出張で絶景を鑑賞。銀座「はしご」と男前女子。もう定年なのにどうしてこんなに。

週に2回目の東京なんである。早割で買うと新幹線よりヒコーキの方が安い。会社の営業利益創出のために、涙ぐましい努力ではないか。まあ天気が良くてA席が確保できれば、かような眼福に出会うこともありますし。


これは東京名物の「沢庵丼」というわけではございませんで、とある担々麺とセットになっている「ご飯」「取り放題の沢庵」なのです。この沢庵に妙な引力がありまして。高知県のとあるメーカーが作っている「龍馬たくあん」という製品なのですが、業務用にしか流通していないので、素人が入手するのは相当に手間がかかります。


本体の担々麺がこれ。こちらのサイトで幾百回ご紹介したか数えるのもめんどなくらい。有楽町〜銀座にかけて展開する「支那麺 はしご」のだんだんめんでございます。35年以上は食べ続けているけど飽きないから不思議。ただもう老耄に差し掛かり「半麺・半ライス」じゃないと無理になりました。
私の隣にひとりでスッとひとり座った、ロングヘアで目鼻立ちのすっきりとした美女が、「だんだんめん・大辛。大盛りで」「ご飯つけますか?」「お願いします!」
最後までで見届けてはおりませんが、「ラーメン大好き小泉さん」を彷彿とさせる食べっぷりでありました。最近の女子には男前なのがおりますですねえ。


食後には、気が重い会議を3時間。ポーカーゲームよろしく、おたがいの手札を読みながら、どんな条件で折り合えそうであるか、表情とか動作を探り合う。
会議室フロアからは、皇居が見下ろせて、それはそれで不敬でもあるのだけれど、ひろがつ緑を見ていると、緊張がちょっと和らいでいいですね。


会議の後はお得意先への諸々のご説明を2時間。さらに社内スタッフとの打ち合わせが続き、とても日帰りで戻るのは無理なので、新橋で一泊した。「鳥の介」で絶品の焼鳥を食べつつ、さらにバーへ行ってウィスキーの古酒(1970年台のジョニ赤とか!)を啜りつつ、なんかずっと仕事の話をしていました。
かたや今年10月には定年、かくいう私も来年3月には定年で、そろそろ楽隠居の真似事でもしていたいのだけれど、論を重ねてまだまだ仕事と取り組まなければならないとは、なんとも業の深いことではある。


新幹線の朝飯はライ麦パンのサンドイッチで。業務関連のメールを数本やりとりしたのと、3回ばかり電話に出たことを除いては、ほとんど瞑目しておりました。やっぱり週に2回の出張は疲れますね。


会社に戻ったら戻ったで、なんでこんなに仕事があるねん!とブチ切れそうなほどにいろんな事象が追っかけてくるし。地下のカレースタンドでたった3分の昼飯。


悪いけど残業に繋がりそうなことは全て放棄して、定時に帰宅。ひと休みしてから近所のお好み焼き屋へ。豚玉でビール。仕事のイライラも吹き飛ぶ、大阪人のソウルフードでございますね。

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