Kindle・出張・熱燗。男の朝飯と東京の大雪。

私はアル中でもあるが活字中毒でもあって、読むべき文字がないと酒精の切れたアル中患者のごとく禁断症状を起こす。だから出張の際など常に幾冊かの本を携行せねばならず、結構な荷物で困っていた。

ここのところamazonを開くとトップページで電子書籍Kindleの広告が延々と入っており、ついふらふらとクリックし購入してしまった。こいつならデバイスひとつに何百冊でも放り込める。wifi環境にあれば手軽に読みたい本をダウンロードできる。


文字や絵を自由に拡大縮小できるし、老眼にして強度の乱視である私にはもってこいのデバイスであることが判明。本日からの足かけ六日間の出張に備えて12冊ばかりをダウンロードしておいた。タブレット端末に比べて軽いし、液晶じゃないから眼が疲れない。これで7980円はどうよ、って感じですね。

iPadとiPhone5にiBooksをインストールしてあるけど、やはり読書専用のデバイスには負けますね。単機能家電の強みです。

アマゾンから送られてきたパッケージも、外見は格好よかったんだけどね。開梱してみるとアップルのパッケージングが持つ精密さとエンタテインメント性がないんだよなあ。

電子デバイスじゃないけれど、我が家にさらに家電が拡充された。「美濃焼酒器つき電気酒燗器」なる横着な商品です。好みの燗加減まで加熱~保温してくれるので、人肌から上熱燗まで自由自在。祖父が好きだった月桂冠のレトロボトルをあっためて。


アテはホウレン草の胡麻よごしと湯豆腐。精進の一夜でございます。しかし熱燗で湯豆腐というのは、本当にこたえられませんな。ああ日本人に生まれけりと愛国心が湧いてまいります。


朝8時に出社して出張の予定だったので、6時から起き出して準備。窓の外はひたすら暗く、雪が断続的に降り積もっている。テレビじゃ東京に大雪の予報が出ただけで大騒ぎしているし。たかが5センチくらいの積雪で騒ぐんじゃねーよ。こちらじゃ30センチは積もらないと「雪」とは言わないからねえ。


まず出陣の前に朝飯。いつもの朝飯。中国海軍フリゲートのロックオン問題と、ほんの少ししか降ってない雪のことでNHKも民放も大騒ぎ。これじゃ諸外国からバカにされるわけだわ。湾岸戦争勃発のとき、私はロンドンにいたけれどBBCの落ち着いた放送ぶりに感銘した覚えがあります。ああ情けなや「コドモの国、ニッポン」。


盛大に早起きして会社に出頭してみれば、合流するはずのスタッフが雪による飛行機の欠航で午後に遅延することに。おかげで午前中の予定がポッカリと。しゃあないからの暇つぶしでございます。sh

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