「北陸・東北駅弁ツアー」。東北新幹線E5系グランクラス体験記も。

今回の東北遠征についてはテーマ別にパラグラフして書いてやろうと思っている。日本列島本州の東半分をひたすらJRで移動したから、途中摂取した駅弁の数も只ならず。

スタートは5月12日(日)。まずは富山~大阪へ特急「サンダーバード」の最終で。なにしろ昼間に小杉カントリークラブでワンハーフ27ホールをラウンドして、帰宅して洗濯してからの出発だもんね。スコアは47~48~47で、私にしては上々の出来。


金沢までは車内販売がないので、ゴルフで運動したハラがギュウギュウとうるさいのなんの。車販が来るや否や幕の内とビールを買って、一気に喰ってしまった。昔のテレックス略号でいうところのASAP(AS SOON AS POSSIBLE)であります。平成育ちやまして平成生まれの諸君には、まずわからん言葉だな。


13日の月曜日は大阪できちんと仕事をした。しかしひと段落つくなり、S大先輩に午後4時半からハイボールを飲みに連れていかれました。後は皆さんのご推察におまかせします。

しかし14日は15時過ぎまでに青森へ到着せねばならず(業界の年に一度の大会のため)、東海道新幹線「のぞみ」で東京へ、そこで東北新幹線「はやて/こまち」に乗り換えて。


E5型新幹線の「はやて」「はやぶさ」には「グランクラス」なる特等席があり、ヒコーキのファースクラス並みのサービスを誇っている。美人のトラベルアテンダントが付いていて、飲み物軽食の世話をしてくれる。お飲み物はビールワイン日本酒焼酎ウィスキーと飲み放題のもよう。

私は鉄道ファンであり、新しいものには飛びつく方なのであえて差額を払って乗ってみることにした。

悔しいかぎりだけど、青森到着後にお客様の接遇もしなければならない身なので、アルコールは断念して美味しい緑茶で軽食を頂くことにした。無念でござる。


「和」の軽食。全日空のプレミアムシートで出てくる軽食より充実している。味付けも上品。そりゃあ東京~新青森間のグランクラス料金はグリーンの2倍、1万円だもんな。これくらいのサービスは当然でしょう。しかしこのグランクラス、ひと月前から押さえないと取れないらしい。皆さんお金持っているんですね。


青森で仕事が終わって、滅多に行けないみちのくだからたまりにたまった有休をいただいて、八戸~宮古~松島~石巻~気仙沼と被災地を回ってきた。まだまだ復興にはほど遠いなあ、というのが正直な実感である。そこで見てきたものは、また別途書き記して残しておこうと思う。


18日(土)に気仙沼から一関~仙台を経由して東京へ。19日(日)にまた大阪で仕事なのでとにかくこの日のうちに大阪へ着かねばならず。かなりハードな移動でも、「鉄男」のわたしは疲れはしないけど猛烈に空腹をおぼえてしまった。東京駅サウスコートにある「鉄人の店」にて「鉄人中村孝明の幕の内」1580円を購入。

缶ビール2本と焼酎水割りでご機嫌になりつつ帰阪。


始めて被災地に接して思いを深くしたこともあるし、最後に意外な展開があって自分にも他にもビックリするようなこともあったけれど、まあ良い旅になりました。なんて振り返りつつ翌19日に大阪で仕事を終えて、ざっと10日ぶりに富山に帰りました。各地から送りつけていた洗濯モノの山に囲まれて、吉野家の牛鮭定食でパワーを付けて洗濯三昧。

おまけに20日の午後からはまたしても東京行きだったのですね。出張に出ないときは1ヶ月くらい富山に鎮座ましましていることもあるのに、なぜか続く時は続くんだわ。


午後8時過ぎに越後湯沢で上越新幹線に乗換だったので、「ほくほく弁当」で夕食とした。幾度も食べて慣れ親しんだ味。ビジネス出張の時はあまり冒険と贅沢をしない主義なんで。


ラスト2ケだったせいでしょうか。山菜炊き込みご飯がなかば「おこげ」状態になっていた。微妙に味が濃くなっているところが、うむ、なんだか家庭の味みたいだね。


とんぼ返りで21日は東京から富山へ。上越新幹線に乗る前に東京駅で弁当をゲット。しかしこの2週間と言うものは、駅弁以外にも会議打ち合わせで幾度も弁当が出てきてまるでテレビタレントか選挙前の政治家のようでした。


弁当生活のシメは何と言っても新潟新津の「鮭の焼漬弁当」で、私の知る限りで福井県から西の日本海側で売られている弁当のナンバーワンである。


富山へもどってしまえば、あと2週間は出張の予定なしである。時間をかけて三陸で見聞きしたものを整理しておこうと思う。まあもし先々週に東京で実施したプロポーザルが的中したら、その限りにあらず、また鉄路往復の日々が始まるのでしょうが。

コメント

このブログの人気の投稿

二日酔いに劇的効果(個人の感想です)オロナミンC。一年計画で歯医者へ。麺類は続く。

揺れない富山

牛鮭定食万歳。自宅で吉野家の味を再現。