解熱鎮痛薬を持ってルビコン川を渡る。

Alea jacta est. ルビコン川を渡れ。賽は投げられたのだ。たまには厳しい判断と決断もしないとね。給料もらってお仕事している以上は。


静岡へ、大阪へ、富山に戻ってまた大阪へ。本州の中西部を往還する日々が続く。まあ忙しい方が深酒もしないし、きちんと3食べるから生活にリズムもできていいのかもしれない。移動時間中に本も読めるしね。


横光利一はかつて「小説の神様」と呼ばれて、戦前戦後の文学青年たちにとって現在の村上春樹に匹敵するほどのアイドルであった。横光がベルリン五輪取材をかねて渡欧し「東と西」を隔てるものをどう感じていかにその後の作品に反映させたか。

丸谷才一なきあとに、当代きっての文芸評論家となった関川夏央の分析を飛行機の中で新幹線の中で、サンダーバードの中で楽しむこととする。移動中には仕事のことはなるべく関わらず、自分への投資とするのが私のモットーなので。


別に持病持ちじゃありませんけどね。イザという時に備えて、万能の解熱鎮痛薬くらいは持ち歩くのです。まあ富山の置き薬ということで酒席での話題にも使えるしね。

ところで静岡では仕事以外に「太平洋クラブ御殿場コース」でのゴルフも入っていて、日本きっての名門コースなのでこれはこれでお楽しみ。

仕事上は悩むことも多かったこの数週間だけど、もはや赤壁を背にして決断はなされたのだ。あとは叡智を尽くすのみ。かえってすがすがしい、今日の朝だったりして。

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