽きない。特にこの季節からしばらくありがたい限りで、数少なくインド人に感謝するのであります。


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