花粉症にインフルエンザを併発。春のダブルパンチ。

週末に会議やらゴルフやらで大阪へ行っていた。花粉やらPM2.5やらがぎょうさん飛散していたみたいで、鼻水と涙目がとまらず。さらに悪寒までしてなにやら微熱気味。今年の花粉症はちょっと面倒やな〜と思いつつ富山へ戻った。

どうしても悪寒止まらず、熱を測ると36度3分。平熱が35度の低温動物であるわたしには微熱とは言いがたい。鼻水はげしく、こういうときは歌舞伎の先々代中村芝翫丈が鼻風邪対策に愛用していたと伝えられる「ニラショウガぶちこみ豚バラあんかけうどん」に限る。

大概の風邪ならこのうどんと風邪薬で治るんだけどなあ。食べているときこそ暖まったけど、食後いきなり更なる寒気が。


翌朝にはさらに体温上がって37度へ。平熱36.5度の人間なら体感38.5度である。しんどくて動けない。いったいに何ヶ月ぶりになるのかわからんが、ひさしぶりに会社を病欠した。
しかし花粉症の合併症でのどが炎症をおこして発熱しますよと、この日行った耳鼻医はモノの30秒も診察せずに言ってのけたけど。どうも違うんやないかと熱でぼやける頭に疑惑の念がわいてくる。

どんなときでも食欲を失わない強靭な消化器一式を誇りにしているのだけど、さすがに気持ちに不安があるせいか「おじや」くらいにしか食指うごかず。


セカンドオピニオンじゃあないけど、アタマの疑惑をはっきりさせようと熱を押して行きつけの内科へ。体温を測って、鼻の穴に例の棒をグリグリと突っ込まれて。待合室で待つこと数分、診察室に呼び出されるや「お気の毒ですがインフルエンザB型ですね。手遅れかもしれませんがタミフルを出しておきます」と宣告が。熱が完全に下がってプラス1日静養するまで出社は相成らぬとのお達し。

さいわいにしてB型だったので、発熱もこれ以上には上がらないとか。あとはタミフル様のご活躍を祈るだけか。そう開き直るとなんだか身体が楽になった。人間ってホントに気分次第ですよね。

医者の帰途にしっかりとマスクを着用してスーパーとコンビニへ寄った。家の中にある未読本に加えて、熱があっても気楽に時間つぶしができるようにと漫画本漫画雑誌をズズンと購入。


いずれ日にち薬ででも治る病気やんけと覚悟もできて、あと数日は読書三昧にセンバツ見放題かとひらきなおった。そしたら食欲もわいて来ちゃって。刻みうどんにご飯を少々と富山名物「烏賊の黒づくり」をペロリと召し上がってしまった。

一週間ぶんくらいの食料は買い集めて来たけれど、そうかインフルエンザとなれば外食するわけにも行かず、これから幾日かは3食自炊になるのか。一人暮らしにはこの辺が辛いわなあ。


熱があると口中が苦く感じるせいか、ふだん「甘いもんなんか喰えるか」と言い放っているのに、アイスとかプリンとか欲しくなるんですね。


インフルエンザで寝込んで、げっそり痩せて出勤すれば同情なり憐憫なりをかけてもらえそうだけど、頬ふっくらと血色もよく出社したら冷たい眼で見られるんだろうなあ。


コメント

  1. 通りすがりの地元民でございます。
    インフルとのことですが、お薬は効いていますか?
    お料理が上手な方のようなので、お食事には心配なさそうですが
    もし作る気力もない場合には、アイスクリームは役立つと思います。
    あと、買われた本の中に「ブラック・エンジェルス」があったのに驚きました。

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