風が吹けば桶屋が。湖西線とインデアンカレー。天神橋筋商店街「天一更科」の「寿司中華セット」の素晴らしさ。石油埋蔵量と海老フライと。


湖西線に風が吹き荒れると秋の訪れですね。北陸~関西をせわしなく往還する人間としては、仕事の時間をたてるのに、2時間はゆとりを見ておかないといけない季節の到来です。

「強風のため湖西線を閉鎖、北陸本線回りとなりますので、1時間ほど遅延いたします。お急ぎのところ・・・」なる車内アナウンスはこの5年で幾たび耳にしたことか。

とゆーわけでこの日も1時間遅延。水曜日だったので大阪北新地「榊原」の水曜限定カレーを楽しみにしていたのだけれど断念せざるを得ず。堂島地下の「インデアンカレー」でわずか5分間のランチタイムとなってしまった。



夕方までびっしりと(ある種不毛な)会議を済ませて同期入社のF氏T氏とともにのどを湿らせに出た。先般の阪急十三駅火災で全焼した「十三トリス」が北新地に出店しているので、オールドボーイたちが出撃したというわけである。トシのわりに3人とも元気で、あとは何時にホテルへ戻ったのやら。

翌日は午前中に仕事を済ませて、富山へ戻るのにちょいと時間があったから、懐かしの天神橋筋商店街へ。「大阪弁パイロットショップ」などと言う店ができていて驚いた。この商店街も観光地化しているんですねえ。


「天一更科」はこのあたりに住んでいた十数年間にずいぶんと通った店で、これといって凄いメニューがあるわけじゃないのだけど、何を頼んでも普通に美味しいのが気にいっています。「普通に美味い」って作る側は大変なんだろうけど。


大体ほとんどこの組み合わせだな。「和風中華と寿司セット」で、優しい味わいの和風中華が二日酔いの胃にいい感じです。大阪の太巻きと稲荷ずしは、こればかりは大阪でしか味わえない「きちっと義理堅い酢飯の旨み」で、やっぱり故郷の食い物って評点は甘くなるけど、いいもんですねえ。


加齢のせいか最近頭脳活動が不明瞭化しつつあり、学問の神様菅原道真公をまつる「大阪天満宮」を参拝して帰った。しかし100円玉一つで家内安全学力向上商売繁盛一路平安と、山ほど祈願されたんじゃ道真公もたまんないよね。

境内にはお約束のように目付きの悪いネコがいて、しかしフワフワ加減がたまりません。富山まで連れて帰りたい気分を押さえてJR大阪駅へと歩いて帰ったのでした。今日は歩いて帰ろう。


帰りのサンダーバードでは「これを読まずに日本の未来は語れない」とのたまうご本を読んでみた。売り文句の割にさすがに商社マンが書いただけあって、シェールガスをはじめとする各種エネルギーの現状を知る入門書として素晴らしいものがありました。新聞記者ってこういう本を読んでみると、存外に勉強もせずに記事を書いているんですね。


翌日は婦中町のお得意先へ。山の中なので打ち合わせがお昼前後だとここ「ホーライサン」で昼食をとるしかない。エリアシェア100%なのであります。大喰らいの富山県民にあわせてか、とにかく「盛り」が素晴らしい。一番ボリュームが少ないと思しき海老フライ定食でこれですもの。


しかしほどなく上期末。いろいろと課題を残しての期越えだけに、ゆるむことなく戦わねばならない。喰って勝つぞと勇ましく、ガツンと腹に収めてサラリーマンとしての戦いの場におもむいたのでありました。次回からはさすがに10月度の記録といたします。

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