テレワークの中、定年そして隠居修行へ。

テレワークのまんま定年の日を迎えました。何のセレモニーもなく。まあ事態が事態だから仕方ないですね。再雇用の出社日まで、定年の翌日から2週間の半強制休暇に。
コロナ騒動前に卒業した同期入社の面々は、海外旅行したり国内漫遊したり。私はどこにも出かけられず、いわば隠居の修行になってしまっています。

家に引きこもっていると運動不足になるので、堂島で所用を足した帰りは散歩を兼ねて南森町まで2キロ強を歩いて帰ることに。

途中、お初天神の近くを通過し、何年ぶりだろうかとおもいつつ「夕霧そば・瓢亭」へ。
あつもりの蕎麦を生卵と濃いめのつけ汁につけて食べるのですが、蕎麦が「柚子切り=夕霧」になっていて、柚子の香りがなんともよい心地なのですね。


そのまま「お初天神」にお参りし、これからの人生を無事に過ごせますように、と祈願いたしました。こちらの何代か前の神主さんが私の名付け親らしいのですが、ご本人にお会いしたことはありません。とんでもない酒豪だったそうで、私の呑みっぷりはゴッドファーザーから来ているのかもしれません。


テレワーク用の自宅ワーキングスペースも電源を落としました。3月11日の誕生日にテレワークが開始され(3.11というのは因縁が多い日になってます)、ディスプレイ越しに定年を迎えるなんて想像だにできませんでした。


安価で栄養豊富で、日光と水があれば2回~3回は再生したものを刈り取れる、豆苗はまったく隠居の友にふさわしいものですね。日々の成長実感もありますし。


翌日は天満橋まで歩いてみました。人心の不安などよそにして、今年も桜はかぐわしくさきほこっていました。


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