宇奈月でカマ飯ですのよ。北陸新幹線の課題とは。わが業界の課題とは。アデュー銀座松坂屋。浅草今半の弁当。やっぱり我が家。

風光明媚なところに住んでいると、観光という言葉が青ざめてしまうね、などといいつつ宇奈月温泉でお仕事。温泉に浸かるわけでなく、旅館に泊まるわけでなく。


営業車を止めていた駐車場の片隅に小さな展望台が。登ってみると名物トロッコ列車の鉄橋が目前にあり、鉄男にはたまらん景色です。展望台に列車時刻表が掲出されていて、かゆいところに手が届くようなサービスとはこういうことかと。


宇奈月温泉郷は、トロッコ列車と温泉旅館以外に何もないところでして。打ち合わせも終わって昼飯でもと発心しても、これという店が見つからず。いかにも観光客向けで、ぼったくり店の風情そのままの「河鹿亭」へ。とにかく腹が減っていたので、一番安くて早く仕上がりそうな「釜飯定食」を。

なんというか醤油の効いたパンチあふれる釜飯で、カマはカマでもハードゲイ志向なのかもしれませぬ。自家製と思しき切り漬けがなかなか爽やかで、カマめしに清涼感を与えていました。


宇奈月から帰って翌日は東京へ。北陸新幹線でタマゴサンドなどいただきつつ。しかし行程の半分がトンネル内なのに、車内でLANサービスがないって、いくら各座席にコンセントがついていたって
この時代どうなのよ、って気がしますよね。

JR幹部のITリテラシーがどんなもんかわかってしまいます。もし代表取締役クラスの方が、車内でPCを叩くほどのリテラシーがあれば、即刻改善されているはずです。世界に対してあまりに恥ずかしいから、とっとと改善すべきでしょう。


ハテここは何の空き地だったっけ。大きな施設もなくなってしまうと、モトがなにであったか、忘れられてしまうものです。たとえ銀座6丁目の大百貨店、松坂屋であったとしても。このエリア最大の複合商業ビルに生まれ変わるんだとか。


昼から夕方まで缶詰で続く会議には、事務局の心遣いで毎回、なかなかの弁当が供されます。今回は浅草「今半」のすき焼き弁当で、量は控えめ質は高めのシニア向けで、腹が膨れすぎて会議中に眠くなることもなく。


会議の主題は「魅力の薄れつつあるわれらの業界にいかにして若手の労働力を固定化するか」みたいなことで、全国どの県でもこの問題は深刻化しています。

業界を去った若者たちの主張

・定時に帰れない会社は嫌だ
・土日にきちんと休みが取れない会社は嫌だ
・上司と飲みに行かないといけない会社は嫌だ

幼稚園にでも戻ればいいのに。

長丁場の会議を終えて、某豪華ホテルでの慰労会・懇親会があるのを断り、都内で別の打ち合わせに参加。これは営業上それなりに厳しい会話で、それなりに疲れて東京駅へ。駅地下でちょっぴり贅沢な「シャケ海苔弁」とビールを買って「かがやき」へ。


帰ったのが金曜の夜で、土曜日が地元の政治経済団体様のゴルフコンペで(散々な出来)、さらに翌日は片山津温泉へ。ちょっとほっこりして日曜には金沢経由でご帰宅。


途中下車した金沢駅2Fのスーパー(ここは狭いけど品揃え上質でお気に入り)にて、山中温泉謹製の「ゆがき卵」と「鯖寿司」を購入。インゲンと人参のキンピラ、白菜と豚バラの煮物を添えて晩酌といたしました。まあ外食も楽しいけどねえ、一人のんびりとラグビーなど見ながら、好みのアテでイッパイやるのが、この年になれば極楽なのかもしれません。


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