抜歯前後に大騒ぎ。弓矢八幡もご照覧あれ。

先週の水曜日つまり平成24年9月12日に抜歯した。上顎の奥歯2本。親知らずが本来の歯の真横に生えていて、いつも虫歯と歯痛のトラブルのもとだったから思い切って処置してしまうことにしたのである。

前夜はお得意様と会食で、まあ飲むわ食うわ歌うわ。この写真は宴が果ててのちに店の片付けに入った桜木町のスナック「アダマス」マスターの後ろ姿。時刻は概ね午前3時だったような。


いかに二日酔いであれ、這ってでも仕事に行くのがジャパニーズビジネスマンである。夕方4時まではきちんと仕事して、4時に歯医者へ。まあ奥歯2本抜くのに1時間たっぷりかかりましたね。かつて歯のあったあたりにはブラックホールのごとき空洞が。

抜いた跡がシクシク痛むし、出血も止まらないし。口の中が気色悪いけど「うがいはあまりせずに血が固まるまで待て」といわれているので我慢するしかないし。結局お夕食は温泉卵をひとつ食べただけ。もちろんお医者様のご指示でこの日は禁酒禁煙。

翌朝は言いつけをきちんと守ったせいか、随分と具合が良くなった。翌日からは何を食べてもいいとのことだったので、お昼は富山駅前の「仔馬」でオムライス。フツーにものが食えるってしあわせだなあって感慨を抱きつつ。


夕方には腫れも引いてきたので、いつも通りに桜木町へ。いつものお店でいつものお酒。口の中に違和感はあるけれど(そりゃ奥歯2本がなくなっているのだから当然)、たちまちのうちに桃源郷へと。


金曜日にはお取引先の大ゴルフコンペがあり、富山カントリーへ。左利きの私にとって左奥歯2本がないということが、こうもスイングの感覚を狂わせるとは思わなかった。ビミョに身体のバランスが違うんである。おかげで前半の神通コースでは50を叩いてしまった。


後半はなんとか奥歯がないなりのバランスをつかんで、あがり2ホールで連続にパーをとって98でホールアウトした。やれやれ。飛び賞でご本人様無料、お連れ様3名をメンバー扱いという割引券を獲得。

15日からの3連休は、実家まわりの用事で関西へ帰郷。姪御様にご奉仕したり。その翌日には新幹線で京都へそして金沢へ。福井までは楽しい汽車旅だったんですけどね。


まあ気を取り直して、アイスクリームでも注入して。サンダーバードの車販ではこのスジャータアイスしかない。相当に濃厚であり、普段じゃ手を伸ばさないタイプのアイスなのだけど、列車の中で喰うとなぜかウマいんだな、これが。


金沢からはクルマで能登半島方面へ。観光じゃなくて仕事なんである。それも世間様にあまり言えない仕事なので、ここで触れるわけにはいかない。

2日間の仕事を終えて、富山に戻る。途中に羽咋の「あら鵜」に寄って遅い昼食。ここはなかなかに志の高い蕎麦屋であって、地元産の蕎麦粉しか使わない。歯ごたえ喉越しともに問題なし。冷たいかけ汁に辛味大根おろし、エビ天2本でとても満足したのである。


漫然と高速を走って帰っても面白くないから、千里浜ドライブウェイでなぎさ沿いに。ここはクルマで走れる日本唯一の砂浜で、家族連れがたくさんきていた。子供たちが波打ち際で海と戯れている。なにしろフェーン現象でこの日は9月も半ばだっちゅうのに37℃もあったのだ。

ドライブウェイをぬけて、名も知らぬ町に迷い込んでしまった。そこいらじゅうに旗や幟がはためいていて、神社の祭礼らしい。

幟に「八幡神社」とあったので、本殿の場所を聞いて参拝をした。八幡様と言えば弓矢の神様。間もなく始まる今年度下期のビジネスウォーズを勝ち抜くために、大いに賽銭をはずんで武運長久を祈念したのである。


そうそう、抜歯した跡は順調に回復しており、今後周辺の細かい虫歯とか根管の治療を続けつつ、ブリッジの製作にはいるとか。歯医者様って、門をくぐるには絶大な決意が必要だけど、通い出すと「よし、徹底的に治してしまえ」と思う。不思議である。


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