神様仏様桧山様、宿敵巨人を3タテ! 三浦しをん様の「舟を編む」も快作! だったら仕事にも吉祥を!

連休は仕事とゴルフと大事な来客の対応で終わってしまった。関西の実家に戻ることもかなわず。親不孝をお許しください。おまけに連休が終わるなり出張で東京なのだ。滅多にないほどの五月晴れで、魚津近辺から見る立山のきれいなことと言ったら。


しかしいつもの出張とちがい、翌日の大仕事に備えて車内ではひたすらに提出資料の確認とメモ作りに明け暮れた。東京についても深更まで打ち合わせが続き、新橋にあるなじみのバーでようやくひと息つく。ホテルはSL広場のすぐ近くにある「ホテル新橋三番館」で、部屋も息苦しくないほどに広いし、なにより朝飯に中華粥をセレクトできるのがうれしくて泊まってみた。


そうそう前夜は阪神タイガースが宿敵読売ジャイアンツを、なんと敵地東京ドームで三連破したのである。大仕事を前になんたる吉兆か。こうなると早起きとか早朝からのミーティングも気にならないから、人間ってメンタルな生き物だと思いますよねえ。


富山から当日入りでやってくる主力部隊を迎えに東京駅へ。丸の内側はすっかり観光地になってしまい、旧中央郵便局の屋上からは人々が鈴なりになって駅舎を撮影していた。

この写真の左端のあたりに「東京駅」と記された石板があり、リタイヤ組とおぼしき夫婦連れが幾組も記念撮影をしている。みなさん高い一眼レフを持って、ここを先途とばかりシャッターを切りまくってますね。そんなに撮影しても墓にもっていくわけに行かないでしょうに。


我々は観光客御一行様を尻目にタクシーに分乗して、一路霞が関の官庁街へ。今日のお仕事先は合同庁舎群の一角にある某中央官庁様である。下の写真はその近所で撮影したものでお仕事とは関係ないし、ましてや出頭に来たわけでもありません。しかし国家公安委員会って、きちんと看板掲げて仕事しているんですね。


仕事がすんだらさっさと富山へ。帰路はのんびり本を読もうと、三浦しをんの「舟を編む」を買っておいたのだ。それと、万が一列車が遅れて時間をもてあましたときにそなえてKindleも充電して。

「舟を編む」は売れに売れているし、映画化もされるし、ここでネタバレをさせるわけにいかないから「辞書編纂ラブロマンスコメディ学術小説」とだけ紹介しておこう。上野あたりで読み始めて、越後湯沢経由直江津あたりまで、三時間弱で読了。息もつかずに読み切った感じ。物語展開における時間軸の切り方がうまいんだよね。


富山では宴会ご接待が同時進行していたので、二次会で合流すべくあらかじめ軽い夕食をとっておこうと、越後湯沢駅で購入しておいた「いくらたらこめし」。なんだかサザエさんのキャラみたいなネーミングだな。


中身がピンボケなのは「特急はくたか」がむやみに揺れるせいである。新潟県魚沼郡塩沢産の「自称日本一のコシヒカリ」で作られているんだとか。でもこんなにギシギシにメシをつめこんでしまったらせっかくの銘柄米が台無しじゃありませんか。確かにおいしゅうございましたけど。画竜点睛を欠くの感は否めず。


ご接待は無事上首尾に終わったものの、ほっとして後輩F君と仕上げに入ったスナックに違うお取引先のM部長が完全に出来上がった態でご乱入。お相手しているうちにえらい時間になり、店の人間にまかせて逃走したのだけど久しぶりの二日酔い。

裏の蕎麦屋がなぜか作っている「麻婆ラーメン激辛バージョン」でひと汗かいて、何とか人心地がついたのだった。深酒も激辛もおひさしぶりの体験で、それはそれで楽しいのだけれど。


ところでここんとこ会議残業が続いたから、ものはためしといろんなコーヒーを飲んでみた。まあどいつもこいつも甘ったるいか、ブラックと称するヤツは薄っぺらいかで私には物足りず。中に就いてブランドネームに惹かれて買ったこのスターバックスのエスプレッソなんか、ちょいと苦いコーヒー牛乳でしかなくっておもわず力なく笑ってしまったね。



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